【調査発表】7割のマネジャーがプレイング業務を兼務
〜ミドル・マネジャーの置かれた環境と仕事の実態調査〜
2014年09月24日
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥本英宏)は、ミドル・マネジャーの置かれた環境と仕事の実態に関する調査結果を発表いたしました。
安倍内閣が掲げる「成長戦略」の1つに「女性管理職の増加」が明記され、数値目標を掲げる企業も増え始めています。
では、既に一般企業で部下を持つ「ミドル・マネジャー(課長)」は、どのように自らの役割を捉え、何に悩み、日々の業務に取り組んでいるのでしょうか。その実態を明らかにしました。
--【調査結果サマリー】--------------------------------------------
●年上のメンバーが半数以上という回答が3割。
●成果をあげる上で重要だと思う役割、意識して取り組んでいる役割としては、「業務を指示・管理する役割」「障害の調整・問題解決を行う役割」の選択率が高い。
●不十分で課題と感じている役割は、「新しい価値を創造する役割」「メンバーと経営をつなぐ役割」「メンバーの意欲を向上させる役割」「職場を活性化する役割」など。
●やりがいを感じるのは、「新しい価値を創造する役割」「メンバーを育成する役割」など。
●メンバー育成について課題と感じているのは、「メンバーが、将来的にどのような強み・弱みを伸ばすのがよいかを見出し、育成計画を定めている」「達成が難しくても、メンバーの成長のために難易度の高い業務を任せ、達成に向けた支援を行う」など。
●7割がプレイヤーとしての業務も行っている。
●メンバーからの信頼を得るために日頃心がけていることは、日常的なあいさつ・声かけ、傾聴をはじめとしたコミュニケーションに関するコメントが半数近く。
--【調査結果詳細】---------------------------------------------
弊社機関誌『RMSmessage35号』掲載 P.14
特集「ミドル・マネジャー〜実態とその本質〜」
調査報告「ミドル・マネジャーの置かれる環境と仕事の実態〜アンケート調査とインタビュー調査より」
--【調査概要】-------------------------------------------------
調査時期:2014年3月
調査対象:従業員規模1000名以上の企業に勤務し、1年以上の管理職経験があり、これまで
2つ以上の職場で部下をもつ管理職を務めてきたミドル・マネジャー(課長相当)412名
手法:アンケート調査
調査内容:
(1)職場の状況:直属メンバーの数、性別・年齢・雇用形態・国籍、メンバーの有する業務遂行能力
(2)役割:成果をあげる上で重要だと思う役割、意識して取り組んでいる役割、不十分で課題と感じて
いる役割、やりがいがある役割
(3)メンバー育成:目的、日常的に行っていること、不十分で課題と感じていること、やりがいを感じ
ていること、必要なスキル
(4)プレイング業務:割合、理由
(5)メンバーとの信頼関係:メンバーからの信頼状況、信頼を得るために日頃心がけていること
--【関連記事】-------------------------------------------------
●【機関誌】ミドル・マネジャー〜実態とその本質
●【調査】RMS Research 人材マネジメント実態調査2013―
これからの人材マネジメントへのヒント
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