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論文
社会人にとって、経験学習におけるリフレクションは重要である。著者らは組織で働く人を対象として、リフレクション・イン・アクションとリフレクション・オン・アクションの尺度開発を行っている。本研究では、これらの尺度を用いて、リフレクションの先行要因として、認知欲求や当事者意識といった個人差が、また結果変数として、経験学習の結果得られる持論有効性や戦略性との関連を検討した。その結果、持論の有効性を高めるためには、リフレクション・イン・アクションが必要条件となっていることが示された。また、臨床心理学におけるリフレクション研究では、ネガティブな思考にとらわれてしまう反芻という現象が扱われており、リフレクション・オン・アクションは反芻との間にポジティブな関連があることが示された。2種類のリフレクションが、経験学習に異なる寄与をすることが示唆された結果で、今後さらに検証を進めていきたい。
関連する研究:働く人のリフレクション尺度の開発 2種類のリフレクションを識別する試み関連する研究テーマ:経験から学んだ結果としての持論
論文 2025/11/12
素点を用いたDTF検出法における標準化指標の提案
信頼性 妥当性
職場の多様性と流動性は誰のためになるか?:組織市民行動に対する専門能力レベル多様性の影響
心理系学会
転職活動がもたらす認知の変化とその影響
職場の人間関係 リテンション 新人・若手の定着