人材・組織開発領域における潮流やテーマ ASTD 2005 世界大会 International Conference & Expo

毎年米国で開催されるASTD(全米訓練開発協会)の国際会議・展示会(International Conference & Expo) は、今年はフロリダ州オーランドで開催されました。(2005年6月5日〜9日)
今回は2005年のASTDで感じられた、人材・組織開発領域における潮流やテーマ内容をご紹介したいと思います。
- P1:ASTD とは
- P2:ASTD2005の主要テーマ
- P3:主要テーマにおけるトレンド(1)
- P4:主要テーマにおけるトレンド(2)
- P5:人材開発担当者にとってのポイント
ASTD とは
・ASTD(米国訓練開発協会:本部/米国ヴァージニア州アレクサンドリア、1944年設立)は、人材開発・職場における学習に関する世界最大規模の会員制組織。現在、世界100カ国以上7万人の会員、さまざまな規模の企業を含む数千の組織会員から成っています。
ASTDは人事・人材開発担当者、トレーナー、コンサルタント、組織マネジャーなどに、専門家としてのトレーニング、及び情報・サービスを提供することによって、職場における学習促進、成果向上に貢献することを目的としています。
・ASTD国際会議&展示会は年に1回米国の都市で開催され、今年はフロリダ州オーランドで行われました。開催期間中は連日さまざまなテーマのセッションが行われるカンファレンスと、研修商品やeラーニングなどさまざまなサービスプロバイダー・ベンダーが自社ブースを出展するEXPOがあります。
カンファレンスのセッションの質は玉石混交ですが、本領域における主要テーマの全体の潮流・トレンドが捉えられます。またグローバル企業発表事例からのベンチマーキングなどができる場として多くの知見が吸収できます。
展示会では、商品サービスを提供する企業のブースが出展され、学習とパフォーマンスの向上を支援するさまざまなサービスやツールが紹介されています。
【2005年国際会議・EXPO概要】
EXPO出展社数:354社 カンファレンスセッション数 約300件
参加者数:7500名以上 (参加国数 72カ国)
<参考:海外参加者詳細>
