用語集
中堅社員のモチベーション低下の原因と対策 スキル習得支援で成長を後押し
- 公開日:2026/01/05
- 更新日:2026/01/05
中堅社員は、新人・若手社員と管理職の間に位置し、現場の中心的な役割を担う重要な存在です。しかし、キャリアの方向性が見えにくかったり、業務負担が増大したりすることで、意欲が低下しやすくなります。これにより生産性の低下や人材流出など、組織全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
本記事では、中堅社員のモチベーション低下の原因と影響を整理し、企業が取り組むべき具体的な対策や研修方法を解説します。
中堅社員とは組織の中核を担う存在

中堅社員は、新人・若手社員と管理職の間に位置し、組織の中核を支える存在です。上司のビジョンを現場に伝え、後輩を指導・育成しながらチームをリードする役割を果たします。経験を生かして課題解決に主体的に取り組む力が求められ、管理職へのキャリアアップに向けた重要なステップでもあります。
中堅社員に求められる役割
中堅社員の役割を正しく認識することは、中堅社員自身のモチベーション向上につながります。主に以下の3つの役割があります。
- 新人・若手社員への育成的な関わり
- 組織のメインプレイヤー
- 方針を現場で実践するリーダー
新人・若手社員への育成的な関わり
現場での経験を生かし、新人・若手社員の成長をサポートします。OJTでの実務指導だけでなく、相談相手として寄り添い、キャリア形成の手本となる役割も担います。
組織のメインプレイヤー
現場業務の中心として目標達成に貢献し、指示実行とリーダーシップの双方でチームを牽引します。上司の指示を遂行するだけでなく、業務改善や効率化にも主体的に取り組み、現場の知見を生かして生産性向上や新しい価値創出に寄与します。
方針を現場で実践するリーダー
中堅社員は、上司の方針を受けて現場を動かしていく役割を担います。組織の目標や戦略を理解したうえで、日々の業務に落とし込み、チームメンバーと協力しながら実行に移します。現場の状況を踏まえた判断や調整を行いながら、成果創出に向けてチームを牽引します。
中堅社員のモチベーションが低下しやすい原因
現場の中心的存在として多くの役割を求められる中堅社員ですが、以下のような要因によりモチベーションが低下しやすい傾向があります。
- キャリア形成への不安
- 役割認識の不足
- 業務過多による心身の疲労
キャリア形成への不安
将来のキャリアパスが明確に描けず、「次に何を目指せばよいのか分からない」と感じる中堅社員は少なくありません。日々の業務に追われることで、キャリアを振り返る時間が確保できず、将来への不安が膨らみやすくなります。
役割認識の不足
新人や管理職など明確なポジションがある層と比べ、中堅社員は役割が曖昧になりがちです。「プレイヤーとしてどこまで成果を出せばよいのか」「リーダーシップをどの程度発揮すべきか」など、自身に期待される役割が明確でないと、自身の行動の優先順位をつけにくくなります。その結果、仕事への納得感や手応えを得られず、意欲の低下につながることがあります。
業務過多による心身の疲労
プレイヤーとしての実務に加えて、後輩育成や上司のサポートなど役割が広がることで、負荷が増大しやすくなります。長期化した業務過多は心身の疲労につながり、モチベーション低下を引き起こします。
中堅社員のモチベーション低下が企業にもたらす影響
中堅社員の意欲低下は、個人の問題にとどまらず、企業全体の生産性や組織力に大きく影響します。
- 生産性の低下と業績への影響
- 組織力の弱体化と人材流出
- ノウハウ継承の停滞
- 中長期的な競争力の低下
生産性の低下と業績への悪影響
モチベーションが低下すると業務の質が下がり、ミスや非効率な作業が増加します。新人・若手にも影響を及ぼし、チーム全体の成果が落ち込む可能性があります。
組織力の弱体化と人材流出
中堅社員の離職は職場の安定性を損ない、後輩社員の離職を誘発することもあります。将来のリーダー候補が不足し、組織力の低下につながります。
ノウハウ継承の停滞
経験豊富な中堅社員の意欲が下がると、後輩への指導や知識共有が滞ります。結果として、組織に蓄積されるべきノウハウが継承されにくくなります。
中長期的な競争力の低下
モチベーション低下が継続すると、幹部候補の育成が進まず、イノベーション推進力も弱まります。企業の持続的成長に大きなリスクをもたらします。
中堅社員のモチベーション低下を解決する方法

中堅社員が自身の役割を認識し、成長を実感できる環境づくりが重要です。以下は効果的な取り組みです。
- 成長ロードマップの提示
- 役割認識の促進
- スキル習得支援の研修
- 人事制度や職場環境の見直し
- 選択型研修の導入
成長ロードマップの提示
短期・中期・長期の目標を明確にし、成長の道筋を示すことで、中堅社員は自分の現在地と進むべき方向を理解できます。定期的なキャリア面談も効果的です。
役割認識の促進
自身の役割が組織の成果にどう貢献しているのかを理解することで、仕事への納得感が生まれます。過度な期待の押し付けにならないよう、本人の状況を踏まえて丁寧に伝えることが大切です。
スキル習得支援の研修
リーダーシップ・後輩育成・問題解決など、中堅社員に求められる能力強化をサポートする研修は、成長意欲の向上につながります。
人事制度や職場環境の見直し
労働時間管理の徹底、有休取得の推奨、業務効率化ツールの導入など、負荷を減らし心身のリフレッシュを促す環境づくりも有効です。
選択型研修の導入
自身で学習テーマを選べる研修は、内発的動機づけを高め、学びの定着を促進します。上司と育成計画を共有し、学びを業務に生かせる仕組みを整えることが重要です。
中堅社員のモチベーションアップに役立つ研修3選
中堅社員に必要なナレッジ・視界・スタンスを学ぶ 中堅社員研修
本研修は、若手期を卒業し、一人前の中堅社員として求められる基礎を学ぶプログラムです。どんな環境でも自律的に周囲に働きかけ、成果を出し続けるプロフェッショナルとしての行動指針を策定します。
キャリア形成に向けた主体的な行動を引き出す 中堅社員向けキャリア研修
本研修は、今日の中堅社員のキャリア発達課題にフォーカスし、フォアキャスティングアプローチで現在の環境のなかに機会を見つけ、キャリア形成に向けた主体的な行動を引き出します。
仕事を通じて成長機会を自律的に創る 中堅リーダー向けスキル開発研修
本研修は、職場を牽引する中核メンバーとして求められるスキルレベルと自身の現状を把握し、仕事を通じてスキルを鍛えるための考え方を習得します
まとめ|中堅社員の成長支援が企業の成長につながる
中堅社員は、組織の中核を担う重要な存在です。モチベーション低下は、生産性の悪化や人材流出、ノウハウ継承の停滞など、企業全体に大きな影響を及ぼします。キャリア形成・役割理解・スキル習得をサポートする取り組みを進めることで、中堅社員がいきいきと活躍し、組織全体の活力向上と持続的成長につながります。
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