論文

キャリア自律に関わる要因が現在の仕事へのコミットメントに与える影響について――年代および管理職・非管理職の違いに着目して――

発表年月
2024年12月

キャリア自律はワーク・エンゲージメントを高める等、個人・組織にとってポジティブな効果が確認されている一方で、離職を促す可能性も指摘されている。本研究では、キャリア自律を心理的要因と行動とに分け、ワーク・エンゲージメントに与える影響、およびそうした関係が年代や職位によって異なるかについて、探索的に検討。一般企業3社2375名のデータを用い、共分散構造分析を行った結果、心理的要因が、キャリア自律および、現在の仕事に対するコミットメントを高めることが明らかになった。さらに、年代および職位の違いを多母集団同時分析によって検証を行った結果、年代によってその関係性が異なることが明らかとなった。

発表者
仁田光彦
久安美沙子(株式会社リクルートキャリアコンサルティング)
河田敏季(株式会社リクルートキャリアコンサルティング)
小澤春奈(株式会社リクルートキャリアコンサルティング)
内藤淳
出典
人材育成学会第22回年次大会
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