論文

自律的に働くことを阻害するものは何か 同僚の態度の推測がもたらす影響の検討

発表年月
2023年9月

「自律的に働くことを多くの企業が求めているように見えるが、なぜそうならないのか」といった素朴な疑問からスタートした研究です。個人が自律を重視する程度と、同僚が自律を重視していると思う程度をそれぞれ測定し、関連性が高いこれらの変数を区別するモデルを作って検証した結果、同僚の態度の推測ではなく、個人が自律性を重視する態度を持っていれば、行動に移す可能性が高いことが示唆されました。これは規範や社会的影響から予測される結果とは異なるものであるため、今後さらに検討を進める必要性が示唆されました。

発表者
今城志保
出典
日本社会心理学会 第64回大会
  • SHARE
  • メール
  • リンクをコピー リンクをコピー
    コピーしました
  • Facebook
  • LINE
  • X

関連する記事