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米国発最新レポート!5分で学べる産業・組織心理学
~リーダーシップ文化は権威型から協働型へ~ほか

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企業の人材育成を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥本英宏)は、同社組織行動研究所のホームページにて「米国産業・組織心理学の最新動向~SIOP2012年度大会参加報告~」を発表しました。(SIOP米国産業・組織心理学会HP

今年4月、米国サンディエゴにて第27回目となるSIOP(米国産業・組織心理学会)の年次大会が開催されました。産業・組織心理学の各分野の研究者数も多く、常に最新の研究報告が行われることで注目されている学会です。大会では、800を超える発表が行われました。
本年度の大会で小社研究員が参加したセッションの中から、特に興味深かった3つのテーマについてレポートいたします。

--〔レポート本文〕----------------------------------------------------
 米国産業・組織心理学の最新動向 ~SIOP2012年度大会参加報告~

--〔レポート概要〕----------------------------------------------------

 ●テーマ1:組織変革のためのリーダーシップ開発とは
  日本企業の伝統的リーダーシップは「権威型:権威を持つ人々がリーダーシップに責任を持つもの」と言われてきましたが、これからは「協働型:メンバーが主体的に行動し、活動を進めていくもの」として、リーダーシップの重要性が高まることが示されました。

 ●テーマ2:従業員に対するトレーニング成果をいかに実践につなげるか
  従業員に対するトレーニング成果の活用の程度に影響を与える要因として、トレーニング終了時に獲得されたスキルや知識、受講者の個人特性として一般知的能力、誠実性、自己効力感、モチベーション、そして職場の特徴として職場のサポートを変数に用いたところ、2種類の遂行行動に異なる影響が出ることがわかりました。
  何を目的とするかによって、トレーニングの中で、あるいは終了後に何に気をつけるべきかが異なることが示されました。

 ●テーマ3:感情のコントロールは異文化適応を促すか
  自らの感情を理解することは、感情をコントロールする程度を高め、その結果素早く異文化を理解し、その中で効果的に行動する能力が高まり、文化適応が促進されることが示されました。

--〔関連記事〕--------------------------------------------------------
 米国産業・組織心理学の最新動向~SIOP2011年度大会参加報告~

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