現場から「今年の新入社員はきちんとしている」と評価された新入社員研修

プロジェクト概要

背景・課題

3年ぶりの新卒採用に合わせて、新入社員研修体系を全面的に見直した結果、4月上旬からの3週間、外部の研修機関に預けることに決まりました。社会人として必要なマナーだけでなくビジネススキルも含めて、基本的なスキル・知識を体系的に学んでもらうには、その道のプロに任せるのが最善だと考えたからです。その後、OJTをローテーションで1年間組み込みました。

検討プロセス・実行施策

検討の結果、明らかになったのは、リクルートマネジメントスクール研修公開コースの「新入社員お預かりプラン」の1つが、私たちの要望にほぼピッタリ合っているということでした。スケジュールも予定どおりでしたし、社会人としておさえておくべきビジネスマナーなどの基礎はもちろん、ビジネススキルも体系的に学べるラインナップで、内容もほとんど過不足ありませんでした。

成果・今後の取り組み

入社直後の研修受講で、期待していたよりも「社会人」らしくなって帰ってきました。また、OJTで新人を受け入れた現場からは、「電話の取り方やメールの書き方がきちんとしている」「ビジネスマナーを本当にゼロから教えなくて済んだので、手間が省けて助かった」などと、上々の評価を受けました。受講した本人たちも、1年後には「最初にあの研修を受けてよかった」と言っていました。

背景・課題

3年ぶりの新卒入社。新人も受け入れ先の上司・先輩も育成するには

私たちビューティーエクスペリエンスは、創業40年以上、社員200名規模のヘアケアメーカーです。ヘアサロン向け専売品の製造・販売を目的としたプロフェッショナル事業を軸に、一般市場向け製品のリテール事業、アジアを中心とした海外事業を展開しています。特に、サロンと製品を共同開発する「SIM(Salon Interactive Marketing)」の手法で、サロンやユーザーが本当に必要とする製品を数多く開発してきました。

2018年度新卒で、私たちは3年ぶりに新卒採用を開始しました。それに合わせて、新入社員研修の体系を全面的に見直した結果、入社してすぐの4月上旬からの3週間だけ、外部の研修機関に預けることに決まりました。新人に、社会人として必要なマナーだけでなくビジネススキルも含めて、基本的なスキル・知識を体系的に学んでもらうには、その道のプロに任せるのが最善だと考えたからです。

外部研修を終えた後は自社研修を2週間行い、5月からOJTで3つの部署の仕事をローテーションしながら経験してもらうスケジュールを組みました。OJTとOJTの合間に約1週間の研修を行い、初年度の最後、3月に振り返りの発表会を行って、1年間の新入社員研修を終えるという体系です。OJTをローテーションで長く組み込んであるのは、メーカーとして多くの部門がある社内において、さまざまな部門・役割を理解し、最終的には全体最適の視点を身につけること、新人たちが今後のキャリアを考える土台を身につけること、また、久々の新人受け入れということもあって、現場の上司・先輩に「教える経験」を積んでもらう必要があると考えたからです。

検討プロセス・実行施策

「新入社員お預かりプラン」で社会人の基礎からビジネススキルまでを体系的に学ぶ

リクルートマネジメントスクールの新入社員研修は、以前に活用していたこともあって、早くから候補の1つに上がっていました。しかし当然ながら、ほかにもいくつかのサービスを検討しました。

検討を進めた結果、明らかになったのは、リクルートマネジメントスクール研修公開コースの「新入社員お預かりプラン」の1つが、私たちの要望にほぼピッタリ合っているということでした。スケジュールもちょうど予定していたとおりでしたし、社会人としておさえておくべきビジネスマナーなどの基礎はもちろん、ビジネススキルも体系的に学べるラインナップで、内容もほとんど過不足ありませんでした。具体的には、相手の期待を考える」8つの基本行動「主体的に取り組む」ディスカバリービジネス文書段取り力コンプライアンス・メンタルヘルスロジカルシンキングビジネスコミュニケーションエクセル×ビジネス数字力を約3週間で続けて受講するプランです。(2019年度新卒は、上記に加えて会計の基礎も受講)

研修内容やテキストをその後の研修でも活用

2018年度新卒5名の新人たちを預けている間、私たちは内心、全員迷わずに会場に行けるだろうか、誰かが脱落するのではないか、事故などに遭わないだろうかとドキドキしていました。しかしそれも杞憂に終わり、「新入社員お預かりプラン」のすべての研修を全員が無事に受講し終え、スムーズに自社研修に入っていくことができました。

その後は、私たち人事メンバーが、リクルートマネジメントスクールの研修内容やテキストをさまざまなシーンで活用させてもらいました。例えば、OJTとOJTの合間に行った研修のなかで、新人たちにプレゼンテーションのお題を出しました。どう表現したらよいかを考えるときに、ビジネス文書やロジカルシンキングの講義を復習してほしかったからです。想定どおり、研修テキストを復習している新人が多くいました。

また、その研修のなかで、「自社商品プレゼンの資料を作る」というお題も出しました。これは、段取り力やロジカルシンキングの研修で得た知識を使って頼まれた仕事に対して自分なりに段取りを組み、目標を達成してもらうための応用問題です。実際の仕事の多くは、目標だけがあって、やり方は自分で考えるものばかり。だからこそ、自分で考え、段取りを組む力を育んでもらうことが大切だと考えています。このように研修内容・テキストを復習してもらうことで、研修での学びを定着させる工夫をしています。

成果・今後の取り組み

期待以上に「社会人」らしくなって帰ってきた

研修から帰ってきた後、私たちは自社研修を行ったのですが、そこで感じたのは、「期待以上に社会人らしくなって帰ってきた」ということです。言葉遣いやあいさつ、研修への取り組み姿勢が、入社前とは明らかに違いました。驚いたことに、心配だった者ほど社会人らしくなって帰ってきたのです。

さらに、OJTで新人を受け入れた部署の方々からは、全般的に「電話の取り方やメールの書き方がきちんとしている」「ビジネスマナーを本当にゼロから教えなくて済んだので、手間が省けて助かった」といったコメントをもらいました。過去2年、新卒社員が入らなかったため、現場の皆さんは総じて新人育成に協力的だったのですが、それを差し引いても現場の評価は上々でした。

一方で新人たちは、研修から帰ってきたばかりの頃は「3週間という期間は長く大変だった」と口々に言っていました。なかでも一番大変だったのは、電話応対・名刺交換などのビジネスマナーを学ぶ「相手の期待を考える」8つの基本行動の研修だったということでした。

ただ面白いことに、その感想がだんだん変わっていったのです。最終的に、1年目が終わる3月にあらためて座学の研修をしたのですが、その際には新人の多くが、「最初にビジネスマナーを学んでいて本当によかった」と言っていました。ビジネスマナーの重要性は、現場で小さな失敗をして、はじめて実感する者が多いようです。例えば、「OJTのとき、営業同行が終わった後に先輩から指摘された注意点が、研修で指摘されたことと同じだった。後で研修テキストを振り返って、そういう意味だったのかとはじめて腑に落ちた」というエピソードを話してくれた新人がいました。

そのほかの研修についても、全員が「1年経った今は受けてよかったと思う」と話してくれました。コンプライアンスやメンタルヘルスなどは、現段階でどこまで理解できているかまだ分からないのですが、私たちとしては、正解がない世の中でビジネスをしていくにあたって、やはり最初に学んでもらいたい内容ですし、最初に学ぶことに大きな意味があると考えています。

2019年度新卒は12名が受講して同様に無事終了

2019年度は12名の新人が受講しました。やはり受講の最中は心配でしたが、何事もなく終了。18年度新卒と同様の効果が出ています。

今後は、今よりもさらに初歩的なビジネスマナーを教えるコースがあってもよいかもしれないと思います。なぜなら、昨今は固定電話を使ったことがなく、自分のケータイ以外の電話の取り方がまったく分からない若者もいるからです。また、エクセル×ビジネス数字力の研修は、エクセル未経験者にとってはちょうどよいレベルですが、すでに使いこなせる者は簡単だったと感想を述べていました。今後もリクルートマネジメントスクール研修公開コースを利用し、新人育成に力を入れていく予定です。

企業紹介

株式会社ビューティーエクスペリエンス
リピート率 No.1(※)の「ハニーチェ」や今年で10周年を迎えるヘアコスメブランド「ロレッタ」で知られる、創業44年のヘアケアメーカー。
「beauty experience ―人生に、新しい美の体験を。」という新たな理念のもと、2015年4月に旧社名である株式会社モルトベーネから株式会社ビューティーエクスペリエンスへ社名を変更。創業以来、美容師とお客様に寄り添った製品提供を目指し、美容室向け専売品および、一般市場向け製品の製造・販売を行っている。
その他、アジアを中心とした海外事業も展開。日本の美容文化を世界に発信している。

※ シャンプーリピート率ランキング<ドラッグストア> 2018 年実績 (True Data社調べ)

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