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論文
心理的安全性(Psychological Safety: PS)は集団レベルの概念であるが、質問項目が「私」について尋ねる個人PSと、「職場メンバー」について尋ねる職場PSでは測定結果が異なり、一般に前者の評価結果の方が高くなる系統だったバイアスが見られる。本研究ではさらに、2種類のPSが、職場のパフォーマンスや個人の適応感といった結果変数とどのような関連があるかについて、探索的に検討した。その結果、適応感には個人PSのみ関連があり、職場PSは関連が見られなかった。また、職場PSが低い場合にのみ、情緒の不安定さといった個人特性が、個人のPSに関連することが示された。メタ分析(Frazier et al, 2017 )では、個人と集団のレベルでは結果変数との関連性にはほとんど違いが見られないが、PSの測定レベルを明確に区別できていないことによる可能性が考えられる。
関連する研究:集団の特徴としての心理的安全性の測定:測定項目の主語の違いによる影響の検討関連する研究テーマ:職場・チームの心理的安全性と人間関係
論文 2025/11/12
仕事におけるリフレクション尺度の開発―リフレクション・イン・アクションとリフレクション・オン・アクション識別の試み―
経験学習
素点を用いたDTF検出法における標準化指標の提案
信頼性 妥当性
仕事におけるリフレクションの効果の探索的検討―2種類のリフレクションの影響プロセスに着目して―
持論 経験学習