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論文
20世紀前半から様々な心理尺度が開発されるようになり約100年が経過した現代において、時代に合わせて項目内容の見直しを検討することは、心理尺度を扱うすべての領域において重要な課題である。IPD(item parameter drift)とは、項目特性値の変化を指し、項目特性の経年変化を追う有用な手法であるものの、主に能力検査の領域で語られることが多く、特に日本においてはほとんど性格検査領域での研究がなされてこなかった。本研究では、リクルートマネジメントソリューションズが有する284項目27因子から成る性格検査に対してIPDの考え方を取り入れ、項目を時代に合わせてより良く運用していくためのIPD分析手法を探索的に検討した。いくつかのIPD分析手法を試したところ、2013年と2022年の回答において、Mantel-Haenszel法で19項目、総面積法で7項目のIPDが検出され、IPDは性格検査でも有用な分析手法であることが示された。
論文 2024/12/02
メンバーの思考を促進する対話とは -介入実験の対話分析を通して-
多肢強制選択型心理測定の回答負荷を軽減するための項目提示法
360度評価フィードバック後の行動変容に関する一考察