テーマ
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
こんなお悩みは
ありませんか?
- せっかく採用した新入社員や若手社員が育たず、すぐに辞めてしまう
- これまでのやり方が通用せず、最近の新人・若手にどう関わればよいかがわからない
- 「褒めるのがよい」「厳しくすべきだ」など、さまざまな意見があって何が本当によいのかわからない
- 現場からはもっと良い人を採用してほしいと言われているが、育成にも問題があると感じている
- 新入社員が入社時からテレワークを利用するようになり育成が難しくなっている
問題・背景
新入社員・若手社員の育成が難しくなっている背景とは
新人・若手が育たない、メンタル不全に陥る、辞めてしまうといった問題は、業種や規模を越えて、多くの企業に共通する悩みになっています。なぜ、新人・若手の育成がこれほど難しくなっているのでしょうか。
それは、「仕事」「職場」「新人・若手」の変化によって、構造的に人が育ちにくい状況になっているからです。
(1)新人・若手の世代的変化
今の時代の仕事・職場環境では、「困難な環境下でも自分で考え、周囲に働きかけながら成長し、成果を出す力」が求められますが、最近の新人・若手は、むしろこうしたことを苦手とする傾向があります。時代が求める力と新人・若手の特徴とのギャップが拡大していることが根本的な要因であり、すべての企業が直面している社会的課題です。
このような新人・若手の変化は、何が要因なのでしょうか。最も大きく影響しているのは、彼・彼女らの生まれ育った環境が変化したため、「困難克服経験の不足」が起こっていることです。経済の変化、教育の変化、ITの進化などによって、失敗から学ぶ経験(できない自分に向き合い克服する)、叱られながら学び成長する経験(関わってくれる人への感謝と信頼関係を作る)、正解のない問題に対処する経験(自分で考え抜く、結果が出るかがわからなくても動き続けながら改善していく)など、今のビジネス環境で働いていくために必要な経験が積みにくくなっているのです。自分がチャレンジしたいことをやりきった経験はあっても、意に沿わないこと、苦手なこと、正解がないこと、先がわからない不確実なことなどを、不安や葛藤を抱えながら、自分で何とかしていく経験を積める場が減っています。
そのため、職場で困難な場面に直面したときにどうしてよいかわからず、足が止まってしまうのです。上司や先輩に相談すればよいとわかっていても、失敗や叱られることに慣れていないため、「こんなこともわからないのかと思われるかもしれない」「できない人と思われたくない」「ダメ出しされるかもしれない」「叱責や否定されるかもしれない」といった不安が先に立ってしまい、本当に困っていることや悩みを相談できません。結果的に状況が改善されず、新人・若手の成長にもつながらないのです。
(2)上司・育成担当者の理解
一方、新人・若手のこうした行動は、職場側からは受け身であると捉えられ、注意が増え、指示ばかりの指導育成に陥りやすくなります。上司や育成担当者は、新人・若手の本音がわからないために、手探りの関わりにとどまり、思うようにいかないことから育成の負担感も増していきます。結果として、新人・若手側、育成側の双方がストレスを抱え、なかなか育成が進まない状況が続いてしまうのです。
育成においては上司や育成担当者が今の時代の新人・若手の特徴を理解して関わっていくことが非常に重要になります。
主な課題
今の時代の新入社員・若手社員を育成する鍵は何か
では、こうした変化を踏まえてどのように育成に取り組んでいけばよいのでしょうか。その鍵は、「困難な環境下で自ら動き成長する力の育成」にあります。今の仕事は難度や複雑性が高く、職場が忙しいため、上司や先輩が新人・若手に深く関わる余裕があまりありません。そうした状況を自分で乗り越えながら、成長し、成果をあげていくことのできる力を育てることが、最も重要なテーマです。
こうした構造をふまえ、私たちはVUCA×Z世代の自律学習を効果的に進めるコンセプトとして「Try&Learnサイクル」というモデルをつくり、研修やOJTで活用していただいています。新入社員と上司・育成担当者が共通のゴール・方法論を共有しながら取り組むことで、育成の効果を上げていくことができるのです。
また、以下に新入社員育成時の具体的な課題をお伝えします。以下の5つの課題に応じた育成プログラムを組み、「困難な環境下で自ら動き成長する力の育成」につながる育成体系を整備することがポイントです。
今の時代の新入社員の育成については以下の無料セミナーでもお伝えしています。
- 【無料動画セミナー】
- Z世代を知る・育てたい力・育て方 すぐに使える新人育成の3つのキー
- 【無料オンラインセミナー】
- ~VUCA × Z世代の育成ニューノーマル~今の時代の新人若手の生かし方・育て方
(1)ビジネスマナーと基本行動の習得
いつの時代も、ビジネスマナーや基本行動の習得は必要不可欠なテーマです。今の新人・若手の特徴を踏まえて、学習効果を高める仕組みが求められます。
(2)入社後すぐに役立つスキルの習得
仕事の難度や複雑性が高まるなかで、求められるスキルの幅とレベルが高まっています。自社の仕事で必要とされるスキルを体系的に学べる仕組みが求められます。
(3)配属後の定着促進とモチベーションの維持
最近の新人・若手は、悩みや不安があっても、なかなか周囲には出さずに抱え込んでしまう傾向があります。したがって、普段から職場との関係を深め、モチベーションが落ちたときに適切にフォローできる態勢を整えておくことが効果的です。
(4)自ら学び成長するスタンスの習得
新人・若手時代はできないことが多いため、いかに行動を増やし、経験から学びを深められるかが成長の鍵を握ります。困難から逃げずに、自分で何とかしていこうとするスタンスの育成が重要です。
(5)上司・育成担当者の育成力強化
上司や育成担当者たちの多くが、これまでの自分たちの部下育成方法が通用せずに困っています。その際、ついつい新人・若手に問題があると捉えがちですが、一方で育成者もまた、時代の変化に適合した新たな育成の考え方とノウハウを身につけていく必要があるのです。
関連するサービス
Service
おすすめの
無料オンラインセミナー
Online seminar
サービスを
ご検討中のお客様へ
- お役立ち情報
- メールマガジンのご登録をいただくことで、人事ご担当者さまにとって役立つ資料を無料でダウンロードいただけます。
- お問い合わせ・資料請求
- 貴社の課題を気軽にご相談ください。最適なソリューションをご提案いたします。
- 無料オンラインセミナー
- 人事領域のプロが最新テーマ・情報をお伝えします。質疑応答では、皆さまの課題推進に向けた疑問にもお答えします。
- 無料動画セミナー
- さまざまなテーマの無料動画セミナーがお好きなタイミングで全てご視聴いただけます。
- 電話でのお問い合わせ
-
0120-878-300
受付/8:30~18:00/月~金(祝祭日を除く)
※お急ぎでなければWEBからお問い合わせください
※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください
- SPI・NMAT・JMATの
お問い合わせ -
0120-314-855
受付/10:00~17:00/月~金(祝祭日を除く)