論文

対話による経験学習の促進可能性 ―フィールド実験による検討―

発表年月
2023年9月

著者たちが続けている持論研究の一環で「良い経験学習」をどのように実現するかにチャレンジしています。某社の若手営業を対象に、仕事の前に自ら仮説構築をすることが経験学習を促進するかを検証しました。特にこの研究では、経験の浅い若手の仮説の質を高めるために、リーダーが15分間仮説をめぐる対話を行う介入を追加しました。リフレクション・イン・アクションと呼ばれる考えながら仕事を行う程度は、介入の前後で、対話があった群も対話がなく仮説構築のみ行った群も上昇しましたが、その程度は、対話あり群の方が有意に高くなりました。

発表者
今城志保
藤村直子
佐藤裕子
出典
産業・組織心理学会 第38回大会
  • SHARE
  • メール
  • リンクをコピー リンクをコピー
    コピーしました
  • Facebook
  • LINE
  • X

関連する記事