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さあ、扉をひらこう。Jammin’2026 session report

Jammin’2026が50社237名でスタート!Jammin’が目指す共創リーダーとは?

読了時間:7分

  • 公開日:2026/11/04
  • 更新日:2026/11/04
Jammin’2026が50社237名でスタート!Jammin’が目指す共創リーダーとは?

共創型リーダーシップ開発プログラム「Jammin’」、8年目のJammin’2026がスタートした。 9月4日(金)にオンラインで開催されたセッション①では史上最多の50社、237名の次世代リーダーが一堂に会した。参加者たちは、これから約4カ月にわたって取り組む「新規事業案の立案」に向けて、チームビルディングや「不」についての議論をスタートした。本記事ではリーダー向けのセッション①の様子をレポートする。

Jammin’2026 開催概要
当たり前が通用しないJammin’という場所
新価値を創造する鍵は、「もやもや」を楽しむ
「社内のチームとは全く違うパワーを感じることができた」「自分たちなりの答えを出すために、まずは試行錯誤してみよう」

Jammin’2026 開催概要

■ Jammin’とは?

VUCA時代に持続的に価値創出できる日本企業を増やすことを目指す、異業種参画型リーダー開発プラットフォーム。参画企業から派遣されたリーダーが異業種同士のチームを組み、約4カ月かけてさまざまな社会課題を解決する新規事業案の検討・立案に取り組みながら、共創型リーダーシップを開発する。

■ 2026年度 開催期間

2026年9月4日(金)~2027年1月22日(金)

■ 2026年度 参加者数

237名(50社)

■ 2026年度 参画企業(五十音順※公表企業のみ)

株式会社アイシン/味の素株式会社/伊藤忠商事株式会社/エーザイ株式会社/SMBC日興証券株式会社/NTT ME株式会社/株式会社NTTデータグループ/株式会社NTTドコモ/NTTドコモソリューションズ株式会社/花王株式会社/兼松株式会社/キオクシア株式会社/コスモエネルギーホールディングス株式会社/株式会社埼玉りそな銀行/サントリー株式会社/清水建設株式会社/全日本空輸株式会社/ソニー株式会社/ソニーカスタマーサービス株式会社/株式会社第一ライフグループ/大日本印刷株式会社/大成建設株式会社/株式会社デンソー/東急株式会社/東急カード株式会社/東急不動産株式会社/ニプロ株式会社/日本ハムキャリアコンサルティング株式会社/日本政策金融公庫/日本たばこ産業株式会社/日本放送協会/阪急阪神ホールディングス株式会社/株式会社日立アカデミー/株式会社日立パワーソリューションズ/株式会社本田技術研究所/富士通株式会社/三井化学株式会社/三菱ケミカル株式会社/三菱商事株式会社/三菱重工業株式会社/三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社/明治安田生命保険相互会社/ヤマハ発動機株式会社/株式会社ゆうちょ銀行/株式会社リコー/株式会社りそな銀行 ほか

■ 取り組みの全体像

リーダー向けのセッション(全15コース)と、オーナー(主にリーダーを派遣する企業の人事担当者)向けのオーナーセッションで構成。Awardで全コースのなかから選ばれた優秀事業案を発表・表彰。

▽ Jammin’2026全体像

■多彩なコースと専門家

前回同様の全15コースを開講(教育コースは2クラス)。それぞれが異なる社会課題をテーマにしている。各コースに参加するリーダーたちは、異業種同士でチームを組み、そのコースのテーマとなっている社会課題を解決する新規事業案を考える。各コースには、そのテーマの専門家が伴走し、事業案への助言やフィードバックを行っていく。

▽ 15のコースと専門家

当たり前が通用しないJammin’という場所

Jammin’2026も例年同様、第1回リーダーセッションは全コース合同セッションとしてオンラインで行われた。進行役は、トレーナーの吉田達、毛利威之と企画担当の内田怜七だ(いずれもリクルートマネジメントソリューションズ)。

Jammin’の目的は、237名の参加者一人ひとりが、自己と組織を継続的に変革できる「共創リーダー」として成長していく支援だ。
社会課題、新規事業、他社との協働という「3つの越境」体験を通して、VUCA時代のリーダーに求められる「3つの行動」を磨いていく。
オープニングでは、トレーナーの毛利から昨年同様以下3つの問いが投げかけられた。

  1. 今日はどこから参加していますか?
  2. コースやチームのメンバーとセッション①までに連絡を取り合いましたか?
  3. あなたが憧れるリーダーは誰ですか?

参加場所は昨年と同じで1位自宅、2位オフィス、この2カ所で約95%だったが、なかには旅行先から参加した人も2名いた。また、多くの人がチームメンバーとすでに連絡を取っていた。
憧れのリーダーは、イーロン・マスク氏、サッカー日本代表の森保一監督、元野球日本代表の栗山英樹監督などを複数の人が挙げ、一番多かったのは、これまた昨年同様、今の上司や元上司だった。

なごやかなオープニングとJammin’の概要説明に続いて、トレーナーの吉田が「Jammin’が目指す共創リーダー」について解説した。
Jammin’の目的は、自己と組織を継続的に変革することができる共創リーダーとして成長するということだが、自己と組織を継続的に変革するためには、

①当たり前を疑い、変化を止める側に回らない
②正解を、作り直し続ける
ことが必要だ。

でも、それを1人で行うのは難しい。そのためには「異なる他者と本気で向き合う」ことが必要。そして、共創とは「多様な価値観を持つ人々の知恵やエネルギーを結集し、新しい価値を創造する」ことだが、そこで重要なことがまさに「異なる他者と本気で向き合う」ことなのだ。
続けて吉田トレーナーは、当たり前が通用しないJammin’という場所で、3つの行動「ひきつける」「いかしきる」「やってみる」を自分らしくやりきってほしいと熱く語った。

新価値を創造する鍵は、「もやもや」を楽しむ

Jammin'では、これから約4カ月間、チームによる協働を行っていくことになるが、その協働の質が新規事業案検討の成否を分けるといっても過言ではない。リーダーたちは、各コースのチームごとに分かれて、自己紹介シートを使って相互理解を深めるセッションに入っていったのだが、その前に、トレーナーの毛利から「チームをいかしきる」ことについてメッセージを含んだ解説があった。

Jammin’のチーム活動では、「課題設定フェーズ」と「課題解決フェーズ」という2つのフェーズで、2回の拡散・収束を経て、事業案を完成させる。
拡散時には、多くのアイディアが出て議論が活性化しやすいので、チームが「開放」できていると勘違いしがちだ。一方で収束時には、生みの苦しみや対立が起こりやすく、それを避けたいがために、結論を急いで妥協しがちである。したがって、収束するにあたって結論を急がず、もやもやした状態にとどまって話し合い続ける、もやもや期をむしろ楽しむことが、新価値を創造する鍵である。
このメッセージは、リーダーたちにもかなり共感を呼んだようで、この後のプログラムにもいい影響を与えていたようだ。

「社内のチームとは全く違うパワーを感じることができた」「自分たちなりの答えを出すために、まずは試行錯誤してみよう」

内田から事業検討ステップについて簡単なレクチャーがあった後、「不の共有」に入った。リーダーは、セッション①の前に、自分のコーステーマに関連して自分が興味・関心を持って調査していきたい「不」を仮決めしたうえで、その「不」の当事者や関係者の声をヒアリングしてきた。各チームに分かれて、各自がインタビューなどを通して調べてきた「不」について共有し、チームとしてどの「不」に取り組むべきかを話し合った。
チーム内で共有された多くの「不」のなかから1つの「不」に絞るのは容易なことではない。限られた時間のなかで、無理やり収束させることも少なくない。しかし、リーダーたちは安易に結論を出さず、チームとして扱う「不」をそもそもどのように決めていくか、といった議論から展開していた。毛利トレーナーのメッセージ通り、さっそくもやもやを楽しんでいるようであった。

最後の「フィールドワーク・チーム活動に向けて」で、セッション②までにやるべきことの案内があり、今の気持ちを全員がチャットして終了した。

アンケートでは「参加者それぞれの着眼点やアプローチの違い、視座の高さに大変刺激を受けました。また、周囲のレベルの高さに驚くと共に、自分自身もその環境のなかで負けずに成長していきたいという意欲が一層高まりました」「チームメンバーの個性がバラバラで、社内のチームとは全く違うパワーを感じることができた」「テーマが幅広く手探り状態なのが不安だったが、その混沌としたもやもやから自分たちなりの答えを出すために、まずは試行錯誤してみよう、という気持ちになった」など、力強く前向きな声が多く、まずは順調なスタートを切れたといえよう。

とはいえ、Jammin’はまだ始まったばかりだ。これから各チームとも、約4カ月間にわたって、チームで取り扱う「不」を絞り、その「不」を解消する事業案を共創していく。チームで何度もミーティングを繰り返し、多くのフィールドワークに取り組む。そしてそのプロセスで、事業案と共に、共創型リーダーシップを磨いていくのだ。

▽セッション①を進行する、トレーナーの毛利威之(左)、吉田達(右)

【text:米川青馬、illustration:長縄美紀】

※記事の内容および所属等は取材時点のものとなります。

執筆者

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サービス統括部HRDサービス開発部
トレーニングプログラム開発グループ
研究員

和田 康裕

1988年リクルート入社。人事部、就職情報誌事業部を経て、1993年営業教育事業部の立ち上げに携わる。トレーナー、営業、商品開発、コンサルタントなどを経て、2016年より現職。

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