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論文
本研究は、現状に対する「不満」と将来を見据えた視点である「キャリア発達の見通し」の2つに着目し、若年・中堅就業者の自発的離職が生じる構造をモデル化することを試みる。分析には、2024年8月に収集した、新卒で入社し現在もその企業に勤めている1~8年目の従業員791名(データ①)と、新卒で入社した企業を入社1~8年目の時期に離職し転職した317名のサンプル(データ②)を用いた。
データ①を用いた共分散構造分析の結果、若年・中堅就業者の「不満」および「キャリア発達の見通し(の低さ)」の2要因によって離職意向を説明するモデルが一定の適合度を示したのに加えて、「キャリア発達の見通し」が促進されるプロセス(パス係数)に、性別と入社年次による違いが見られることが確認された。また、データ①とデータ②の比較により、現状に対する「不満」および「キャリア発達の見通し」が持てないことの2要因が実際の離職においても重要であることが示唆される一方で、離職を「不満解消重視型」と「キャリア発達重視型」に分けて捉える必要性が示された。
論文 2025/11/12
仕事におけるリフレクション尺度の開発―リフレクション・イン・アクションとリフレクション・オン・アクション識別の試み―
経験学習
素点を用いたDTF検出法における標準化指標の提案
信頼性 妥当性
仕事におけるリフレクションの効果の探索的検討―2種類のリフレクションの影響プロセスに着目して―
持論 経験学習