多様性の種類によってチームの成果は異なるのか 「チームにおける多様性経験」に関する実態調査

「『チームにおける多様性経験』に関する実態調査」の実施概要は下表のとおりです。


調査概要

調査結果サマリー

今回実施した調査の結果から、以下のような実態を確認することができました。

<現在所属しているメンバーの多様性が最も高いと思うチームについて>
※「現在あなたが所属している職場・チーム・プロジェクト(以下、チーム)のうち、メンバーの多様性が最も高いと思うチームを1つ思い浮かべてください。多様性の種類(年齢、国籍、雇用形態、勤務先企業、経歴、価値観など)は問いません。」

●想起したチームの特徴
・人数は、5-10名、11-20名が多い
・期間は、3年以上が過半数
・約6割が定常的な組織
・営業は定常的な組織が多く、技術は期間限定、複数の部署・職種の人が集まるものが多い

●多様性の種類
・10の多様性の種類ごとに、あてはまる程度を尋ねた結果、「1.年齢層」「8.知識・スキルレベル」が相対的に多く選択された
・職務系統別には、「4.勤務地」は営業とサービス、「5.勤務形態」「6.雇用形態」はサービス、「7.専門性」は事務と技術において、多様である程度が大きい

●業務・人間関係における成果指標
・「業務、人間関係、共に良好(以下、共に良好)」が最も選ばれており、45.0%。「業務問題、人間関係良好」21.7%、「業務良好、人間関係問題」19.9%、「業務、人間関係、共に問題(以下、共に問題)」13.4%と続く
・職務系統別には、サービスは「業務良好、人間関係問題」が、営業は「業務問題、人間関係良好」が相対的に多い
・「共に良好」の場合、心理的安全性やサポートし合える職場という記述が散見された

●チームプロセス
・「1.助け合い」「2.チームで成果をあげることに貢献しようとしている」は8割超だが、「9.お互いの成長に関心」「13.お互いのバックグラウンドや価値観について知っている」「14.お互いに期待を伝え合っている」は6割強
・「18.心身に疲れ」は7割弱だが「19.雰囲気が殺伐」は半数以下

●多様性の種類と成果、チームプロセス
・成果については、「2.性別」と「7.専門性」は多様であるほど良いが、「4.勤務地」「8.知識・スキルレベル」は多様であることがネガティブな影響
・チームプロセスについては、総じてポジティブな影響なのが「7.専門性」、総じてネガティブな影響なのが「8.知識・スキルレベル」、ポジティブ・ネガティブの両面見られるのが「5.勤務形態」「10.価値観」など

<これまでのチーム経験>
●チームをうまく進めていく上で障害に感じる多様性
・「8.知識・スキルレベル」が最多で33.0%、「10.価値観」28.2%、「1.年齢層」21.7%と続く
・職務系統別、年代別に、障害だと感じる多様性の種類は異なる

●多様性があることによる困った経験(自由記述)
・合意形成・意思疎通の苦労についての記述が最も多い
・他には、サポート・協働に関する、お互いサポートし合う気持ちや、立場が違う相手への配慮の不足、多様さゆえのサポート要請の難しさなど

●多様でよかったとき、もっと多様だといいと思うとき(自由記述)
・異なる意見によって、チームの成果があがる、個人としても刺激がある、楽しい、といったものが多い


調査結果の詳細は、
・弊社機関誌RMS Message vol.56 特集1「多様性を生かすチーム」調査報告(P.23〜30)
・調査レポート「多様なチームは成果をあげているのか
をご参照ください。

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