昨今、中小企業・中堅企業の人事ご担当者のみなさまから「人材育成」のご相談を多くいただきます。
採用や労務、総務といった教育以外の複数の業務を担う人事ご担当者の方が多く、多忙を極めるなかで、一つひとつの業務にじっくり時間を割けないこともあります。
そのなかで、人材育成の方針策定を人事が任されることもあり、経営と合意を得ることに責任や難しさを感じることも中小・中堅企業ならではのお悩みです。
弊社ではそのような「人材育成」全般へのお悩みを解決するために、企画段階から一緒に検討するご支援を実施しています。
中小企業・中堅企業における人材育成のむずかしさには理由があります。
例えば、事業拡大に伴う急な人員増加により管理職層のマネジメントが自己流になってしまった。また、組織が拡大するなかで創業当初の事業や人材に関する考え方が浸透しなくなってしまった、といった組織の変化に伴う理由です。さらには、VUCAと呼ばれる正解のない複雑な時代に、コロナ禍で社員の価値観も変化しつつあるという社会に共通する背景も避けては通れません。
そのため、定期的に教育体系全体を見直すことや、各階層の役割を明確にし育成プログラムを再構築していく必要があります。
教育体系の見直しを考えている。自社のテーマに合った研修を教えてほしい。
各研修のカリキュラムや特徴、導入事例について知りたい。
費用感が知りたい、研修の見積もりがほしい 。
弊社では、育成テーマに合った弊社のサービスをご紹介することはもちろん、
人事担当者のお悩みを伺って、一緒に整理し、ご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
中小企業・中堅企業における人材育成にはポイントがあります。
今回は代表的な人事課題である、教育体系の見直し・新入社員の育成・中堅社員の育成・管理職の育成に絞ってポイントをお伝えします。
教育体系には以下のメリットがあります。適切なステップで教育体系を構築・見直しすることで活用の幅が広がります。
例えば...
例えば...
2023年度の新入社員調査によると、Z世代と呼ばれる新入社員は「助け合い・個性の尊重・一人ひとりへの丁寧な指導・褒めること・人間関係」を職場や上司に求めていることが分かりました。
新人・若手育成においては、 チームで「共通の目的」を置くことによって、マイナスに捉えがちな世代の差異を、メリットに変えていくことがポイントです。
VUCAとよばれるタフなビジネス環境に、上司世代とは特徴が大きく異なる世代が入ってくる職場環境は、ともすれば中堅社員の伸び悩み、そして退職につながります。今の時代の中堅社員が置かれている環境を理解し、伸び悩み・退職につながる要因を定量的に把握し、事実に基づいた打ち手を講じることが重要です。
「マネジメントが十分に機能していない」背景には、マネジメントの複雑化や管理職の負荷が増大していることなどが挙げられます。会社からマネジメントのポイントを学習する機会や普段のマネジメント行動を振り返り機会を提供することで、管理職の「前に進めることができそうだ」という見通しや、「マネージャーとして成果を出せそうだ」という自信につながります。