論文

集団の特徴としての心理的安全性の測定:測定項目の主語の違いによる影響の検討

発表年月
2022年10月

心理的安全性の測定に際して、「職場の状態」「職場における自分の状態」を回答した場合の比較検討を行いました。職場に比べて個人の心理的安全性の方が高くなる傾向があること、職場の多様性が高まると両者の乖離は大きくなること、先行要因・結果変数との関係が異なることが確認されました。聞き方の違いは、概念の適切さの議論だけでなく、個人と職場の心理的安全性は異なるものを測定していることが示唆されました。

発表者
今城志保
藤村直子
出典
経営行動科学学会 第25回年次大会
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