検証!社会人の本音 第1回 年末年始の挨拶どうしてる?効果はあるの?

社会人になると、会社員独自のさまざまな常識や慣習、はたまた都市伝説的な言い伝えに皆様遭遇しているのではないでしょうか?弊社ではそんな社会人の常識について独自調査を行い「実際はどうなの?」を検証する新コーナーを立ち上げました。
記念すべき第1回のテーマはこの時期特有の「年末年始の挨拶」です。皆様年末からビジネス街で、会社の紙袋を持ってせわしなく歩き回るビジネスパーソンをよく見かけますよね。きっと取引先へのご挨拶回りに奔走しているのでしょう。
ではビジネス場面における年末年始の挨拶の実態って? みんなホンネはどう思っているの?など、早速調査結果を見ていきましょう。


挨拶の方法のバリエーションは?

まずはいつ、どのような方法で挨拶するのかを調査しました。

時期としては、年始よりも年末に挨拶をする人が多い結果となりました(「年賀状」を除く)。
現代はデジタルの波が押し寄せているにもかかわらず、最も選択率が高いのは対面での挨拶でした。会社員は古典的な風習を重んじるようですね。
年賀状は約半数の人が選択しており、まだまだ人気の挨拶手法のようです。

挨拶の回数は?年賀状は何枚書く?

では、各手法それぞれどれくらい行われているのでしょうか。

前章同様、年賀状が最も回数が多く、なんと21回以上年賀状を書いた人も6.2%いました。
その他の手法は、年末と年始で特に回数に変化はないようです。

挨拶する/しないの基準は?

では、挨拶する際は、挨拶先をどのような基準で選んでいるのでしょうか?

対面や電話など、1件ごとの対応が必要な挨拶は「担当している顧客すべて」の選択率が下がるのに対し、メールや年賀状など、時間が短く、かつある程度汎用性がある手法の場合は「担当している顧客すべて」の選択率が上がりました。
また、全体を通じて「取引額」よりも「担当者との関係性」の選択率が高くなりました。金額のようなドライな基準ではなく、関係性を重視するのが挨拶の礼儀のようですね。

挨拶はじっくり? さっくり?

では対面で挨拶する場合、実際どれくらいの時間話しているのでしょうか。

最も多かったのが「5〜10分未満」、次いで「10〜15分未満」という結果でした。
挨拶する側もされる側も忙しい時期なので、話す内容そのものよりも、顔を見せることに挨拶の意義があるのかもしれません。

挨拶は手ぶら? お土産持参?

では対面で挨拶するために、何を持っていっているのでしょうか。

何も持っていかない人も一定数いましたが、全体を通じて何かを持参する人が多い結果となりました。
最も多かったのが「ノベルティグッズ」でした。会社によっては挨拶回りをする社員向けにお土産グッズを用意しているのかもしれませんね。

さらにグッズの中身は?

では、ノベルティグッズとは具体的に何を持っていくのでしょうか。

圧倒的に「カレンダー」が多いのは皆様も納得できる結果ではないでしょうか。次いで「手帳」という紙類が多いのも、古典的な挨拶という場面にフィット感がある結果といえそうです。
この先、オフィスのフリーアドレス化、デジタル化などの環境変化が進むと、ノベルティグッズも変わってくるかもしれませんね。

いよいよ挨拶にまつわるホンネを検証!

では、年末年始の挨拶に関する正直なところを聞いてみました。

挨拶する側は半数以上が挨拶にポジティブなのに対し、挨拶される側は逆に半数以上がネガティブであるという、なかなか切ない結果となってしまいました。

フリーコメントで理由を見てみると、ポジティブ側は、挨拶する側もされる側も共通して、「面談の絶好の機会であるから」「話すきっかけになるから」「営業上欠かせないので」など、本来の取引のためのいい機会として活用している意見が多かったです。
また、「メールなどのやり取りが多いなか、この機会に対面でいろいろと重要なことを話せることもある」「そのくらいしか訪問機会がない顧客が多いから」「改めて対面して話すことも大切だから」という、あえて対面でのコミュニケーションを大切にしたいという意見もありました。
さらには、「日本のいい習慣だから大事にしたい」「日本らしくていいと思うので」という、国民性をうかがわせるコメントも見受けられました。
挨拶される側のポジティブな理由としては、「何かもらえることが多いので」「ノベルティが楽しみなので」という、挨拶でのお土産を期待するようなちゃっかりとしたコメントもありました。

ネガティブ側の意見は、挨拶する側・される側共通して圧倒的に多かったのが、「仕事が中断されるから」「時間拘束されるから」「バタバタしている時期のため」など、年末年始の忙しい時期特有のものでした。
また、「仕事に関係ない」「お互いに儀礼的になっている」「形式的なことは不要だと思うから」「挨拶くらいで仕事が増えるわけでもない」という、業務に無関係な風習自体に疑問を抱くコメントや、「気を使うから」「何を話していいのか困るから」「当たり障りのない話をしないといけないから」などの、挨拶場面の話す内容に窮しているといったコメントもありました。
なお挨拶される側の意見のなかでは、「品物は受け取れない決まりになっているのに、無理やり渡されるから」「贈答品は受け取れないため」という、昨今のコンプライアンスの厳しさをうかがわせるコメントもありました。今後、渡す側も受け取る側も注意が必要になるポイントかもしれません。

印象的なエピソードは?

最後に、印象に残っているエピソードを聞いてみました。

「普段仕事の話しかしないお客様の意外な一面を知ることができた」「挨拶がきっかけでそのまま飲みに行って盛り上がった」というような、親密性が増すコメントもありましたが、なかには「お酒を飲まされて、ふらふらになっていました」「日本酒などを用意して応対される会社が多く、酔っぱらって道端で転んだ」などと、ハプニングに見舞われたコメントもありました。

「大型の発注をもらった」「そこでの話次第で翌年の取引の密度が変わる」「契約をとりたい企業に対して、3年連続で年末年始の挨拶をしていたら、『君の熱意には負けた』と契約をとることができた」というような、本業である仕事につながったケースもいくつか見受けられました。
一方で、「水をかけられた」「単なる挨拶のつもりで訪問したときに次々とクレームなどがあり焦った」というような、挨拶場面が残念な呼び水になってしまったケースもありました。

また、「一日中来客があった」「忙しい師走の時期に、取引先の方が次々と挨拶に見え、仕事が捗らずに困った」という困惑の声は多く、なかには「挨拶を受けるため、休暇がとれない」という人までいました。
「支店の全員で挨拶に回っているメーカーがいて事務所の中に入りきらなかった」「来社されたお客様の数が予定を大幅に上回り混乱した」などというエピソードもあったため、挨拶の人数調整や事前連絡はマナーといえるかもしれません

珍回答としては、「仮装して挨拶に来た人がいた」というものや、「いただいたお菓子が賞味期限切れだった」というものもありました。儀礼的な挨拶場面での微笑ましいエピソードといえます。


年末年始の挨拶は、日本ならではのビジネス場面での風習です。デジタル化が進む昨今でも、挨拶をきちんと行うという人は意外と多く、大事にしたい習慣といえそうです。
ただ、多忙な時期に行うイベントでもあり、受け止め方は人それぞれでした。ぜひ相手の立場を慮った行動を取り、年の締めくくりのいい機会として、また、新しい年に向けてお互い気持ちよいスタートを切れる機会として、挨拶を有効活用していただければと思います。

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