【オンライン受講クラス有】「意味のイノベーション」――デザイン思考の次にくると言われている、意味の転換によって新しい価値を生み出そうというアプローチのことです。
本コースでは、ワークショップを通じて、モノやコトの「意味」を捉え直し、新しいアイディア創出につなげる方法を学びます。
批判的なアプローチや創り手の想いに視点を当てた「意味のイノベーション」を体感する3時間のプログラムです。
近ごろ、「意味のイノベーション」という言葉が、イノベーションを生み出すための新たな方法論として、注目を集めています。
意味のイノベーションとは、イタリア・ミラノ工科大のロベルト・ベルガンティ教授によって提唱され、「批判性を伴ったアプローチ」や「ユーザーへの共感ではなく創り手個人の熟考から始めるプロセス」などの特徴を持った次世代のイノベーション手法です。
しかしながら、手法としての「意味のイノベーション」を企業や組織、チームで使いこなしていくためには、そもそもの「意味」という抽象的な概念について、正しい理解が必要不可欠です。
本講座では、事業・商品・サービス・組織・人材開発など、あらゆるモノ・コトの「意味」に関する解説からスタートし、デザイン思考との違いについて焦点を当てながら、実際のビジネスに取り入れる際に重要な3つのポイントについて、簡単なワークを取り入れながら学んでいただきます。
受講後には以下の状態を目指します。
●「意味のイノベーション」の概要やその強みについて理解する
●有形・無形に関わらず、自社の商品やサービスの意味について考えることができる
●「意味のイノベーション」のアプローチを使った、自社での新しい活動がイメージできる
担当講師が変更となる場合がございますのでご了承ください。
●イントロダクション
●いま注目を集める「意味のイノベーションアプローチ」とは?
●「意味のイノベーション」を実践するために必要な3つのポイント
●リフレクション
開催地 |
WEB
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期間 | 3時間 | 総研修時間(食事時間を除く) | 3時間 |
開催時間 | 3時間(09:00~12:00、13:00~16:00、17:00~20:00の時間帯) |
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受講費用 | 15,000円/名(税抜) ※チケット制対応あり |
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受講対象 |
若手層中堅層リーダー管理職層部長・経営層 企業・組織内でイノベーションの実現や促進を任されている方、アイディア創出力を高めたい方、物事の本質を追求することに関心がある方、新しいイノベーション手法に興味のある方におすすめです。
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事前課題 /準備 |
あり 当日、研修で使用するファイルを事前配布しています。受講者サイトの事前課題ボタンからPCにダウンロードしてください。 「ワークシート」については、PowerPointファイルを当日使用するPCにセット頂くか、PDFファイルを事前にプリントアウト・筆記用具をご用意の上で研修に臨んでください。(PDFファイルをご利用の場合で、プリントアウトができない場合はA4用紙白紙(ノートでも可)と筆記用具をご用意の上、研修に臨んでください。)また、当日の開始時刻までにP1「チェックインワーク」に取り組んでください。 オンライン受講の接続情報につきましては、 各書面(受講票、メール等)に記載のあるご自身が参加されるクラスをご確認のうえ、ご参加ください。 |
意味のイノベーションは、シンプルであるがパワフルなものだと感じた。自分自身にもいろいろな意味の問い直しができて、サービス開発だけでなく、人の価値観や視野視界が広がる人材育成にもつながるのが素晴らしいと思う。
マーケティング活動をしようとすると、ターゲットだけ変えて中身があまり変わっていないものが多かったが、意味のイノベーションや、価値観を見つめなおすことで当たり前すぎて考えていなかったことなどに気づけることを学ぶことができた。また、上司にも視点を変えてもらい納得してもらうには、やはり対話が必要であることは、基本に立ち返って考えを共有する必要性に改めて気づいた。
同じ環境・状況の中で人たちとだけ交流しているとどうしても思考が引っ張られたり偏りがちになってしまう傾向があるが、本研修を通してさまざまな思考法があることと、異業種の受講者の方達のお話を聞くことで、現在自分が置かれている状況や課題を俯瞰的に知る・考え直す機会となり大変勉強になった。
「デザイン思考」も広がりを見せ、ユーザーに寄り添ったアプローチやアイデアをより広く生み出す方法論は、様々な企業で取り入れられるようになってきています。しかしながら、なかなかユーザーのインサイトを商品のアイデアに結び付けられなかったり(ありきたりなものになってしまったり)、生まれた突飛なアイデアをどのように具体的な価値に繋げていけばいいのかわからなくなることも多くあります。同じようなアプローチが広がれば、アイデアの方向性も似てきてしまい、差別化は難しくなります。
そうした背景を踏まえ、本講座では「デザイン思考」と並んで紹介される「意味のイノベーション」というアプローチについて紹介します。ユーザーの潜在的なインサイトにアプローチしつつも、自社ならではの強みを生かし、創り手として意味を込めた商品を開発するためにはどうすればよいのかを、事例紹介やワークを交え、参加者の皆様と一緒に考えていきます。
豊富な経験とテーマに精通したプロが効果的な学びを支援します。
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小田 裕和(オダ ヒロカズ)