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導入事例

ITプロフェッショナル育成に階層別研修の必須コースとして、公開型研修を活用

アイアンドエルソフトウェア株式会社

ITプロフェッショナル育成に階層別研修の必須コースとして、公開型研修を活用
  • 公開日:2023/04/17
  • 更新日:2024/07/09

事例概要

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背景・課題

アイアンドエルソフトウェアでは、30年ほど前から、公開型研修「リクルートマネジメントスクール」を欠かさず利用してきました。ヒューマンスキル研修・ビジネススキル研修に関しては、一貫して同スクールの活用を続け、現在では全階層で受講しています。最低限知ってほしいスキル・知識を身につける機会を提供するため、これらの研修の受講を社員の「昇級条件」の1つにしています。

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検討プロセス・実行施策

私たちは講師派遣型研修をほとんど実施せず、ほぼすべて公開型研修を活用しています。最も大きな理由は、昇級条件になっている以上、社員が望むタイミングで受講できないと、社員が損をしてしまうからです。年に何回か開催されており、同じ内容で同じように行われるスクールの継続性・恒常性がありがたいのです。1年間のスケジュールを事前に組みやすいのも嬉しい点です。

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成果・今後の取り組み

受講した社員からよく耳にするのは、「いろいろな会社の人たちとコミュニケーションを取ることができて、面白かった」という声です。ITプロフェッショナルは、お客様のビジネスが分からないと実力を十分に発揮できません。さまざまなビジネスや会社を知ることも、大きな学びにつながるのです。また、未知の相手と対話する訓練という意味でも有意義です。今後も変わらずに活用する予定です。

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背景・課題

30年ほど前から社員の「社会人としての質の向上」を目指してリクルートマネジメントスクールを利用

30年ほど前から社員の「社会人としての質の向上」を目指してリクルートマネジメントスクールを利用

鈴木:私たちアイアンドエルソフトウェアは、1989年創業のソフトウェア企業です。主な事業ドメインはソフトウェア受託開発であり、社員の大半はITプロフェッショナルです。実は私たちは、創業して数年後、つまり30年ほど前に、「7つの習慣研修」をきっかけにして、リクルートマネジメントスクールの公開型研修を利用し始めました。

それ以来、ヒューマンスキル研修・ビジネススキル研修に関しては、一貫してスクールの活用を続けています。なぜなら、ITプロフェッショナルは単に技術力を高めるだけでなく、「社会人としての質の向上を目指すことが大切だ」というのが、経営陣の変わらない考え方だからです。

鈴木:私たちアイアンドエルソフトウェアは、1989年創業のソフトウェア企業です。主な事業ドメインはソフトウェア受託開発であり、社員の大半はITプロフェッショナルです。実は私たちは、創業して数年後、つまり30年ほど前に、「7つの習慣研修」をきっかけにして、リクルートマネジメントスクールの公開型研修を利用し始めました。それ以来、ヒューマンスキル研修・ビジネススキル研修に関しては、一貫してスクールの活用を続けています。なぜなら、ITプロフェッショナルは単に技術力を高めるだけでなく、「社会人としての質の向上を目指すことが大切だ」というのが、経営陣の変わらない考え方だからです。

<図表1> 2級(2~4年)の階層別研修一覧(抜粋)

<図表1> 2級(2~4年)の階層別研修一覧(抜粋)

<図表2> 5級(8年~)の階層別研修一覧(抜粋)

<図表2> 5級(8年~)の階層別研修一覧(抜粋)

実は、アイアンドエルでは、これらの研修を受講することを、社員の「昇級条件」の1つにしています。各階層に必要な研修を受講しない限り、昇級しないのです。ですから毎年、多くの社員がリクルートマネジメントスクールに通っています。会社としては、昇級条件にすることで、社員が上の職位を目指すうえで最低限知ってほしいスキル・知識を身につける機会をスムーズに提供できています。

検討プロセス・実行施策

リクルートマネジメントスクールなら忙しい社員たちにできるだけ多くの受講チャンスを提供できる

リクルートマネジメントスクールなら忙しい社員たちにできるだけ多くの受講チャンスを提供できる

鈴木:私たちは、講師派遣型研修はほとんど実施していません。数年に一度、講師派遣型で新人若手育成マネジメント研修を行いますが、そのほかはすべてリクルートマネジメントスクールの公開型研修を活用しています。その理由はいくつかあります。

第一に、新入社員に関していえば、全員が同じ時期に入社するのではなく、年に何回か、別々に入社する体制を取っています。そのため、新入社員研修は、そのつどスクールを活用する方が合理的です。第二に、私たちは150名規模の会社で、ITプロフェッショナルの多くは在宅勤務も含め社外にいます。ですから、講師派遣型研修を受講するために、多くの社員が同じ日に本社に集結するのはビジネス上難しく、人数的にもメリットが少ないのです。

第三に、これが最も大きな理由ですが、昇級条件になっている以上、社員が望むタイミングで受講できないと、社員が損をしてしまいます。研修を受講する際、社員はお客様やチームメンバーと話し合って日程を調整しなければなりません。彼らはいつでも自由に受講できるわけではないのです。その制約も踏まえて、私たちは彼らの昇級のために、できるだけ多くのチャンスを用意したい。その面では、講師派遣型研修よりもスクールの方が明らかに都合が良いのです。

リクルートマネジメントスクールを活用し続けている理由も、いまお話ししたことと密接に関連しています。リクルートマネジメントスクールのヒューマンスキル研修・ビジネススキル研修の多くは、年に何回か開催されています。また、私たちが選んでいるベーシックな研修は、基本的にはいつも同じ内容で同じように行われます。研修を昇級条件に定めている私たちとしては、そうした継続性・恒常性がありがたいのです。コンテンツも常に良質で、復習するための学習資料なども充実しており、とても助かっています。

高橋:なお、社内では、社員に研修を計画的に受講してもらえるよう、さまざまな工夫をしています。アイアンドエルでは、社員一人ひとりが期初に「年間目標シート」を作成し、1年の目標を掲げていますが、その際に併せて1年間の希望受講スケジュールも出してもらっています。その各人の希望を私たちが吸い上げて、開催時期に合わせて一括で申し込む体制を取っています。リクルートマネジメントスクールは最長1年半後まで予定が公表されていますから、1年のスケジュールを事前に組みやすいのは嬉しい点です。もちろん、突然研修を受ける必要が生じたときには、柔軟に受講できるようにしています。

さらに、年2回の人事考課の際には、上級者から下級者に、必要な研修の受講を促してもらっています。私たちからも、年に一度、全社員に未受講研修リストを送付し、これから受けるべき研修のリマインドを行っています。また、スクールでスケジュールの変更があった際には、私たちがこまめにキャッチアップし、社員に変更情報を提供しています。

成果・今後の取り組み

スクールは、社員が異業種の方々と利害関係なく話し合える貴重な場でもある

スクールは、社員が異業種の方々と利害関係なく話し合える貴重な場でもある

高橋:受講した社員からよく耳にするのは、「いろいろな会社の人たちとコミュニケーションを取ることができて、面白かった」という声です。リクルートマネジメントスクールは、誰もが知るような会社の方々も多数受講しており、実際にはどのような会社で、どんな人が働いているのかを垣間見る機会でもあります。

その面で研修を楽しみにしている社員は少なくありません。実は、ITプロフェッショナルは、お客様のビジネスが分からないと実力を十分に発揮できません。さまざまなビジネスや会社を知ることも、大きな学びにつながるのです。研修では利害関係が発生しませんから、ざっくばらんに話し合えるのもメリットです。

また、ITプロフェッショナルは自分のスキルや知識を、お客様やビジネスパートナーに分かりやすく説明するスキルも求められます。スクールの公開型研修は、未知の相手と対話する訓練という意味でも有意義です。先日、「研修で一緒になった他社の方々はプレゼンテーションが上手で、私は恥ずかしかった。もっとプレゼンテーションがうまくなりたい」という感想を述べた社員がいました。こうした良い刺激が得られることも、スクールの大きな利点です。

鈴木:リクルートマネジメントスクールの各研修は、昇級条件としてよく機能しており、社員も必要なスキル・知識を身につけることに成功しています。ですから、私たちは今後も変わらずに活用していく予定です。将来的に、より多くの研修を利用することも検討しています。いつも良質な研修を変わらずに提供していただいていることに感謝しています。

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企業紹介

アイアンドエルソフトウェア株式会社

アイアンドエルソフトウェア株式会社

私たちアイアンドエルソフトウェア株式会社は、1989年10月、コンピュータソフトウェアに関わるビジネスを通じて、「働く社員の質」「それを根底から支える会社運営システムの質」「提供するソフトウェアの質」「サービスの質」など、すべての品質において誇れる「I&L QUALITY」をお客様に提供することを目的として設立。唯一の目的は、ITを通じてお客様の競争力向上に貢献すること。ITプロフェッショナルとして、ITプロフェッショナルの育成企業として、お客様に最上級の満足(=I&L QUALITY)を提供。「I&L QUALITY」とは、お客様にとって真に価値のあるサービスを追求し続けることであり、そこにゴールはない。

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