論文

マネジャーの介在が従業員の能力発揮に及ぼす影響

発表年月
2020年11月

本研究では、マネジャーの存在がどのように従業員の能力発揮と関連しているのかを調べています。具体的には、ワーク・エンゲージメントに着目し、マネジャーの介在度合いと能力発揮との関連性について、マルチレベル分析という手法で分析しました。その結果、マネジャーの介在によって、メンバーのエンゲージメントが能力発揮につながりやすくなることが明らかになりました。同時に、マネジャーがエンゲージメント自体を高めているわけではないことも示され、これらの結果はマネジャーが組織のなかで果たす役割について示唆をもつものと思われます。

発表者
坂本佑太朗
仲間大輔
出典
経営行動科学学会第23回年次大会
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