面接の見極め力強化

こんなお悩みありませんか?
面接の見極め力強化
  • 効果的な面接の展開の仕方が分からない
  • 履歴書の内容や面接時の印象と入社後の姿にギャップが出てしまう
  • 面接者の主観や経験則に左右されやすい
  • 面接未経験者へのサポートが不十分と感じる

問題
背景
情報社会の影響により、応募者の「面接対応力」が上がっている

近年、就職サービスやコミュニティの普及が進んだことにより、就活対策・面接対策に関する情報が容易に手に入るようになりました。事前に企業に合わせた志望理由や自己アピールを念入りに準備し、「よくある質問」にしっかりと答えられる応募者が増えている実感は、採用担当者の皆さんもお持ちなのではないでしょうか。

また、新卒採用ではインターンシップや早期に選考を行う企業が増加し、応募者が社員と接点を持つ機会、実際の面接経験を積む機会も早期化・増加しています。(図表1)
その結果、採用活動が本格化する前に、活動量が多い応募者ほど「面接対応力」が格段に上がり、面接本番に臨んでいくことになります。
しかし、「面接対応力」が上がっても、その企業・仕事が本人に合っているかの「適性」は面接の場で見極めていく必要があります。面接時の印象と入社後の姿にギャップがあるというケースは、面接の見極め力に課題がある可能性があります。

採用活動プロセスの開始時期(実績)(該当卒年の採用実施企業/それぞれ実数回答)
インターンシップ参加率(学生全体/単一回答)

限られた面接時間で見極めに難航する現場

一方で、企業の各現場から参加する面接者側は準備時間を十分に取れず、限られた時間の中で効果的な質問をして情報収集するのが難しい状態です。特に、採用に求める要素が多ければ、面接の場がより困難になっているとも言えるでしょう。(図表2)

応募者側の対応力が高い状況で、面接の未経験者はノウハウがなく評価に必要十分な質問・情報収集を行う難易度が特に高いと言えます。ベテラン面接者であっても、主観や経験則頼りになっていれば、面接者間で評価が一致しないことにもつながります。近年では、面接時の質問や対応に不安を感じ、応募者側が「自分には合わない」と判断し、選考中に辞退してしまうケースも増えてきています。

<図表2>(※求める人物像セミナーより生成)

主な
課題
面接の見極め力向上には、応募者を理解しようとする姿勢と評価に必要な情報収集が不可欠

応募者優位となりつつある採用市場において、面接力強化は重要な課題です。「よくある質問」の回答だけでは、応募者に関する理解は深まらず、応募者にとっても不完全燃焼となってしまうでしょう。

では、面接力強化に必要なポイントは何でしょうか。大きく下記の3つが挙げられます。

(1)知識:応募者の立場を理解する

採用マーケットの状況や、昨今の応募者側が置かれている状況、価値観について知っておくことは、応募者個人の理解を深める上で参考になるでしょう。毎年、最新の情報は就職情報サービスの各サイトでも発表されていますので、こうした資料の共有をお薦めします。

(2)スキル:面接者ひとり一人の「掘り下げ質問力」を高め、評価基準の理解を深める

面接で問うべき質問や確認するポイントは、応募者によって当然異なるものです。全員一律な質問ではなく、応募者に合わせた深堀で、合否評価するに値する情報収集を行うことが重要です。スキルアップするためには、ノウハウの共有に加えて、1対1のロールプレイや、複数人で評価演習を行って評価基準の理解を深めるなどの場があるとより効果的です。面接未経験者へのサポートにもなります。

(3)スタンス:面接は相互理解の場であり、合否を判断するだけが目的ではない

面接者と応募者の関係では、どうしても面接者は一方的に評価する側だと認識しがちです。しかし、近年の採用難の状況下では、ぜひ採用したいと評価しても、応募者側から辞退されてしまうこともありえます。いまや採用決定は、企業側と応募者側の相互理解・相互評価で至るものです。応募者役を経験して応募者の身になってみる、ロールプレイ等の機会の用意がオススメです。

採用面接の場において、適性検査は客観的に応募者を判断する材料になります。応募書類や面接などでは把握しきれない応募者の「資質」を「見える化」することにより、必要な能力や適性があるかをより客観的に判断しやすくなります。SPIは受検者個人個人に合わせた面接の質問例を載せているため、面接未経験者へのサポートにも役立ちます。

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主な課題面接の見極め力向上には、応募者を理解しようとする姿勢と評価に必要な情報収集が不可欠
(1)知識:応募者の立場を理解する
(2)スキル:面接者ひとり一人の「掘り下げ質問力」を高め、評価基準の理解を深める
(3)スタンス:面接は相互理解の場であり、合否を判断するだけが目的ではない