「任せるマネジメント」の原則を実践しながら学び、 リーダー層のメンバー育成力を養う

プロジェクト概要

背景・課題

「人を軸にした事業開発会社」を標榜しているVOYAGE GROUP。定期実施のES調査(従業員満足度調査)では高い数値を示していましたが、2018年秋に異常値が出ました。原因は、属人的なマネジメントだと分かり、リーダー層を育成することにしました。

検討プロセス・実行施策

リクルートグループのマネジメントナレッジが凝縮し、運用コストも安い「マネスタ」を導入。異なる部門のリーダーたちが、隙間時間で学習したり、対面で現場の課題を話し合ったりして学んだことを職場で実践。横のつながりも生まれました。

成果・今後の取り組み

受講前後のサーベイ結果から、マネジメントに対する考え方に変化が出ます。マネジメントを振り返り、リーダー同士の刺激になりました。属性に左右されない普遍的な内容も多いので、新卒のOJT担当者に対する展開を検討しています。

背景・課題

マネジメントスタイルのバラつきが原因で社員満足度が低下

当社の事業には、3つの柱があります。1つは、広告主様と媒体社様をつなぎ、最適なソリューションを提供するアドプラットフォーム事業。2つめは、「ECナビ」「PeX」「リサーチパネル」という3つのメディアを運営するポイントメディア事業。そして、3つめの柱として育てるべく、積極的に投資しているのがインキュベーション事業です。インキュベーション事業では、事業開発上の制約は少なく、責任者が情熱を持って取り組んでいます。

これらの事業を、「人」を基軸に据えて展開しているのが当社の特徴であり、社員の「働きがい」の向上にも力を入れています。Great Place to Work(R) Institute Japanの「働きがいのある会社」ランキングでは、2017年度中規模部門(100名から999名)で1位に選出されました。

ES調査(従業員満足度調査)も定期的に行っており、高い満足度を維持できていたのですが、2018年の秋に異常値が出てしまったのです。その原因を調べていくと、部門ごとでマネジメントがうまく機能していないことが分かりました。リーダーたちが自分の得意なスタイルで属人的なマネジメントしていることが一因でした。メンバーに権限委譲しすぎるチームがあれば、マイクロマネジメントに近い状態のチームもありました。さらに、役員や本部長などが集まり、リーダー育成に関する議論を重ねるなかで、ミドルマネジメント層が育ってきていないことも、あらためて明らかになりました。

一方で、当社の人材開発方針は、自発的な学習については全面的に支援しますが、「与えられるトレーニング」は用意しないというものです。本部長クラスでは定期的にメンバーを集めてノウハウを共有する場を設けていましたが、これまでリーダークラスにはそのような場はありませんでした。そのため、リーダーたちがマネジメントの原則を相互に学び合う機会を、新たに検討することにしました。

検討プロセス・実行施策

リクルートのマネジメントノウハウを低コストで学べる「マネスタ」を導入

当社は事業ごとに会社が分かれており、それぞれ事業ステージも異なるため、全社一律での人事施策はマッチしづらいのが現状です。もし仮に実施したとしても、現場に浸透するまでには多くの時間と労力が必要になります。そのため、人事施策の検討においては、まずはミニマムのメンバーで新しい施策を実施し、それが効果的であれば、横展開。そうして微調整をしながら施策を展開することで、自然と社内におけるマネジメントの共通言語になるように促すことを大事にしています。

チームメンバーが他社から聞いた口コミで、マネスタを知りました。リクルートグループが培ってきたマネジメントのノウハウが詰まっているということ、実際にありがちな課題に基づいたリアリティのあるコンテンツであることに惹かれました。ただ体系立てて学ぶだけなら、本を読むことで充分でしょう。しかしながら、マネスタは自分自身のチームを題材にマネジメントを振り返りながら、自分以外のリーダーたちがどう考えているのかを知り、意見交換することができます。これが生きた学びにつながるのではないかと感じたのです。

運用コストが非常に安いところも決め手になりました。小さくはじめてトライ&エラーしやすいと思いましたし、料金的にも手軽なのですぐに導入しました。期待したのは、リーダーたちのピープルマネジメントの土台を築くことです。仕事が忙しいこともありますが、プレイングマネジャーになっているリーダーがとても多く、メンバーをほぼ放任しているようなケースもあります。一方で、ものすごく細かいところまで入ってマネジメントをしようとするリーダーもおり、放任か束縛かという具合に両極端になってしまっている状態でした。また、数字にコミットすることばかり考えて、人を育てるイメージを持っていないリーダーも少なくありませんでした。それを、良い具合に「任せる」というマネジメントに移行できたらと考えていたのです。

マネスタに取り組んだのは、それぞれ異なる部門で働いている10人のリーダーたち。マイクロラーニングと、実際に集まって行う課題解決の場(ラウンドテーブルディスカッション)が非常に良かったです。受講者たちの口から、「同じ悩みを持っている人の話を聞けた」「自分の考えが整理できた」「同志ができた」などという言葉が出てきました。日ごろのマネジメントを振り返り、自分の言葉としてありたい姿を表現できたようです。

成果・今後の取り組み

「マネスタ」はOJTリーダー育成にも使える普遍的なコンテンツ

マネスタで学べる内容は、「感覚的に分かっているけれど、実行できていない」というものが多いです。しかしながら、それを何度も職場で反復することによって、ただ頭のなかにあるだけではなく、行動を変えられるようになるところに価値があると思います。

また、今回はリーダー層を対象にして実施しましたが、内容的には新卒のOJT担当者にも使えるのではないかと思いました。そのくらい、誰もが知っておいた方がいいノウハウが詰まっているということです。

マネスタは総合的に見て、とても有効だったと思います。受ける前と受けた後の受講者たちのサーベイ結果からも、取り組みの成果が見えました。受講後のアンケートを見て、あらためて受講者が集まり、意見交換をすることが非常に有意義であることも分かりました。リーダーたちがマネジメントについて振り返り、お互いに刺激し合い、気づきを得られる場を提供できたことをうれしく思います。

次のES調査でも、受講前後の変化を確認するつもりです。現在、当社は評価制度を見直しているところであり、新たな評価指標として「組織貢献」という項目が入ります。次のステップとして、組織貢献の視点を持つ評価者を育てながら、「人を軸にした事業開発会社」であるべく、組織開発を継続していきます。

受講者の声

「マネジメントの引き出し」を増やす良い機会になりました
WEBマーケティングチーム リーダー 浜岡 由衣様


2018年10月からWEBマーケティングチームのリーダーになりました。小さなチームなので、自分でも手を動かしつつ、チームメンバーのマネジメントをしています。マネスタを受ける前は、メンバーとのコミュニケーションの面で悩むこともありました。丁寧に言葉を選ばなければ細かいニュアンスが伝わらないことがある一方で、あまり介入しすぎるのも良くないと感じていたからです。

開始時点に行ったサーベイでは、メンバーから自分がどのように見られているのかが分かりました。ただメンバーを認めるだけではなく、良い意味での危機感を持つことを大切に考えており、メンバーに愛のある厳しさを見せることもありましたが、それがしっかりと伝わっていることを知り安心しました。

取り組んだ3カ月間では、メンバーに仕事を頼むときの伝え方を工夫しました。これは今も継続していて、ただ用件を伝えるのではなく、メンバーの関心ややる気を引き出せるように、事前に考えて言葉を選ぶようにしています。
これまでは、「隣の席で仕事をしているわけだから、何かあればすぐ会話できる距離にいる」と思いこんでいて、Slack内でのコミュニケーションが多く、直接顔を合わせてのコミュニケーションの頻度が減っていました。今はお互いに気兼ねなくコミュニケーションを取れるチームになっています。そして、メンバーたちのなりたい姿を、業務を通じてどのように叶えてあげることができるのかを意識しています。

振り返ると、自分と同じタイミングでリーダーになった人たちと悩みを共有できたり、他の人の対応の仕方を知ることができたりするところが良かったと思います。マネスタを受けることで、自分と同じようにリーダー経験が浅い人には、「マネジメントの引き出し」を増やす良い機会になるのではないでしょうか。

企業紹介

株式会社VOYAGE GROUP
広告主と媒体社をつなぎ、最適なソリューションを展開するアドプラットフォーム事業、「ECナビ」「PeX」「リサーチパネル」を運営するポイントメディア事業、EC・ゲーム・HRなど幅広い領域で事業開発を行うインキュベーション事業を展開している。「人を軸にした事業開発会社」と標榜するとおり、社員の働きがい・生きがい向上にも注力している。

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