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用語集

採用CX/Candidate Experience/候補者体験とは?

  • 公開日:2024/12/26
  • 更新日:2024/12/26

採用CX(キャンディデイト・エクスペリエンス)とは?

採用におけるCX(キャンディデイト・エクスペリエンス)は「Candidate Experience」の略で、直訳すると「候補者体験」という意味です。CXというとカスタマー・エクスペリエンス(Customer Experience)を想起することが多いため、区別するために「採用CX」と記載されることもあります。

狭義には候補者による採用選考プロセスでの体験を指し、広義には採用選考プロセスを通じて候補者が抱く選考プロセスそのものや企業に対する印象のことを指します。企業の採用選考プロセスにおいて、候補者にポジティブな印象を与えているかどうかを重視するものとして扱われる考え方です。

採用CXが重視される背景

採用CXが重視されるようになってきた背景としては、優秀な人材の獲得のため少しでも多くの求職者に興味をもってもらい、承諾率を高める必要があること、またSNS等を使って誰でも情報発信ができる時代になったことから求職者を大切に扱うことが企業自身を守るために必須と考えられるようになってきたことなどが挙げられます。

採用CXは非常に広い概念で、求職者が就職活動を通じて触れる情報や体験を求職者視点で評価したものになります。企業側から見ると、応募前~選考中~選考後という採用選考の一連の流れのなかで、コンテンツ/コミュニケーションプロセス/デリバリーなどをどうデザインすると、求職者にポジティブな印象をもってもらえるか?ということを多角的に評価するものになります。その評価観点や測定方法は多岐にわたっているのが現状ですが、応募への意欲や組織の魅力、他者への推薦意向度等が代表的なものとして扱われています。

参考文献

SIOP White Paper Series. (2020). What We Know About the Candidate Experience: Research Summary and Best Practices for Applicant Reactions.

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