論文

キャリア停滞にあるミドルシニア社員の主体的な学び始めとその影響

発表年月
2025年11月

企業の研修に頼らず自ら学ぶ力が求められる中、本研究では、昇進の停滞状態(階層的プラトー)にある40~59歳の男性正社員1,541名を対象に、主体的な学び始めの要因と効果を検討した。分析の結果、未来時間展望が高く、職務のマンネリ感が低く、異動や副業などライフキャリア上の出来事があるが学びを始めやすいことが示された。さらに、学び始めた人はキャリア充実感と幸福感が高く、仕事の学びはキャリア充実感を、仕事以外の学びは幸福感を高める傾向がみられた。

発表者
佐藤裕子
今城志保
藤村直子
山田香
出典
経営行動科学学会第28回年次大会
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