職場を動かすリーダーシップ開発

課題解決のポイント

リーダーシップの方法論を知ると共に、自己研鑽を積み重ねる

マネジャーが達成したいと考えるビジョンや目標は、職場メンバーが動いてくれない限りは達成できません。そこでマネジャーは、リーダーシップを発揮し、自身が描く方向へとメンバーを導いていく必要があります。なお、ここで言う「リーダーシップ」とは、リーダーとフォロワーの間に発生する影響力の一形態です。

リーダーシップについては多様な定義と考え方が存在しています。マネジャーがリーダーシップ理論のすべてに精通する必要はありませんが、「どうしたらメンバーに動いてもらえるか」というテーマはマネジメント上の中心課題のため、詳しく知っておいて損はありません。そのためのポイントを、以下大きく3つ挙げます。

信頼の蓄積

いくら上司といえども、信頼を寄せられない人に部下はついていこうとは思いません。マネジャー自身が、約束を守る、自分から積極的にメンバーを支援する、会話に時間を割くといった信頼に結びつく行動を日常的に積み重ねることが重要です。周囲からの信頼が蓄積されて初めて、周囲への影響力を発揮できるのです。

リーダーとしての軸の明確化

リーダーの能力や価値観のなかに、自分が十分に啓発される要素を認めたとき、メンバーの心に「ついていきたい」という思いが芽生えるものです。啓発する要素は人によって異なりますが、自分の能力を磨くと共に、自分が「何を実現するのか」「何を大事にするのか」を明らかにして、自分の軸を周囲に示す必要があります。

変革ステップの理解

リーダーが新規性の高い戦略や意欲的な目標を打ち出した場合は、周囲からの抵抗を少なからず受けます。その際、普段からの信頼に加えて、物事の進め方が成否の鍵を握ります。ビジョンの伝え方、抵抗者への対応方法、弾みのつけ方など、変革を成功に導くためのポイントを深く理解し、あらかじめ対策を講じることが重要です。

リーダーシップ開発は常にマネジャーの重要テーマですが、とりわけ「新任マネジャー」に必要となります。具体的には、マネジメントの基礎を学んで職場の状況とマネジャーに求められる仕事が一通り理解できるようになる、または、自分の方針を打ち出そうとする際に重要となるマネジメント課題といえます。


施策例

事例:自動車関連企業 過去の勝ちパターンからの脱却に向けた店長のリーダーシップ開発

背景

  • 市場が成熟するなかで、各販売店が「営業拠点としての店舗」から「お客様にお越しいただく店舗」への転換を求められていた
  • それに合わせて、働くスタッフ一人ひとりの仕事の進め方を大きく変える必要があったが、これまでのやり方からなかなか脱却できず、お客様のお宅を足しげく訪問する営業が行われていた
  • マネジャーには、組織に新しい仕事の仕方を定着させるために、より強いリーダーシップを発揮することが求められていた

施策

  • お客様の声をもとにして、店舗対応を改善し続ける仕組みを導入した
  • 店舗メンバーのあるべき行動と、あるべき行動の実現に向けた「店長の働きかけ(リーダーシップ行動)」を調査項目に落とし込み、半年ごとに各店舗の調査を行った
  • 店長には、研修を通じて変革を進めるステップへの理解を促すだけでなく、上記の調査結果を店長と店舗メンバーが分析して、改善計画を立案する場を設定した

成果

  • 調査を実施するごとに全体のスコアが上昇したことに加え、別途実施している従業員満足度調査の「職務に対する満足度」も上昇した
  • 店舗への来店顧客数は、施策を開始して1年で以前の1.3倍程度増加した
  • 本部が、成果の出た店舗事例をその他店舗にも共有する横展開を後押ししたことで、組織の店舗対応ナレッジが十分に蓄積した

サービス一覧

お問い合わせ

関連する無料セミナー

関連する記事

お役立ち情報

WEBからのお問い合わせ
資料請求・お問い合わせ
電話でのお問い合わせ
0120-878-300

受付時間
/ 8:30~18:00 月~金(祝祭日除く)

※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください。

Page Top