STEP

連載・コラム

新入社員・若手社員の育成|早期戦力化を実現する方法

  • 公開日:2024/04/01
  • 更新日:2025/12/22

新入社員・若手社員の育成に関するこんなお悩みはありませんか?

  • せっかく採用した新入社員や若手社員が育たず、すぐに辞めてしまう
  • これまでのやり方が通用せず、最近の新人・若手にどう関わればよいかがわからない
  • 「褒めるのがよい」「厳しくすべきだ」など、さまざまな意見があって何が本当によいのかわからない
  • 現場からはもっと良い人を採用してほしいと言われているが、育成にも問題があると感じている
  • 新入社員が入社時からテレワークを利用するようになり育成が難しくなっている
本シリーズ記事一覧
新入社員・若手社員の育成|早期戦力化を実現する方法
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
入社後すぐに役立つスキルの習得
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
ビジネスマナーと基本行動の習得
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
上司・育成担当者の育成力強化
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
配属後の定着促進とモチベーションの維持
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
自ら学び成長するためのスタンス習得
新入社員・若手社員の育成が難しくなっている背景とは
今の時代の新入社員・若手社員を育成する鍵は何か
新入社員・若手社員の自律学習力を高める育成に向けた3つのポイント
新入社員・若手社員の育成における5つの課題に応じたプログラム

新入社員・若手社員の育成が難しくなっている背景とは

新人・若手が育たない、メンタル不全に陥る、辞めてしまうといった問題は、業種や規模を越えて、多くの企業に共通する悩みになっています。なぜ、新人・若手の育成がこれほど難しくなっているのでしょうか。
それは、「仕事」「職場」「新人・若手」の変化によって、構造的に人が育ちにくい状況になっているからです。

(1)新人・若手の世代的変化

今の時代の職場では「困難な環境下でも自分で考え、周囲に働きかけながら成果を出す力」が求められます。ところが最近の新人・若手は、むしろそうした場面を苦手とする傾向があり、時代の要請とのギャップが拡大しています。

背景にある要因は、生まれ育った環境の変化による「困難克服経験の不足」です。

  • 経済・教育の変化やITの進化により、「失敗から学ぶ経験」が減少している
  • 人に叱られながら信頼関係を築くといった「厳しさも含めた人との関わりから学ぶ経験」が不足している
  • 正解のない課題に挑み続ける「自分で考え抜き改善する経験」が積みにくい

この結果、

  • 苦手なことや正解のない課題を前に不安や葛藤を抱えやすい
  • 職場で困難に直面したときに「どうしてよいか分からない」と立ち止まってしまう
  • 相談すれば解決できると頭では分かっていても、「叱責されるかもしれない」「できない人と思われたくない」という不安が先立ち、本当に困っていることを口にできない

こうした状況が、新人・若手の成長を阻んでいます。

新人・若手の世代的変化

(2)上司・育成担当者の理解

新人・若手のこうした行動は、職場から見ると「受け身」「主体性がない」と映りがちです。結果として、上司や育成担当者は次のような状態に陥りやすくなります。

  • 注意や指示が増え、指導が一方的になりやすい
  • 新人・若手の本音がつかめず、手探りの関わりにとどまる
  • 思うように育たず、育成の負担感が増してストレスが蓄積する

このように、新人・若手と育成側の双方がストレスを抱え、育成が進まない悪循環が生まれます。だからこそ、育成においては上司や育成担当者が今の世代の特徴を理解したうえで関わっていくことが非常に重要になります。

今の時代の新入社員・若手社員を育成する鍵は何か

こうした変化を踏まえ、育成の鍵となるのは 「困難な環境下で自ら動き、成長する力」を育てることです。現代の職場は難度や複雑性が高く、上司や先輩が深く関われる時間も限られています。
そのため、困難を自分で乗り越えながら成果を出す力を伸ばすことが最重要テーマになります。

そこで私たちは、VUCA×Z世代の自律学習を効果的に進めるコンセプトとして「Try&Learnサイクル」というモデルをつくり、研修やOJTで活用していただいています。

  • 新人と上司・育成担当者が共通のゴールや方法論を持ち
  • 研修やOJTのなかで「挑戦 → 学び → 改善」の流れを繰り返す

このサイクルを通じて、育成の効果を高めることが可能になります。

新入社員・若手社員の自律学習力を高める育成に向けた3つのポイント

▼自律学習力を高めるための3つのポイント
(1)自律的な行動を引き出す
(2)経験を学びにつなげる
(3)職場ぐるみで育てる

(1)自律的な行動を引き出すには?

Z世代の自律的な行動(Try)を引き出すには、「どう思われるか」という不安を抱きやすい彼らに安心感を与える関係づくりが不可欠です。

観点

補足

安心と信頼の土台を築く

  • 新入社員・若手社員の強み・価値観・ありたい姿に関心を向ける
  • コンディションや努力の様子を丁寧に観察する

受信型のコミュニケーション(傾聴)を意識する

  • 否定せずに受け止めることで、不安を和らげ信頼関係を構築する
  • 「どう思われるか不安」と感じやすいZ世代に安心感を与える

(2)経験を学びにつなげるには?

入社初期は成果が出ず自信を失う「1年目の壁」に直面しやすく、弊社が実施した「新人・若手の育成についての実態調査」でも自律や学習に関する悩みが回答の上位を占めています。
経験を成長の糧に変える視点を養うことが重要です。

観点

補足

フラットな問いかけを活用する

  • 「今回の結果の要因は何だと思いますか?」
  • 「次に生かしたいことは?」などフラットな問いかけで、本人が自ら考え学びとる経験をサポートしていく

答えをすぐに与えず、考える習慣を育てる

初期は選択肢を提示しながらも、最終的な判断は本人に委ねる

自己決定と成功体験の積み重ねを大切にする

自分で決めて成功した経験が、次の行動へのエネルギーになる

時間をかけて育てる姿勢を持つ

即効性よりも、長期的な自律学習力の育成を重視する

(3)職場ぐるみで育てるには?

新人育成は上司とOJT担当が中心ですが、勤務時間やリモート環境、ジェネレーションGAPなどにより縦ラインだけでは難しく、チームで支える環境づくりが欠かせません。

観点

補足

縦の育成(上司・OJT)に加え、「面」で支える体制をつくる

同僚・他部署のメンターなど、多様な接点を意識的に増やす

環境・仕組みを整備する

会議内に「新人紹介コーナー」を設けるなど、部署全体が新人に関わる風土を醸成する

新入社員・若手社員の育成における5つの課題に応じたプログラム

5つの課題に応じた育成プログラムを組み、「困難な環境下で自ら動き成長する力の育成」につながる育成体系を整備することがポイントです。
今の時代の新入社員の育成については、無料セミナーでも詳しく解説しています。
【無料動画セミナー】
Z世代を知る・育てたい力・育て方 すぐに使える新人育成の3つのキー
【無料オンラインセミナー】
~VUCA × Z世代の育成ニューノーマル~今の時代の新人若手の生かし方・育て方

新入社員研修
ー 新入社員の早期立ち上げを1名からサポート ー

リクルートマネジメントソリューションズの新入社員研修では、
電話応対や名刺交換など、社会人に必要な『8つの基本行動』を軸に、
ビジネスマナーや仕事の進め方の基礎を2日間で習得できるプログラムを提供しています。

単なる型の暗記ではなく「なぜ必要なのか」という本質的な理解を促し、
繰り返し実践させることで、現場での確実な定着を支援しています。

(1)ビジネスマナーと基本行動の習得

いつの時代も、ビジネスマナーや基本行動の習得は必要不可欠なテーマです。今の新人・若手の特徴を踏まえて、学習効果を高める仕組みが求められます。

(2)入社後すぐに役立つスキルの習得

仕事の難度や複雑性が高まるなかで、求められるスキルの幅とレベルが高まっています。自社の仕事で必要とされるスキルを体系的に学べる仕組みが求められます。

(3)配属後の定着促進とモチベーションの維持

最近の新人・若手は、悩みや不安があっても、なかなか周囲には出さずに抱え込んでしまう傾向があります。したがって、普段から職場との関係を深め、モチベーションが落ちたときに適切にフォローできる態勢を整えておくことが効果的です。

(4)自ら学び成長するスタンスの習得

新人・若手時代はできないことが多いため、いかに行動を増やし、経験から学びを深められるかが成長の鍵を握ります。困難から逃げずに、自分で何とかしていこうとするスタンスの育成が重要です。

(5)上司・育成担当者の育成力強化

上司や育成担当者たちの多くが、これまでの自分たちの部下育成方法が通用せずに困っています。その際、ついつい新人・若手に問題があると捉えがちですが、一方で育成者もまた、時代の変化に適合した新たな育成の考え方とノウハウを身につけていく必要があるのです。

本シリーズ記事一覧
新入社員・若手社員の育成|早期戦力化を実現する方法
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
入社後すぐに役立つスキルの習得
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
ビジネスマナーと基本行動の習得
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
上司・育成担当者の育成力強化
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
配属後の定着促進とモチベーションの維持
新入社員・若手社員の育成・早期戦力化
自ら学び成長するためのスタンス習得
SHARE

コラム一覧へ戻る

おすすめコラム

Column

関連する
無料セミナー

Online seminar

サービスを
ご検討中のお客様へ

電話でのお問い合わせ
0120-878-300

受付/8:30~18:00/月~金(祝祭日を除く)
※お急ぎでなければWEBからお問い合わせください
※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください

SPI・NMAT・JMATの
お問い合わせ
0120-314-855

受付/10:00~17:00/月~金(祝祭日を除く)

facebook
x