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導入事例

事業戦略を立案・提案する研修「ワークアウト」で、中堅社員の視座を高める

TIS株式会社

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  • 公開日:2026/01/13
  • 更新日:2026/01/13

事例概要

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背景・課題

私たち産業ビジネス事業部は、2024年から「中堅社員向けワークアウト」を開始しました。これは、マネジャー手前の中堅社員が事業部の事業戦略とアクションプランを主体的に立案し、最終的に私や幹部層に提案する全6回・半年間の研修です。私たちが導入を決めた背景には、「社員一人ひとりが高い視座を持ち、主体的・自律的に考えて行動する組織にしたい」という想いがあります。

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検討プロセス・実行施策

「中堅社員向けワークアウト」は、中堅社員たちの中長期的な成長を支援する「背伸びして経営を学べる研修」です。数名のチームを組んで、最初に事業部経営計画を読み込みます。そのうえで、チームごとに目標と現状のギャップを分析し、基本戦略・個別戦略・アクションプラン・目標管理というプロセスを経て戦略をシナリオ化し、最終的に私や幹部層に向けて発表します。各チームは、密に議論しながらシナリオを完成させていきます。

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成果・今後の取り組み

私は、彼らが最終発表で提案するシナリオに注目していますが、どれも想定以上に完成度が高く、驚いています。中堅社員たちは、ミッションと情報を与えればロジカルに思考を積み上げ、一定以上のアウトプットを出す能力があることが分かりました。また、この研修は「事業部内の人材交流」の貴重な機会にもなっています。彼らが今後、大切な仲間になっていくことを期待しています。

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背景・課題

社員一人ひとりが高い視座を持ち、主体的・自律的に考えて行動する組織にしたい

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産業ビジネス事業部は、日本の製造・流通の幅広いお客様をITで支える組織です。組織はかなり大規模で、東京のほかに大阪と名古屋にも拠点があり、プロジェクトマネジャー・アプリケーションエンジニア・ITアーキテクトなど、多種多様な人材が所属しています。

2024年から、私たちは人材育成の一環として「中堅社員向けワークアウト」を開始しました。これは、マネジャー手前の中堅社員が、事業部の事業戦略とアクションプランを主体的に立案し、最終的に私や幹部層に提案する全6回・半年間の研修です。

私たちがワークアウトの導入を決めた背景には、「社員一人ひとりが高い視座を持ち、主体的・自律的に考えて行動する組織にしたい」という想いがあります。TISのような総合ITサービス企業にとって、人材こそが最重要の経営資本であり、人材育成は最優先事項の1つです。当然ながら、私たちはIT関連の専門性や技術力を重視していますが、それに加えて、視座の高さや主体性・自律性も極めて大切だと考えており、それらを引き上げるような研修を増やしたいと思っていたのです。

またこれまで、マネジャー手前の中堅層は研修施策が比較的手薄になっていました。彼らは、マネジャーに向けて視座を高めてもらったり、主体的・自律的な行動を促したりするのに適した層でもあります。そこで、中堅層向けに新たな研修を導入しようと考えたのです。

検討プロセス・実行施策

中堅社員の中長期的成長を支援する「背伸びして経営を学べる研修」

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私たちは、研修を企画するリクルートマネジメントソリューションズに「中堅社員が背伸びして経営を学べる研修」を作ってほしいとお願いしました。なぜなら私自身が、若い頃、経営について実践的に学ぶ研修を受講したことがあり、その経験が今でも役立っていると感じたためです。

中堅社員たちにも当時の私と同じような経験をしてもらい、彼らの中長期的成長を支援したいと考えたのです。

そうして完成したのが、全6回のシリーズ研修「中堅社員向けワークアウト」です。この研修では、中堅社員たちが数名のチームを組んで、最初に事業部の経営計画を読み込みます。そのうえで、チームごとに目標と現状のギャップを分析し、基本戦略・個別戦略・アクションプラン・目標管理というプロセスを経て戦略をシナリオ化し、最終的に私や幹部層に向けて発表します。各チームは研修以外の時間にもオンライン会議などをして、密に議論しながらシナリオを完成させていきます。リクルートマネジメントソリューションズは、まさに私がやりたかったことを形にしてくれました。

この研修には「中堅社員の能力と姿勢の底上げ」という側面もあります。中堅社員には、まず最低限、経営計画を読み込む習慣をつけてほしいのです。経営計画を読み込んで、自分なりに考え、話し合って、事業部が向かうべき方向性を自らの言葉で言語化することは、今後の彼らに必ず役立つはずです。また、自ら考えた戦略を自業務に落とし込むことは「経営計画や事業部戦略の自分ごと化」につながるはずです。この取り組みが、自律的な行動を起こすきっかけになることを期待しています。

成果・今後の取り組み

想定以上に完成度の高いシナリオが出てきた

これまでに2024年、2025年と2回のワークアウトを実施しました。特に2024年の参加者たちは、第1回のときには多くが「これから何が始まるのだろう?」という顔をしていました。しかし、最終回の第6回では「経験できてよかった」という声が多く上がりました。

私は、彼らが6回目の最終発表で提案するシナリオに注目していますが、どれも想定以上に完成度が高く、驚いています。そのなかには、実際の事業部方針に組み込んでもよいのではないか、と思うくらい優れた提案もありました。また、言葉の選び方が秀逸で、仲間たちでよく話し合ったことが分かる提案も多く見られました。

私たちは、過去2回とも総じて満足しています。中堅社員たちは、きちんとミッションと情報を与えれば、ロジカルに思考を積み上げ、一定以上のアウトプットを出す能力があることが分かりました。私たちにとって、これはポジティブな発見です。また、2025年はリクルートマネジメントソリューションズが弊社と共に内容を改良してくれ、アウトプットがより具体的になりました。

「事業部内の人材交流」の貴重な機会にもなっている

また、副次的な効果として、この研修は「事業部内の人材交流」の貴重な機会にもなっています。冒頭で触れたとおり、産業ビジネス事業部は大所帯で東京・大阪・名古屋に拠点があるため、お互いに面識のないメンバーも多数います。しかも、コロナ禍でリモートワークが広まり、事業部内の人材交流がさらに減っていました。

佐々木氏の画像

そのため、中堅社員向けワークアウトの参加者たちも初対面であるケースが珍しくなく、加えて久しぶりに顔を合わせたメンバーも多くいました。この研修は、彼らの交流の場としても機能したのです。

こうした研修は、参加者にとってはある面では非効率で、貴重な時間を割かなくてはならないため大変な取り組みですが、だからこそプラスになることもたくさんあるのです。この場で知り合った者たちが、今後、大切な仲間になっていくことを期待しています。

ワークアウトは目に見える成果が短期的に出るタイプの研修ではありませんが、中堅社員たちの視座を高め、中長期的成長を支援するうえでは欠かせない研修だと考えています。何年か経った後、この研修がきっと組織全体にポジティブな影響を与えてくれると期待しています。

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ソリューションプランナーの声

営業統括部営業1部4グループ
ソリューションプランナー

私たちの仕事は単なる「研修屋」ではなく、お客様の事業戦略の実現に向けてできることは何かを考え続け、お客様と肩を並べて対話を続けることだと思っています。

TIS株式会社様の取り組みは、日々お忙しい皆様が、研修のときだけは日常業務を離れ、自社を客観的に捉える機会となっています。現場に近い社員にとって、どうしても距離を感じてしまいがちな経営の言葉や経営計画を身近に感じ、実現していくためには何が必要なのか、半年間を通じて自分の言葉にしていく取り組みです。

幹部に限らず若手も中堅も戦略を自分ごと化して日々の仕事に取り組んでもらいたい、という佐々木様のご相談を受けた際、並々ならぬ覚悟を感じ、そのご期待に応えたいという想いで取り組ませていただきました。研修をただの研修で終わらせず、事業戦略実現に向けたメンバーの動きをより加速していくために、本施策は非常に重要な位置づけになっていると思います。また、これで終わりではなく、弊社の知見やこれまでの実績を駆使して、引き続きの戦略の実現に向けてTIS様と対話を続け、支援してまいりたいと思います。

本研修を受講された皆様が、今後TIS様のビジネスにおいて中核を担われていく存在になることを陰ながら応援しております。

取材日:2025/10/20

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企業紹介

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TIS株式会社

キャッシュレス決済や電力のようなインフラから、産業・公共を支えるサービスまで、より豊かな暮らしを実現するための社会基盤をITで支えている。
ビジネスをとおしてTISのIT技術が国内外の社会課題を解決することで価値を生み、社会の期待を超え人びとの幸せに貢献していく。

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