用語集
R&Dとは? 企業の研究開発の具体的な仕事内容を解説
- 公開日:2014/04/18
- 更新日:2024/06/21
R&DとはResearch and Developmentの略称で、日本語では「研究開発」を意味します。一般的には、自社の事業領域における研究や新技術・サービスの開発を担う部門や、その機能を指すことが多い言葉です。
R&Dでの具体的な仕事内容は?
R&Dは会社の事業領域によって異なりますが、ひとくくりにR&Dといっても、3つの段階・内容に大別することができます。各段階では以下のようなことを行います。
基礎研究
基礎研究では新たな科学的事実の発見する研究を行います。
一般的に、研究領域によって異なるものの目に見える成果が表れるまでに長い時間を要すことが多くなります。また、直接的にサービスに役立つかも不透明な場合もあり、優先順位が下げられがちでもあります。
しかし、他社に対して優位性ができる、新たなイノベーションを生み出す可能性を秘めており、欠かすことのできない重要なステップです。
応用研究
応用研究では、基礎研究によって見出された結果を元に、その実用性を確認する研究を行います。
また、既に実用化されている技術等に関して、別のことに応用ができないか研究することも含まれています。
開発研究
開発研究は、基礎研究や応用研究で得た結果や技術を使用して、具体的な商品開発を行う研究です。研究だけでなく、その商品が市場ニーズに合っているかなど、マーケティング的な視点も求められます。
リクルートマネジメントソリューションズでは、トレーニング、アセスメント、コンサルティング、コーチングの各領域の専門組織・担当者において、研究開発を行っています
また、社内には 組織行動研究所・測定技術研究所・HR Analytics & Technology Labという研究所(※)を設け、それぞれ幅広い情報収集・調査および研究を行っており、その内容をサービス開発へ反映しております。
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※リクルートマネジメントソリューションズの研究所
■ 組織行動研究所
組織・人材マネジメント領域において幅広く調査・研究・情報発信を行う弊社の研究部門です。1963年のアセスメント事業の発足以来、組織行動学、産業組織心理学などの情報収集を行ってきた研究・開発部門を母体に、2004年に設立しました。
■ 測定技術研究所
心理測定技術をベースとしたアセスメントやサーベイの商品開発および品質の維持・向上,測定技法や経営人事テーマに関する調査・研究を行う弊社の研究部門です。1964年に日本リクルートセンターに発足したテスト部の開発部門を前身とし、総合検査SPIなどを開発してきました。
■ HR Analytics & Technology Lab
人事課題の解決をアナリティクスによって加速させるため、アセスメントやサーベイを中心とした人事データ利活用の推進を行う技術開発部門です。2017年に発足し、開発した分析技術の学会発表やクライアント提供を主に行っています。
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