論文

柔軟性志向のHRMと事業戦略の垂直適合 -組織レジリエンスの媒介によるコロナ禍における組織パフォーマンス-

発表年月
2022年7月

コロナ禍はどのような企業にとっても不測の事態であったと思われますが、そのような環境下における現場の柔軟対応は、コロナ禍前からのHRMが奏功した結果であるのかを検証しました。2時点調査の分析から、柔軟性志向のHRMがコロナ禍における組織レジリエンスを高め、さらに半年後の組織業績を高める効果が見いだされました。また、柔軟性志向の戦略を重視する企業群において柔軟性志向のHRMが組織レジリエンスを高める効果がより強いことがわかり、戦略とHRMの適合(垂直適合)が重要であることが確認されました。

発表者
藤澤理恵
藤村直子
西村孝史(東京都立大学)
出典
日本労務学会第52回全国大会
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