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調査サマリー
社外連携を成功させる人・組織とは
「オープン・イノベーションに関する実態調査」の実施概要は下表のとおりです。
今回実施した調査の結果から、以下のような実態を確認することができました。
●イノベーションの創出数と営業利益成長率との関係・業界水準より高い営業利益成長率を維持できている企業は、業界水準を超えるイノベーションを生み出してきた回答者群では71.3%を占める。業界水準と同程度以下の群では24.9%(業界水準未満の回答群に絞るとわずか7.4%)。
●オープン・イノベーション活動の推進状況・担当する新規開発業務においてオープン化(外部の組織と連携し、その経営資源を活用すること)が推進されているとの回答は64.4%。・新規開発において社外連携による成果が見られる企業が3分の2、自前主義を貫いている企業は3分の1。
<推進状況別オープン・イノベーション活動の実態>※オープン化の推進方針(「担当業務において」「全社的に」のいずれかで以下の回答)【推進群】「推進する方針がある」(n=236)【非推進群】「推進する方針はない」「推進していたが、縮小する方針である/内部化・内製化していく方針である」(n=114)
●オープン化を推進する理由・しない理由・【推進群】がオープン化を推進する理由は、結果を出すスピードを速める、新しい技術を取り入れる、用途や市場の開拓、技術的課題の解決などの役に立つなど。・【非推進群】がオープン化を推進しない理由としては、自社の知識・技術の流出懸念が強い。
●市場環境と重点課題・市場環境:【推進群】では、「競争状態が非常に激しい」「市場の成長率が高い」との認識がより強い。・重点課題:【推進群】では、ブランド創造や効果的なマーケティング・販売プロセスの開発、新規顧客基盤の開拓、デジタル技術の進展への対応を挙げる割合が高い。
●社外連携の順調度合い・【推進群】の約半数、56.4%が、社外連携は総じて順調(11.9%)/どちらかといえば順調(44.5%)と回答。
<社外連携の順調度合い別 オープン化成功の鍵>※社外連携の順調度合い(総じて、オープン化の推進や外部組織との連携は「順調である、成功している」と思うかどうかへの回答)【順調群】「そう思う」「どちらかといえばそう思う」(n=133)【非順調群】「どちらともいえない」「どちらかといえばそう思わない」「そう思わない」(n=103)
●探索方法・【順調群】では探索活動が全体的に活発。「探索は行っていない」のはわずか3.0%、【非順調群】の17.5%とは大きな開き。・社内を集約し外部とつなげる専門部署の設置、技術フォーマットを統一した開発プラットフォームの提供、コーポレート・ベンチャー・キャピタルなど組織デザインにも違いが見られる。
●連携外部パートナー・【順調群】の方が、社外連携の順調群の方が連携先の種類が多く、大学・研究所、ITベンチャーに加えて、IT以外のベンチャーや異業種・同業他社に対しても積極的に新規性の高い連携を実現している。
●成功要因・「新規事業開発および新商品開発に関する戦略の明確さ」「自社の強みの明確さ」「自社の意思決定のスピード」が成功要因であると半数以上が回答。「自社内の意思決定者が明確で、強いオーナーシップがあること」「チャレンジ精神・失敗奨励の組織風土」が約4割で続く。・【順調群】と【非順調群】で差が見られたのは「撤退判断までの時間軸を長くとり、成功するまでやりぬくこと」や、「アイディアを精査・選抜する仕組み」「社外の連携先に関する情報収集」といった探索活動に関する項目、「社外の連携先の意思決定のスピード」「自社優位・優先でなく、対等なパートナーシップの意識」といった社外連携先との関係性に関する項目。・【非順調群】の回答率が順調群を上回ったのは、「担当者の熱意」「現場への権限委譲」「運・タイミング」の3項目。
●苦労や成功体験に関する生の声・社内の組織体制や意思決定、社外パートナーとの関係構築、メリット・期待、その他の苦労・懸念事項に関する自由記述コメントが見られた。
●組織風土・「協働や助け合い」「自由裁量」「競争」は順調群に多い。・「形式主義的」な風土に苦労しているのは共通。
●担当者強化必要ポイント・約半数が個人的な学びや収穫を実感。【順調群】の方が、楽しさや社内での影響力を実感する傾向が見られる一方、プロジェクト推進の苦労も【順調群】の回答率が高い。・強化すべき行動や能力については、「新たな発想を生み出す思考力」「論理的に思考・説明する能力」「実行に向けて多様な人材を巻き込む力」などは共通。・【順調群】では「専門外の知識の豊富さ・業務外の情報への関心」「苦難を乗り越え、最後までやり遂げるエネルギー」「社会の課題を解決したいという強い思い」などを重視。・【非順調群】では、「社内外の技術・アイディアの目利き力」「既存事業・商品との軋轢を恐れないこと」が順調群を上回って選択されている。
調査結果の詳細は、・弊社機関誌RMS Message vol.53 特集1「オープン・イノベーションを成功させる組織のあり方」調査報告(P.23~30)・調査レポート「人・組織の視点から見る、社外連携を成功させるポイント」をご参照ください。
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