論文

社会人が主体的な学びを始めるプロセス ―複線径路等至性アプローチによる検討

発表年月
2024年3月

最近では、社会人が会社主導でなく、自発的に開始する学習の比重を高めていこうとする動きが盛んですが、その実態やプロセスは、あまり研究されていません。 本研究では、6名のインタビューから、その学び始めのプロセスに着目し、社会人が主体的な学びを始めるに至るプロセスとその促進要因を、質的調査法の一つである複線径路等至性アプローチを用いて探索的に検討しました。学習のきっかけが発生する環境的背景や興味の持ち方の多様性、興味から学習開始に至るプロセスに見られる共通点、それらを促進する社会的な力などを報告しています。

発表者
佐藤裕子
今城志保
山田香
出典
日本教育工学会2024春季全国大会
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