

若手社員研修とは
若手社員研修とは、業務の基本を身につけた若手社員が、次のステップへ進むために必要な「意識・スキル・行動」を育むことを目的に設計された研修プログラムのことを指します。新入社員研修がビジネスマナーや業務の流れなど、社会人としての基礎づくりに重点を置くのに対し、若手社員研修は、入社1〜5年目を対象に、実務経験を通じて培った気づきや課題意識をもとに、主体性やチームでの連携力といったより実践的なテーマに取り組みます。
また、中堅社員研修では、組織の中核としての役割遂行や後輩指導など、マネジメント視点やリーダーシップの発揮が求められます。若手社員研修は、こうした中堅社員への移行期にあたる「受け身から自走への移行」を支援する役割を担い、新入社員と中堅社員の橋渡しとなる重要な育成フェーズです。若手社員研修は、企業にとっても将来の中堅・リーダー層を支える基盤づくりの施策といえるでしょう。
リクルートマネジメントソリューションズの若手社員研修では、役割認識理解や自律的な業務遂行スキル向上など、役割ステージと目的に合わせたサービスメニューを体系立ててご用意しています。
若手社員研修コース一覧
若手社員研修 おすすめラインアップ
若手社員の役割認識
入社から一定期間が経ち、社会人としての基礎を身に着けた若手社員には、「指示を受けて動く」段階から、「自ら状況を判断し、主体的に行動する」段階への成長が期待されています。また、後輩やチームメンバーとの関わりが増える中で、自らの経験を活かして周囲をサポートする姿勢も組織の中で重要な役割となってきます。しかし、業務の複雑化や多忙な日々の中で、自分の強みや課題、組織内での立ち位置を見直す機会は意外と少ないものです。そうした背景を踏まえ、若手社員向けの研修やフォローアップの場は、自身の役割認識を深め、今後のキャリアの方向性を考えるための貴重なきっかけとなります。
若手社員向け階層別研修
セルフリーダーシップを学び、よりよい状況を自分でつくる
- 自分と異なる点を取り入れ仕事の幅を広げることができる
- ものの見方の特徴に気づき、躓きやすい状況で行動を切り換える力を身に着ける
- 自分らしさを生かす可能性に気づき、前に進むエネルギーとする術を養う
本研修では、若手社員がセルフリーダーシップを発揮し、主体的に行動することで、自律成長、周囲との信頼関係の構築、仕事の成果・やりがいを自らつくり出す力を養います
中堅社員への意識転換を促す
- 若手社員が主体的に行動し、早期に一人前として活躍できる
- 周囲の期待を改めて認識し、前向きな姿勢で業務に取り組めるようになる
- 自己理解を深め、不安や焦りと向き合い、将来への具体的な成長ビジョンを描く
本研修では、360度サーベイを活用し若手社員が自身の強みや課題を多面的に捉え直し、周囲からの期待を受け止めながら主体的に成長していくための具体的な手がかりを提供します
短時間×複数回開催の分散型オンラインセッション
若手の中にある潜在化している意欲を引き出しつつ、若手自身で目の前の問題を乗り越える原則獲得と実践課題の意思決定を繰り返す分散型オンライン研修
自律的に成長する為の自分軸を定める研修
- 「若手には、目の前の仕事に集中して、一生懸命にやっていってもらいたい。」 そう若手に願う気持ちとは裏腹に、若手を見れば“挑戦を躊躇する”“目の前の仕事に只々振り回されている”“仕事をこなせるのは良いがつまらなそう…”“飽きている、マンネリ” 現実の環境変化は激しく、複雑。そうなるのも仕方ない側面もあるが、何とかならないものか。
- これまで良い経験を積んできたはずなのに、若手が自信を持てていない。成長実感がないと悩む若手が目立つ。
- かつてのような、通り一辺倒の教育や、OJTでは限界を感じる。正解がないのが現実の仕事であるからこそ、若手自身が、自分で自分の力を引き出し、目の前の現実・問題・課題を突破していく力を身につけてもらいたい。
仕事の幅・質・量の変化に直面する若手・中堅社員が、どんな状況でも「仕事の成果」と「自分のキャリア」を一歩一歩ステップアップさせていくために必要な原則とポイントを学びます。
周囲からの期待を知り、意識・行動変革を促す
- 自己理解や自己分析の重要性に気づくことができる
- 自分の強みや課題を可視化し、じっくり向き合うことで一皮剝ける経験ができる
- 日常の行動や考え方を見つめ直し、今後のキャリア形成に活かせる素地を養う
本研修では、360度サーベイを活用して他者からの視点を知り、新人・若手社員に求められるメンバーシップ(役割行動)を主体的に発揮していくための行動指針をつかみます
入社後の壁を理解し、早期の適応・戦力化を促す
- 中途入社者自身が抱えている不安や悩みを整理できる
- 自身のキャリアやモチベーションを振り返り、新たな職場での戦力化やキャリアのイメージを描くことができる
- 中途入社同期と交流することで、社内での横のつながりをつくる
本研修では、中途入社者が入社1年以内に出会う3つの壁と6つの症状を理解し、どう取り組むかを考えることで、新しい組織や環境における悩みや不安を解消し、早期に職場へ適応、戦力化するためのプロセスを学びます
若手社員のスキル開発
若手社員には、基礎的な業務スキルに加えて、仕事の質や効率を高めるための実践的なスキルが求められ始めます。また、日々の仕事を通じて得た知識や経験を整理し、上司やチームに共有するなど、基本的なアウトプット力も重要になります。こうしたスキルを育てるには、OJTに加えて、自分の業務を振り返る機会や、実務に即した演習を通じた学び直しの場が有効です。若手社員の自律的な成長を支援するには、本人の経験レベルに合った段階的な育成プログラムを整えることが鍵となります。
若手社員の考えるスキル
- Excel(R)を使って作業効率をもっと上げてほしい
- 数的根拠を持って、説得力のある資料を作成してほしい
- データを、適切なグラフや図表でわかりやすく表現できる力を習得してほしい
ビジネススキルの1つ「Microsoft(R) Excel(R)」の関数の基礎を学びます。
また、ビジネスで生かすために、数字の使い方・考え方まで身につけることができます。
- 数字に対する苦手意識を克服させて、ビジネスに必要な基本知識を身につけさせたい
- 短時間でデータを正しく読み取り、わかりやすく表現できる力を習得させたい
- 正しくデータを読み取って、ビジネスシーンで適切な意思決定をできるようにしたい
数字の使い方や統計の基本的な見方を学ぶことで、課題解決を進める上で必要となる「ビジネス数字力」を習得します。
- 視野が狭くなったり、発想が乏しくなったりしている状況を脱してほしい
- これまでの分析的思考や既存の枠組みに捉われず、柔軟な発想で企画立案してほしい
- 様々な物事や視点から情報をつかむ力を身につけてほしい
既存の枠に捉われない企画・アイデアを生み出すための、「情報収集」と「企画立案」の型を習得します。
相手の納得を導くための論理的思考を養う
- 複雑な課題や情報を整理し、論理的に考えをまとめられるようになる
- 相手の立場を意識した、ビジネス文書やプレゼン資料を作成することができる
- 相手が納得できるシナリオを構築し、論理的に伝えられるようになる
本研修は、ロジカルシンキングに必要な「思考法」と「ツール」を活用し、問題解決や他者とのコミュニケーションの土台として必要となる論理的思考を習得します
- 読書を通して発想力や思考力を高めたい
- 読書は苦手だが、情報インプットの必要性を感じている
- 本を読む時間がなかなか取れないが、読書の質を高めたい
物事を深く思考し、自らの考えを組み立てるための「手段」としての読書法を学びます。
WEB+集合研修で学ぶ
- 慣れた業務は問題なくこなしているが、上司からの指示以上の仕事にも対応できるようになってほしい
- すぐに対策に飛びつくのではなく、問題の所在や原因を踏まえて、効果的な打ち手を考えられるようになってほしい
- 論理思考を押さえた上で、問題解決の基礎を習得することで、仕事の効率化を図りたい
問題を特定し、原因を究明し、対策を立案する問題解決の基本手順を習得します。
WEB+集合研修で学ぶ
- 問題解決のプロセスと実現ポイントを効率的に学びたい
- 問題解決の手順や考え方の必要性を再認識し、着実に取り組むめるようになってほしい
- 打ち手は考えられるが、そもそも、その問題に取り組むべきかの検討が弱い
自分の業務課題を題材にしながら、効率よく問題解決を図るための実践スキルを磨きます
6つの視点で自分の仕事を捉えなおす
- 中堅社員として現状に満足せず、もう1レベル高い視点で、自ら考えて仕事をしてほしい
- 自分の仕事だけでなく、事業全体をとらえた動きができるようになる
- 目的意識や未来志向を身に付けて、自ら問題提起や新しいやり方を試すようになる
本研修では自分の仕事を題材に、「ジョブクラフティング=仕事のデザイン」の視点でその意味・価値を捉えなおし、変化の時代に必要な視野の広い「ものの見方・とらえ方」を身につけます
若手社員の実行するスキル
顧客価値を起点としたマーケティング思考を身につける
- STP分析やターゲティングなど、マーケティングに必要なフレームを実践的に学ぶ
- 顧客視点を持って戦略立案や商品企画ができるようになる
- ビジネスの基本となるマーケティング思考を会社全体で浸透させる
本研修では、マーケティング=「売れ続ける仕組みづくり」に必要なフレームを学び、顧客価値を起点としたマーケティング思考力を磨きます
WEB+1日集合研修で学ぶ
- 集めてきた情報を1枚の文書にきれいにまとめるスキルを身につけてほしい
- 長文で何を主張したいのか分からないような文書しか書けないので、ライティングスキルを高めさせたい
- 会議の内容をまとめられず、議事録作成に苦手意識があるので払拭してもらいたい
情報を整理し、分かりやすい文を作成するために必要な「書く」スキルを習得します。
- 敬語の使い方、ビジネス上の慣用句などを学んでほしい
- メールを含めたビジネス文書の基本を学んでほしい
- 文書やメールを書くのに時間がかかっている状況を改善したい
読み手に負担をかけない、理論的でわかりやすいビジネス文書作成のポイントを1日で学ぶ研修です。
若手社員の人を動かすスキル
社会人としての基本を一日で学ぶ
- 電話応対や名刺交換などを実践し、職場で自信を持って対応できるようになる
- 報連相がなぜ必要なのかを理解し、社内外で信頼されるコミュニケーションを取れるようになる
- 営業担当異動者が社外で通用するマナーを身につける
本研修では、社会人として信頼を得られるコミュニケーションを行うための「ビジネスマナー」と「仕事の基本」について目的と意義を理解し、実践を通じて体得します
相手の納得と信頼を得るための対話力を鍛える
- 相手と信頼関係をすばやく築くコミュニケーションスキルを身につける
- コミュニケーションの目的を明確にし、目的に沿った対話を展開できるようになる
- 相手の立場を理解し、会話が独りよがりにならないように意識を持つ
本研修では、ビジネスにおける「聴く力」「訊く力」「伝える力」の3つのスキルを活用し、相手や状況に応じた効果的な「対話力」を身につけます
相手に伝わる
- 情報を分かりやすく整理し、的確な会話ができるようになってほしい
- 役割や立場、考え方の違う人に対しても、自分の考えを論理的かつ円滑に伝えられるようになってほしい
- 相手を惹きつけ、説得力のある話し方を習得してほしい
ビジネスコミュニケーションの基本である、「論理的にまとめ、簡潔にわかりやすく伝える」技術を、豊富な演習を通じて実践的に学びます。
実践的な対人スキルを習得し、円滑なコミュニケーションを実現する
- 柔軟な対応力を養い、社内外で多様なタイプの相手に応じたコミュニケーションが実現できる
- 自己理解と他者理解を深めることで、より良い人間関係を構築する
- 上司・部下・同僚間のコミュニケーションを円滑に進め、状況や相手に応じた働きかけができるようになる
本研修では、WEB学習・集合型研修・職場での実践を組み合わせ、自己理解と他者理解を深めながら、対人スキルの鍵となる「対応性」を高めます
職場でのフィードバック力・対人感受性を強化する
- 傾聴力を高め、部下や同僚とより円滑にコミュニケーションできるようにする
- 目的や場面に応じた、わかりやすく効果的な伝え方を身につける
- 会議やディスカッションをスムーズに運営するためのファシリテーション力をつける
本研修は、ヒューマンスキルの土台となる「きく」「はなす」「みる」の3つを通して、相手の本音や気持ち汲み取る力、効果的に伝える力、状況を正確に読み取る観察力を総合的に磨きます
アサーティブなコミュニケーションについて理解を深め、お互いに意見や要望を率直に話し合えるようなコミュニケーションスキルを身につけます。
生産性を高め、成功させるための
- 生産性の高い会議を実現するために、会議運営スキルを高めてほしい
- 会議で出た意見をきちんとまとめ、結論に導けるようにしたい
- 会議に参加する社員が、モチベーション高く、目的意識を持って会議に臨むようになってほしい
会議の生産性を高め、成功へ導くための会議運営スキルを習得します。
相手に分かりやすく伝える実践的なスキルを習得する
- 言葉の選び方や話し方の癖、緊張をコントロールし、自信を持って伝えられるようになる
- 相手の立場やニーズを考慮した、効果的なプレゼンテーションスキルが身につく
- 論理的な話の構成やシナリオ作成のスキルが身につき、説得力のある伝え方ができるようになる
本研修では、プレゼンテーションに必要な「3つのスキル」を理解し、相手の納得を引き出す自信とスキルを身につけます
WEB+集合研修で学ぶ
- 主張としてわかりやすく、納得できる内容を構築できるようになってほしい
- 見た目だけにこだわったスライドではなく、メッセージが伝わるスライド作成のセオリーを学ばせたい
- 資料の棒読みから脱却し、相手に伝えたいメッセージが届くプレゼンテーションを身につけさせたい
すぐに使える「見せるプレゼンテーション資料の作り方」と「わかりやすく説明するコツ」を身につけることができます。
専門知識・スキル
- コンプライアンスに対する感度を高め、具体的な考え方や知識を身につけさせたい
- 企業経営におけるコンプライアンスリスクを正しく理解し、管理職として適切な判断基準を身につけてほしい
- 適切なセルフケアスキルを身につけ、社員に心身共に健康に働いて欲しい
企業で発生しうる不祥事、コンプライアンス問題、メンタルヘルス問題、ハラスメント問題を事前に察知し、適切に判断・対応できるスキルを身につけます。
- ボキャブラリーや文法に頼らずとも、英語でコミュニケーションを図りたい
- 外国人とコミュニケーションをとる時の気おくれや遠慮をなくしたい
- 英語自体への抵抗感が強い社員が多いため、まずは抵抗感をなくし、英語学習への意欲を喚起したい
「使用頻度の高い1700語」と「シンプルな文法」を通して意思疎通を図るシンプル・イングリッシュを身につける
- ビジネスパーソンとして最低限知っておくべき会計の基礎知識を身につけさせたい
- 企業会計の仕組みや財務3表の構造・科目の意味を知っておいてほしい
- 自社の決算公告や世の中の決算関連の記事に関心を持ってほしい
財務3表の読み方などビジネスパーソンに必要な会計基礎知識を身につけます。
- 企業会計の全体像や財務3表の関係をしっかり理解してほしい
- 競合や取引先、顧客の財務諸表から経営状況を読みとれるようになってほしい
- 収益やコストをより意識したマネジメントをできるようになってほしい
管理者に求められる実践的な会計知識・活用スキルを身につけます。
マネジメントゲームを用いた
- ビジネスパーソンの常識として、B/S、P/L、の基本を学ばせたい
- 利益を出すための計数マネジメント手法や戦略思考を身につけてほしい
- 経営全体像を理解することで、取引先である企業経営者との会話に役立ててほしい
ビジネスゲームの体験を通じて、B/S、P/Lの理解と計数マネジメントの基本を身につけます
顧客心理にあわせた商談を実現する
- お客様の心理状態を理解し、心理に応じて商談を進める力を養う
- 商談の初期段階において、お客様とラポール(信頼関係)を構築し、お客様を動機づけることができる
- 質問・共感のスキルを駆使して、お客様の現状や「ありたい姿」を明確にし、背景や潜在ニーズを深く掘り下げる力をつける
本研修では、営業担当がお客様本位で商談を進め、お客様との信頼関係を構築するスキルを学びます。営業プロセス、商談を体系化して実践ロールプレイングを繰り返し行うことで、商談スキルの向上と自信をつける機会とします
ソーシャル・スタイルを学び、対応力を高める
- あらゆるタイプの顧客と信頼関係を構築し、円滑に対応できるスキルを身につける
- 苦手意識を持つ顧客とも良好な関係性を築けるようになる
- 社内外でのコミュニケーションをスムーズにし、対人対応のストレスをなくす
本研修では、自分と相手のコミュニケーションスタイルの特性を理解し、効果的なコミュニケーション方法を実践的に学びます。多様な人々と信頼関係を築き、円滑なコミュニケーションを促進するスキルを習得できます
WIN-WINの関係を実現する
- 交渉することに苦手意識を持たず臨めるようになる
- 交渉の場面で自分の提案を主張するだけでなく、WIN-WINの関係に繋がる会話ができるようになる
- 「駆け引きにより、相手をうまく丸め込む」のではなく、相手方と自分方がともに満足できる着地点を見出す力を身につける
本研修では、ビジネスの場面で相手との関係性を損ねずに、WIN-WINの関係で交渉を行うために必要な原則を学習します
重要商談を成功に導くシナリオを描く
- 商談を進める上で、購買関係者やキーパーソンを適切に選定し、アプローチできるようになる
- 決定権者(キーパーソン)と効果的に関係構築を行うための方法論を確立する
- 商談を分解・分析し、適切な営業戦略を導き出すスキルを身につける
本研修では、法人営業における戦略的な計画立案と商談分析のスキルを体系的に習得します。顧客ニーズを深掘り、購買関係者を正確に把握、そして効果的な営業戦略の策定を実現できる人材を育成します
E-ラーニング
プレセナ・ラーニングシステム
- 実施対象が多く、集合研修だと費用がかかるが(数百名規模など)予算内に収めたい
- 遠隔地勤務者や時短勤務者など集合研修の参加ができない対象者にも学ばせたい
- 新人研修期間や、中途入社者向けの自主学習として利用したい
集合研修に匹敵するレベルで「考え抜かせる」ラーニングシステム(E-learning)を通じ、ビジネススキルの基本や組織・事業牽引者に必要な事業視点を効果的に学びます
若手社員のキャリア開発
キャリア自律が求められる現代において、若手社員も自らのキャリアを主体的に考え、行動に移す力が求められています。入社から一定の経験を積んだ若手社員は、業務に慣れる一方で「このままでよいのか」「自分に合った方向性は何か」といったモヤモヤを抱えやすい時期でもあります。また、配属先や業務の中で感じる違和感やギャップが、キャリアの不安につながることもあります。こうした段階でのキャリア開発支援には、自身の経験を棚卸しし、仕事の中にやりがいや強みを見いだす機会を設けることが有効です。若手社員向けのキャリア研修では、目先の選択にとらわれず、長期的な視点で「どのように働きたいか」「どのような価値を提供できるか」といった問いに向き合うことを支援します。早い段階で内省と対話の機会を持つことが、自律的なキャリア形成と組織への定着の双方につながります。
キャリア志向調査(R−CAP)は、自己を理解し、今後のキャリアを描くための総合キャリア診断です。興味・価値観・志向・強みなど7つの指標で分析し、個人のキャリアデザインを支援します。
キャリア形成に向けた主体的な行動を引き出す
- 狭い範囲で決めようとせず、キャリアに対する考え方や視野を広げることができる
- 日々の仕事をキャリア発展の機会と捉え、モチベーションを高めることができる
- 若手社員の仕事や職場に対するエンゲージンメントを高める
本研修は、今日の若手社員のキャリア発達課題にフォーカスし、フォアキャスティングアプローチで現在の環境の中に機会を見つけ、キャリア形成に向けた主体的な行動を引き出します
従業員のキャリア自律を支援する
- 各年代層それぞれの環境や課題に応じたキャリア開発ができるようになる
- 自律的にキャリアを形成する思考が身につき、仕事や能力開発への意欲が高まる
- 組織内で自身の能力を最大限に発揮しながら成長できるよう、複数のキャリアプランを描けるようになる
本研修は、変化が常態化する環境の中で、自律的にキャリア開発を進めるための方法論を学ぶキャリア研修です。自身のこれまでを振り返りながら、今後の方向性を考えるキャリアデザインに取り組む機会を提供します
若手社員向け3時間コース 研修一覧
忙しいビジネスパーソンの方々にも、ポイントを絞って短時間で手軽に受講いただける3時間研修コースを提供しています。定番のビジネススキルから、変化の時代に求められるクリエイティブなスキルや思考法など、100以上の研修コースから受講者が受けたいテーマ・日時を選んでいただけます。
階層別マインドセット・知識
段取り・計画
コミュニケーション
企画・発想
論理思考
ITリテラシー(PC・DX)
問題解決
プレゼンテーション
生産性向上・タイムマネジメント
ダイバーシティ&インクルージョン
英語
営業・マーケティング
財務・会計
ビジネス文書・資料作成
人材育成
リベラルアーツ・教養
リーダーシップ
若手社員研修の導入事例/
お客様の声
当社の若手社員研修は多くの企業で導入いただき、スキル向上や組織の活性化をご支援しています。
実際に研修を導入された企業の具体的な導入事例や、受講者のリアルな声をご紹介します。
若手社員研修の導入事例
お客様の声
- 組織への貢献の仕方を探して、小さなことでも、自発的にやってみようと思った
- 最初は、この忙しい時に研修なんてと思っていたが、同期の助けもあって、自分の強みや行動特徴、問題などが発見でき、有意義だった
- 自分の長所や短所が明確になり、上司・同僚から見た自分を改めて理解するとともに、期待されていることも分かり、元気になれた
若手社員研修の目的

期待される役割を再認識し、自律的な行動を促す
若手社員にとって、自分に求められている役割を再確認することは、自律的に行動するための出発点となります。業務に慣れてきたこの時期に、あらためて周囲からの期待を受け止め直すことで、行動に対する意識が変わっていくことが期待できます。研修では、自己理解を深めながら、自分の役割を主体的に捉える視点を育むことが重視されます。こうした働きかけにより、日々の業務に前向きに取り組む姿勢が自然と定着しやすくなります。
セルフリーダーシップを学び、よりよい状況を自分でつくる若手社員研修
ビジネススキルを習得し、早期に活躍できる力を育てる
現場で求められる成果を出していくには、実務に直結したスキルが必要です。若手社員研修では、ロジカルシンキングや文書作成、数値理解やビジネスマナーといった、汎用性の高いスキルを体系的に学びます。こうした学びを通じて、基本的な業務処理力を高めるだけでなく、相手に伝える力や状況に応じた判断力も養われます。早い段階でこうした力を身につけることが、現場での自信にもつながりやすくなります。
相手の納得を導くための論理的思考を養うロジカルシンキング研修
相手に伝わるビジネス文書作成研修
ビジネス数字力強化研修
社会人としての基本を一日で学ぶ信頼を高めるビジネスマナー研修
意識・行動変革を促し、円滑なコミュニケーションを実現する
若手社員には、スキルの習得に加えて、他者と協働する力も求められます。円滑なコミュニケーションは、職場全体の信頼関係の基盤となり、業務の質を高める要素にもなります。研修では、相手の立場を理解しながら適切に伝える力や、場面や目的に応じた対応のあり方などを実践的に学びます。こうした気づきの積み重ねが、対話力を磨き、チームや組織のなかでの連携をよりスムーズにしていくことが期待されます。
相手の納得と信頼を得るための対話力を鍛えるビジネスコミュニケーション研修
帰属意識を高め、若手社員の定着を促す
若手社員が長く活躍するためには、「自分がこの組織の一員である」という実感を持てることが大切です。研修では、企業理念やキャリアビジョンに触れる機会を通じて、組織とのつながりを考えるきっかけをつくります。また、研修で学んだスキルを日常業務に生かし、成果を上げることで「自分は成長している」と実感できるようになります。
こうした「自信を持って仕事に取り組めているという感覚」や小さな成功体験が積み重なることで、仕事へのやりがいや自信が高まり、さらに学びを深めたいという前向きな意欲にもつながりやすくなります。これらの要素が組み合わさることで、自然と職場への定着意識が育まれていきます。
若手社員に目指してほしい姿
その役割を果たすために必要なスキルやマインドを、各種研修を通じて育成する仕組みづくりが求められます。以下では、それぞれの役割と関連する育成テーマを整理し、実際の研修とどのように結びつけるかを具体的に紹介します。

組織のなかで前向きに行動する自律的な人材
若手社員が自律的に仕事へ取り組めるようになるためには、「組織のなかで前向きに行動する自律的な人材」という役割を果たすことが求められます。そのためには、自己の感情や行動をコントロールしながら、周囲と連携して価値を生み出すセルフリーダーシップの素養が不可欠です。
自分の強みや考えを生かしながら「自分らしく動ける」ようになることは、仕事への前向きな姿勢や主体性にもつながります。こうした力は、折れない心や自律的な判断力、課題解決力といった要素を含み、研修を通じて段階的に育成していくことが期待できます。自ら動ける若手が増えることは、企業全体の自走力向上や現場の活性化にもつながります。
セルフリーダーシップを学び、よりよい状況を自分でつくる若手社員研修
相手視点を持ち、円滑な関係を築く役割
他者と円滑に連携するためのコミュニケーション力を高めるには、「相手の立場を理解し、関係構築を支える役割」を果たすことが必要です。この役割を担うには、単に話す・聞くといった技術だけでなく、状況や相手に応じた柔軟な対応力や配慮の視点が求められます。
研修では、ロジカルに伝える力や傾聴力、非言語コミュニケーションなどを体系的に学ぶことで、周囲と信頼関係を築くベースを強化します。信頼される若手社員は、社内外との連携や顧客対応においても組織の要となります。
相手の納得と信頼を得るための対話力を鍛えるビジネスコミュニケーション研修
チームの一員として責任を果たす存在
若手社員が中長期的に活躍するためには、「チームの一員として責任を持ち、成果に貢献する存在」としての役割を担うことが求められます。この役割を果たすには、自分の業務範囲を理解したうえで、チーム全体の視点を持ち、協力・連携を意識した行動が必要です。例えば、報連相の徹底や積極的な情報共有、チームメンバーへの配慮など、小さな行動の積み重ねがチームの信頼につながります。
研修では、仕事の設計力や課題設定力、論理的な思考力などを高めるプログラムを通じて、主体的に貢献する意識と行動を育成します。
周囲からの期待を知り、意識・行動変革を促す360度サーベイを活用した若手社員研修
若手社員研修を行う際のポイント
また、研修の成果を可視化し、次の育成施策や業務の改善に生かしていくことも欠かせません。新入社員研修や中堅社員研修とは異なり、若手社員研修では、主体性の発揮や周囲との協働力といった複数のテーマが求められるため、設計段階での丁寧な検討が成果につながりやすくなります。

研修の目的と若手社員に求める姿を明確にする
「目指す姿」が不明確なままだと、研修の設計や評価指標も曖昧になり、実施後の振り返りにもつながりにくくなります。例えば、「早期に自律的に行動できる人材を育成したい」「チームを意識し、貢献できる若手を増やしたい」といった明確な期待像をもとに、必要なスキルや意識の変化を具体化しておくことで、内容の選定や伝え方も精度が高まります。
段階的なステップで育成を設計する
若手社員は年次や経験によって、成長のスピードや課題が異なります。入社初期には、基本的なビジネスマナーや業務の進め方を学び、実務を通じて経験を積むことで、振り返り力や自律的な行動の基礎を育みます。こうした新入社員研修の段階を経て、若手社員には次の成長フェーズが求められます。
2〜3年目には、与えられた業務をこなすだけでなく、自ら課題を捉え、主体性を発揮することが求められるようになります。4〜5年目になると、個人の成果に加えてチーム全体に目を向け、周囲と連携しながら成果にこだわる姿勢が求められる場面も増えていきます。
このように、成長段階に応じた期待値を設定し、それに合わせた育成計画を設計することで、社員一人ひとりに合った学びと挑戦の機会を提供できます。また、若手から中堅への移行期にふさわしいテーマ設定を行うことで、キャリアの先を見据えた意欲の醸成にもつながり、結果として組織への定着や自律的成長の促進が図られやすくなります。
研修後のフォローで成長と定着を支援する
研修が一過性のものにならないよう、終了後のフォロー体制もあらかじめ設計しておくことが重要です。例えば、学んだ内容を業務にどう生かしたかを上司と振り返る場を設けたり、本人のキャリア自律を支援する面談やフィードバックの仕組みを整備したりすることで、学びの定着と実践につながりやすくなります。こうしたフォローを通じて、やりがいの実感や安心感が生まれることで、長く働き続けられる環境づくりに貢献することが期待されます。
研修の効果を可視化し、次の施策につなげる
研修の成果を「見える化」することは、その後の改善や他施策との連動において欠かせない視点です。その際のフレームとして、個人の成長を10の役割ステージに分けて捉える「トランジション・デザイン・モデル」や、企業の成長を段階的に整理する「組織発展モデル」といった考え方が活用できます。例えば、受講者が研修を通じてどのような行動変容を示したか、期待される役割を担えるようになったかを振り返ることで、単なる知識習得にとどまらない成長の度合いを測ることが可能です。
定量・定性の両面から評価指標を設定し、必要に応じて上司のフィードバックや360度評価などを取り入れることで、より実態に即した研修設計や継続施策につながります。加えて、こうした評価プロセスの設計や実行には、外部の専門機関や研修パートナーの支援を活用することも有効な手段といえます。
若手社員の役割認識
しかし、業務の複雑化や多忙な日々のなかで、自分の強みや課題、組織内での立ち位置を見直す機会は意外と少ないものです。そうした背景を踏まえ、若手社員向けの研修やフォローアップの場は、自身の役割認識を深め、今後のキャリアの方向性を考えるための貴重なきっかけとなります。

若手社員のスキル開発
こうしたスキルを育てるには、OJTに加えて、自分の業務を振り返る機会や、実務に即した演習を通じた学び直しの場が有効です。若手社員の自律的な成長を支援するには、本人の経験レベルに合った段階的な育成プログラムを整えることが鍵となります。

若手社員のキャリア開発
こうした段階でのキャリア開発支援には、自身の経験を棚卸しし、仕事の中にやりがいや強みを見いだす機会を設けることが有効です。若手社員向けのキャリア研修では、目先の選択にとらわれず、長期的な視点で「どのように働きたいか」「どのような価値を提供できるか」といった問いに向き合うことを支援します。早い段階で内省と対話の機会を持つことが、自律的なキャリア形成と組織への定着の双方につながります。

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若手社員研修・育成 参考コラム
若手社員の育成やマネジメントに役立つ知識や最新のトレンドをコラム形式でご紹介します。
育成担当者が押さえておきたいポイントや、企業の成功事例など、現場で活かせるヒントが満載です。
若手社員の育成で知っておきたい用語集
若手社員の育成を効果的に進めるために、押さえておきたい重要な用語をまとめました。
育成計画の策定や指導の際に役立つ専門用語やトレンドワードを分かりやすく解説しています。
若手社員研修について
よくあるご質問
適宜、商品紹介セミナーを実施しております。詳細は、本HP内「無料セミナー」をご覧ください。
私たちが提供するトレーニングは、企業の様々な職種・役職・階層に対応し、プログラムの内容も多岐にわたっています。プログラムに共通しているのは、学んだ内容を職場での実践へつなげるための品質の追求です。科学的に設計されたプログラムを通じて、経験豊富で高い専門性を持ったトレーナーが受講者の成長と実践を後押しします。また、ソリューションプランナーが貴社の現状と課題を伺いして最適な研修プランをご提案いたします。詳細についてはこちらからお問い合わせください。
リクルートマネジメントソリューションズでは、さまざまな企業規模や階層に対応した研修プログラムをご用意しています。ケース学習やグループワークを取り入れた実践的な内容で、受講者が現場で役立つスキルを身につけられるよう工夫されています。また、受講後のアンケートでは「学びやすく、実務に活かしやすい」との声を多くいただいています。プログラムは階層別や対象者のレベルに応じて、基礎編から応用編まで幅広く対応しており、育成ニーズに合った研修を見つけることが可能です。
はい、中小企業や中堅企業が抱えがちな課題に対応するための専門的なソリューションをご提供しております。専任のソリューションプランナーが、企業のニーズに合わせた最適なプランを設計いたします。まずはお気軽にご相談ください。詳細はこちらからご確認いただけます。
はい、初めてのご利用でも安心していただけるよう、担当がサポートさせていただきます。また、サービスの詳細や利用方法についても丁寧にご案内いたします。まずは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
15,000円/名(税抜)~の公開型研修や多面評価などのサーベイについては各コースの受講料や基本料金をWEBサイトに記載していますのでご参照ください。その他のサービスについては、ご提供するサービスや受講人数により費用が異なりますので、お気軽にこちらからお問い合わせください。お見積りを作成いたします。
講師派遣型研修は、貴社でご用意いただく会場にトレーナーが出向き、研修を実施する形式です。また、貴社の現状や課題に合わせた研修プランを専任のソリューションプランナーがご提案します。オフラインはもちろん、オンラインでの実施にも対応しています。
公開型研修サービス「リクルートマネジメントスクール」は、1名から受講可能で、少人数でも参加できるため、対象者が少ない場合でも教育機会を提供できます。他社の受講者と一緒に研修を受けるため異業種交流による学びや気づきを重視される場合にもおすすめです。定期的に開催されるプログラムが多く、参加者は自社の都合に合わせて柔軟に受講できます。リクルートマネジメントスクールの詳細はこちらをご覧ください。
可能です。弊社では、貴社の課題や業務特性、受講対象者のニーズに応じて、研修やサービス内容をカスタマイズすることができます。詳細は担当者までお問い合わせください。
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