中堅社員って何年目から?求められる中堅社員の役割とその立場。社員研修・社員教育のリクルートマネジメントスクール

中堅社員って何年目から?求められる中堅社員の役割とその立場

新入社員の頃は、「指示されたことをただこなすだけで精いっぱい」という方も多いことでしょう。しかし、何年か経験を積んで仕事に余裕が出てくる中堅社員になると、自分の業務に取り組むだけでなく、主体的にチームへ関わっていくことが求められるようになります。
今回は、中堅社員に求められる役割とその立場についてご説明します。

中堅社員の役割や立場については、以下の研修で詳しくご紹介しています。

◆中核社員に求められる役割や行動を理解する中堅社員基礎研修(SBC)【通い2日】
一般的には、中堅社員とは入社3年目以降で、主任や課長などの役職についていない社員を指します。入社1年目から3年目の若手社員と異なり、自分1人である程度の業務を遂行できる能力を持っていると認識されます。

ただし、中堅社員の定義は会社によってさまざまです。中堅社員を「入社3年目から7年目の社員」などのように社歴で定義する会社もあれば、「20代中盤(あるいは30代)の社員」などのように年代で定義する会社もあります。入社して間もない社員であっても、前職の経験がある場合は中堅社員と呼ばれることもあるでしょう。
若手社員に求められることは、与えられた業務を確実にこなすことです。しかし、中堅社員になると、周囲に目を配りながら積極的なコミュニケーションを図り、チーム目標の達成を主導する役割が期待されます。
具体的には、以下のような役割・立場を遂行することが中堅社員に求められます。

■後輩の育成
入社後の初期教育は、新入社員の今後の社会人としての成長を左右します。OJTリーダーの人選は悩ましい問題ですが、新入社員と年齢の近い、入社3年目から5年目の中堅社員に任せることが一般的です。

OJT成功の鍵は、OJTリーダーの指導の仕方にあります。仕事のやり方を伝えるのだけではなく、仕事の意義や背景、前後の業務プロセスをしっかりと説明することが新入社員の成長へとつながります。指導を効果的に行うためには、指導する相手のタイプに合わせたコミュニケーションを取ることも大切です。

新入社員の業務にミスを発見したときは、まずは相手の話に耳を傾け「なぜミスをしたのか」「次回ミスをしないためには何が必要か」を理解しているかを見極めることが重要です。発言をただ聞くのではなく、相手の発言の意図や真意、感情を読み取るという高いレベルのコミュニケーションが求められます。相手がミスの理由などを理解できていない場合は、自分自身で考えるように促し、答えへ近づく手助けをします。

■現場と管理職との架け橋
若手社員と管理職の中間に位置する中堅社員は、現場と管理職をつなぐ架け橋として、現場の現状を管理職に伝えたり、管理職の意向を現場に伝えたりする立場にあります。現場と管理職との認識に隔たりがあるとプロジェクトの進捗にも影響が及びかねないため、重要な役割であるといえます。

管理職が話しかけてくるのを待つのではなく、問題点や疑問点を速やかに相談したり、途中経過を報告したりするなど、中堅社員が主体的に動いていきます。先ほど述べたように、中堅社員は管理職の一歩手前の社員です。管理職との接点を持つことは、将来管理職に昇格したときに生きてくるでしょう。

■周囲との連携窓口
若手社員の頃は先輩社員のサポート業務が中心で、顧客と直接交渉する機会は比較的限られているでしょう。しかし、中堅社員になると、自分が顧客の交渉窓口となり、周囲と連携してプロジェクトを成功に導くことが期待されます。
関係者とのWin-Winの関係の構築やチームのメンバーが何でも相談できるような雰囲気づくりも、中堅社員の重要な仕事です。
今回は、中堅社員の定義や求められる役割・立場についてご紹介しました。
入社3年目以降の中堅社員は、プレーヤーとして業務を遂行するだけの立場から、主体的にチームやプロジェクトを動かす立場になります。
しかし、企業による中堅社員の能力開発に対する取り組みは、新入社員の場合と比較して不十分な場合もあります。中堅社員に期待されるコミュニケーションのあり方、求められる役割や立場を学べる機会を設け、企業の活力を向上させましょう。

中堅社員の役割や立場については、以下の研修で詳しくご紹介しています。

◆中核社員に求められる役割や行動を理解する中堅社員基礎研修(SBC)【通い2日】