論文

シニアの定年前の働き方が定年後の変化適応に及ぼす影響 定年後のシニアを対象としたインタビュー調査から

発表年月
2024年11月

定年前の働きかたが、どのように定年後のシニアの就労や社会活動に影響するかについて調べるために、インタビューを行った。その結果、定年前に経験した仕事の特徴や環境変化を通して、定年時の就労可能性の認知・受け入れが生じており、また定年時にその後のキャリア志向を明確に持つことで、自らが生産的であると思える定年後を過ごしていた。対人関係については、定年前の仕事内外での人とのつながりがうまく行っていた人は、定年後も人とのつながりを築けていた。定年前の働きかたや過ごし方は、定年後のそれにつながっており、キャリアの一貫性が感じられる結果であった。

発表者
今城志保
藤村直子
出典
経営行動科学学会第27回年次大会
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