事例とともにご紹介 「7つの習慣」がベストセラーになり続けるわけ

今回の特集では、特にご相談の多いテーマである「女性活躍推進」「中堅社員の活躍支援」「新入社員のマインド醸成」の3つに絞ってそれぞれの導入事例とともに、「7つの習慣」がベストセラーとなり続けるわけをご紹介します。


数多くの企業が「7つの習慣」を導入する理由

書籍『7つの習慣』(キングベアー出版)は、日本では初版が1996年12月に発売され、翌年にはベストセラーにランキングされました。書店で見かけたり、購入された方も多いのではないでしょうか?

「7つの習慣」研修(以下、「7つの習慣」)は、この書籍をベースに米国で開発されましたが、日本では書籍発刊前の1995年、株式会社リクルートにて7つの習慣研修の事業を開始しました。現在は、弊社株式会社リクルートマネジメントソリューションズが引き継いで企業内研修のお手伝いをしており、これまでに4,500社以上、10万人以上の方に受講いただいています。

日本で「7つの習慣」をご案内してから十数年。時代の変遷に伴いご実施いただく企業の顔ぶれも変わってきました。

1994年当時は、バブル崩壊の影響を受けたものの、さらに躍進を遂げようとしている各業界のトップクラスの企業が「7つの習慣」を採用しました。その後金融ビッグバンが到来した1990年代後半には、都市銀行を中心に金融業界での導入が急拡大しました。2000年に入り医薬・医療業界にはグローバル化の波が押し寄せてきました。いわゆるメディカルビッグバンです。グローバルでの競争が激化した製薬業界では従業員の教育ニーズも高まり導入は加速しました。
では、なぜこのような特徴が表れたのでしょうか?
それは環境変化に直面した従業員一人ひとりが、その変化に柔軟に対応する必要に迫られたからです。しかし過去の経験や価値観からの脱却は容易ではありません。そこで過去の経験にとらわれない新しいものの見方・考え方を持ち、主体性を発揮することで新たな価値創造をする。そのような自立型人材の育成において、「7つの習慣」が有効なツールと判断されたことが理由です。

それでは、最近の「7つの習慣」を導入する企業の研修テーマはどうでしょうか? こちらもやはり現在の社会情勢、雇用環境を反映しているようです。

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