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導入事例

「オンボーディングサーベイ」で2000人以上の若手社員の個々の成長、つまずき、悩みを把握する

ドコモグループ

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  • 公開日:2026/03/30
  • 更新日:2026/03/30

事例概要

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背景・課題

ドコモグループには、毎年合計して1000人以上の若手社員が入社します。私たち若手育成担当チームは、彼らの入社後2年間の成長を後押しすることがミッションです。しかし2000人が順調に組織に馴染んで成長しているかを人力で把握するのは至難の業です。私たちは、若手社員の一人ひとりの成長やモチベーションの変化などを測定してくれるツールを求めていました。

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検討プロセス・実行施策

このサーベイを使う大きな理由の1つは、若手社員2000人の個々の成長、つまずき、悩みなどを把握し、伸び悩む若手社員を特定することです。特定した後は各社/各組織の育成担当者と協力して、彼らを支援する取り組みを地道に続けています。若手育成担当チームのミッションは、若手社員全員に幸せになってもらうことであり、そのうえで最も重要なのは伸び悩む若手社員を救い上げることだと考えています。

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成果・今後の取り組み

私たちのオンボーディングサーベイの全社平均値は、2023年度から一貫して一般的な水準を超えており、全社育成方針や取り組みが大きく間違っていない証拠と見ることができます。今後はサーベイ分析結果をもとにして、新入社員研修や各種若手社員向け研修の改善に注力していきます。このサーベイは、若手社員2000人の状況を個別に把握できる唯一のツールであり、その点で大きな価値を感じています。

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背景・課題

2000人以上の若手社員の一人ひとりの成長やモチベーションの変化などを測定してくれるツールを求めていた

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野尻:私たちNTTドコモとNTTドコモビジネス(旧・NTTコミュニケーションズ)は、2023年度から新卒採用を一本化しました。加えて、入社後の新入社員研修をはじめとする若手育成は、NTTドコモソリューションズ(旧・NTTコムウェア)を加え、ドコモグループとして合同で実施しております。

ドコモグループには、毎年合計して1000人以上の若手社員が入社します。ドコモグループの若手育成担当チームは、2000人以上の若手社員たちの入社後2年間のオンボーディング施策を実施し、彼らの成長を後押しすることがミッションです。具体的には、新入社員研修をはじめとする各種研修を企画運営したり、各社/各組織の育成担当者を支援したりして、会社が求める「課題を解決する現場力」と「粘り強くやり抜く/やり切る力」を磨く機会を提供しています。

しかし正直に申し上げると、2000人以上のオンボーディングがうまくいっているか、順調に組織に馴染んで成長しているかをすべて人力で把握するのは至難の業です。私たちは、2000人以上の若手社員の一人ひとりの成長やモチベーションの変化などを測定してくれるツールを求めていました。一方で、オンボーディング施策をやりっぱなしにせず、意味のある施策改善につなげるためには、施策の成果を可視化し、経営層や社内に説明できるようなデータが欠かせないと考えていました。

検討プロセス・実行施策

オンボーディングサーベイを活用し、伸び悩む若手社員を支援している

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野尻:私たちは、リクルートマネジメントソリューションズの「オンボーディングサーベイ」を若手育成の支援ツールに選びました。私たちは以前から採用選考にSPI3を活用しており、リクルートマネジメントソリューションズが採用だけでなく、人材育成に関する知見やデータを豊富に蓄積していることを知っていました。

例えば、このサーベイでは、新入社員・若手社員の主観的な立ち上がり状況を把握することができるのですが、それはリクルートマネジメントソリューションズが豊富なデータを持っているから可能なことです。このような点で信頼できるサービスだと感じ、導入を決めました。

早田:私たちは2023年度からオンボーディングサーベイを導入しており、2025年度は私が担当者を務めています。私たちはオンボーディングサーベイを活用することで、①全社的に若手社員が順調に立ち上がっているかどうか(全社スコア)、②組織ごとの若手社員が順調に立ち上がっているかどうか(組織スコア)、③個人が順調に立ち上がっているかどうか(個別スコア)の3つを定期的に可視化し続けています。

そのうち、特に重視しているのが「個人が順調に立ち上がっているかどうか」という点です。私たちがこのサーベイを使う大きな理由の1つは、若手社員2000人の個々の成長、つまずき、悩みなどを把握し、そのなかで伸び悩む若手社員を特定することなのです。
若手育成担当チームのミッションは、弊社を選んでくれた若手社員全員に幸せになってもらうことだと考えており、サーベイを通じて伸び悩む若手社員を発見し、各社各組織の育成担当者と協力して、彼らを支援する取り組みを地道に続けています。

伸び悩む若手社員を本気で支援するためには、現場の協力が不可欠となりますが、サーベイ結果をそのまま現場に渡しても、必ずしも支援につながるわけではありません。「数字はあるが、どう動けばいいか分からない」という状態に陥りがちだからです。

このサーベイはデータが豊富で、きちんと読み込むと一人ひとりの状態が詳細まで分かるのですが、データを深く読み込むにはそれなりの知識が必要になります。そこで、サーベイ結果の見方やポイントなどをまとめた社内解説動画を制作し、育成担当者にいつでも見てもらえるように工夫しています。

サーベイの結果のなかでも重要なのが「自由記入欄」に書かれたコメントで、フォローが必要だと感じた若手社員のコメントはすぐに育成担当者に伝えて、迅速な対応をお願いするようにしています。その際、「ジャーニーマップ」(図表)は彼らの成長やつまずき、モチベーションの変化が一目で分かるようになっていてありがたいです。

<図表>若手社員の「ジャーニーマップ」~プロセスモデルにおける壁・つまずきの例

若手社員の「ジャーニーマップ」~プロセスモデルにおける壁・つまずきの例

インタビュー対象の支社を選定する際に、オンボーディングサーベイの各支社平均を参考にした

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栗澤:最近、私たちはオンボーディングサーベイを若手社員支援以外の場面でもさまざまな形で活用し始めています。例えば、今年度(2025年度)から、今後の若手育成施策を考える材料にするために、全国の各支社を行脚して、各支社の育成担当者、若手本人たちにインタビューする取り組みをスタートしました。

若手がどうしたらスムーズに立ち上がれるのか、私たち自身の解像度を高めるためにも、現場に行ってより詳しい情報を捉えることが大事だと考えたからです。
インタビューの対象組織の選定には、オンボーディングサーベイの各支社平均の結果を参考にしながら、うまくいっている組織とそうではない組織の両方を選び、その違いをインタビューによる定性的な側面から捉えました。
オンボーディングサーベイの数値が高い支社は、やはり若手社員に対する指導が的確で、年次の近い先輩がメンターについて新人たちをしっかりフォローしており、支社全体の一体感がありました。他にも、上司と若手社員の1on1面談を密に実施して、若手育成に成功している支社などがありました。反対にオンボーディングがうまくいかない理由も見えてきて、有意義なインタビューになりました。

成果・今後の取り組み

2000人以上の若手社員の個別状況を把握できる唯一のツール

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野尻:私たちのオンボーディングサーベイの全社平均値は、2023年度から一貫して一般的な水準を超えています。これは、全社育成方針や私たちの取り組みが大きく間違っていない証拠と見ることができます。

栗澤:このサーベイによって、若手社員2000人一人ひとりの状態を点ではなく時系列で捉えられるようになりました。誰が、いつ、どこでつまずいているのかを把握し、必要なタイミングで手を差し伸べるためのツールであり、今では若手育成に欠かせない基盤となっています。

早田:これまで語ってこなかったことでいえば、私たちはこのサーベイを研修効果測定ツールとしても活用しています。私たちは入社すぐの新入社員研修以外にも、社会人基礎力を高めるための研修をいくつも用意しています。これらの研修受講前後のサーベイ結果を見ることで、研修効果もある程度把握できるのです。今後は、サーベイ分析結果をもとにして、新入社員研修や各種若手社員向け研修の改善により注力していきます。貴重なデータを生かして、若手育成施策をより良い内容にしたいと思っています。

野尻:私たちにとって最も大切なことは、毎年同じようにオンボーディングサーベイを活用し、伸び悩む新人たちをフォローして、若手全員が順調に成長し、組織に馴染んでもらう支援をすることです。ワンショットで何かが効くというものではなく、組織で捉えるときは経年、時系列で見る必要があると思います。今後もこの取り組みを粘り強く継続していきます。

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ソリューションプランナーの声

本杉の顔写真

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
ソリューションプランナー
本杉佳子

ドコモグループ様では、2,000人以上の若手社員一人ひとりの成長・つまずき・悩みを把握するという課題に対し、「オンボーディングサーベイ」の活用という戦略的アプローチで、若手育成の可視化と個別支援の仕組み化を実現されました。

私たちリクルートマネジメントソリューションズは、全社・組織・個人の3つのレベルでの定期的な状況把握から、伸び悩む若手社員の早期発見・支援体制の構築、さらには研修効果測定まで、一貫してサポートさせていただきました。単なるサーベイツールの提供にとどまらず、「誰が、いつ、どこでつまずいているかを把握し、必要なタイミングで手を差し伸べる」という若手育成の基盤づくりを支援できた点が、今回の取り組みの重要なポイントでした。

若手社員の早期離職や育成の個別最適化が人事課題として注目されるなかで、大規模組織においても一人ひとりの状態を時系列で捉え、適切なタイミングで支援につなげる仕組みの重要性はますます高まっています。

今後もドコモグループ様との取り組みを継続・発展させていただきながら、他の企業様でも若手社員のオンボーディング支援と育成施策の効果最大化をご支援していきたいと思います。

取材日:2025/12/02

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企業紹介

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ドコモグループ

NTTドコモ、NTTドコモビジネス(旧・NTTコミュニケーションズ)、NTTドコモソリューションズ(旧・NTTコムウェア)を中心とする新ドコモグループは、コンシューマ通信事業とスマートライフ事業を軸に、「つなぐ」を価値創造の源泉とし、社会を豊かで幸せなものにすることに貢献していきます。

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