論文

ポストオフ・トランジションにおける包摂的風土とジョブ・クラフティング:2時点調査による検証 経営行動科学学会 第25回年次大会 大会賞

発表年月
2022年10月

経営行動科学学会 第25回年次大会 大会賞 本研究では、役職定年の制度や慣行により組織管理を担う職階・役割を外れることを「ポストオフ」と呼び、加齢に起因する職階・役割や処遇の非自発的変更への個人の適応メカニズムを検討しました。年齢包摂的風土がジョブ・クラフティングを促す効果はポストオフ直後に見られること、他方ジョブ・クラフティングが適応を促す効果はポストオフ後数年経って見られることが明らかになり、ポストオフ後の適応は時間経過と環境的な支援によって適切に進んでいく「トランジション」として考えるべきであることが示唆されました。

発表者
藤澤理恵
高尾義明(東京都立大学)
出典
経営行動科学学会 第25回年次大会
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