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調査サマリー
非IT職のデジタルリスキリングの実態と学びを促進する支援とは
「非IT職のデジタルリスキリングに関する実態調査」の実施概要は下表のとおりです。
調査結果の詳細は、・調査レポート「非IT職のデジタルリスキリングの実態と学びを促進する支援とは」をご参照ください。
今回実施した調査の結果から、以下のような実態を確認することができました。
・学習をはじめたきっかけとして最も多いのは、製造では「現在の仕事に役立つから」、非製造では「経営層や上司からの要請があったから」と異なる傾向が見みられた。
・「経営層や上司からの要請があったから」「昇給や昇進に役立つから」は、製造に比べ非製造で割合が高く、有意な差が見られた。
・最も多く選択されたのは、製造では「Excelなどによるデータ管理、データ可視化」、非製造では「社会の変化とデータ・AI活用の意義」と、異なる傾向が見られた。
・「Excelなどによるデータ管理、データ可視化」は製造が非製造に対して、「社会の変化とデータ・AI活用の意義」は非製造が製造に対して、有意に選択率が高かった。
・製造_事務では、デスクワークの自動化に関連する「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」「プログラミング」、製造_営業では、営業業務の効率化に関連する「Excel」「クラウド」、製造_生産では、生産管理の効率化やデータ活用に関する「自動」「統計」など、業務上のニーズに直接関係するものが特徴的に見られた。
・非製造_事務、非製造_営業の両群とも、資格の取得に関する「ITパスポート」「試験」「資格取得」が特徴的に見られ、製造とは異なる傾向が確認された。
・製造・非製造とも、最も選択率が高いのは「仕事として取り組んだ」で、次いで「書籍やWEBで独自に学んだ」だった。
・いずれの選択肢においても、製造・非製造の選択率に有意な差は見られなかった。選択率に最も差が見られたのは「勤務先が提供・費用補助する学習プログラム(全社員必修)」で、非製造が製造より高かった。
・「企業のリスキリング支援」「上司のDXリーダーシップ」のいずれも、製造・非製造で統計的に有意な差は見られなかった。
・学習効果の高・低群別に見ると、「企業のリスキリング支援」「上司のDXリーダーシップ」のいずれも、高・低群間で統計的に有意な差が見られた。
・「学習効果」を目的変数、「企業のリスキリング支援」「上司のDXリーダーシップ」を説明変数として、年齢、役職、本人のデジタル関心を統制して行った重回帰分析の結果では、「上司のDXリーダーシップ」は、製造、非製造とも、「学習効果」に対し有意に影響することが示された。一方、「企業のリスキリング支援」は、非製造において「学習効果」に対し有意に影響することが示されたが、製造においては明確な影響は確認されなかった。
・選択率には差が見られるものの、製造・非製造とも「学んだことがどのような課題解決に役立つかイメージできる」が最も多く選択されていた。
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