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プレスリリース
管理職の約6割が引き続き管理職として働く意思をもっているものの、 一般社員の6割以上が管理職になることに否定的な結果に
企業における経営・人事課題の解決および、事業・戦略の推進を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都港区 代表取締役社長:山﨑 淳 以下、当社)は、管理職および一般社員を対象に、「管理職のあり方に関する実態調査」を実施しました。本調査では、管理職本人の継続意向や満足度、ならびに一般社員の管理職志向を両面から捉え、持続可能な管理職像を探ることを目的としています。
調査の結果、管理職の多くは組織目標の達成や人材育成に一定のやりがいを感じている一方で、業務量の多さや責任の重さ、時間外労働の増加などが管理職を「続けたい」という意向を下げる要因となっていることが明らかになりました。特に、管理職業務が通常業務に上乗せされている状態では、継続意向が低下する傾向が見られます。
また管理職の継続意向は、組織からの支援を感じられているかどうか(Perceived Organizational Support、以降「POS」)、職場での孤独感、エンゲージメントの高さと強く関連しており、支援を実感でき、孤独感が低く、エンゲージメントが高い管理職ほど、今後も管理職を続けたいと考える割合が高いことが分かりました。一方で、支援不足や孤立感を抱える管理職では、継続意向が大きく低下しています。
一般社員に目を向けると、管理職になりたいと考える層は少数派であり、責任の重さや業務負荷、ワーク・ライフ・バランスへの不安を背景に、管理職志向が高まりにくい状況が示されました。ただし、現在の上司に対する満足度が高い一般社員ほど、管理職を前向きに捉える傾向があり、上司の行動や関わり方が管理職という役割の魅力度に影響を与えていることも確認されています。
これらの結果から、管理職の継続や次世代の管理職育成は、個人の意欲に委ねるだけでは限界があり、業務設計の見直しや組織からの支援体制の強化、管理職を孤立させない仕組みづくりが重要であることが示唆されます。管理職が持続的に役割を果たせる環境を整えることが、結果として組織全体の安定的な運営と人材育成につながると考えられます。本調査が、今後の管理職のあり方や支援の在り方を検討する一助となれば幸いです。
<現管理職>
<一般社員>
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所 研究員久米 光仁(くめ こうじん)今回の調査では、管理職・一般社員それぞれにとっての「持続可能な管理職」を次のように定義しました。管理職については、「管理職を続けたい」「今の組織で管理職として働き続けたい」という意向、一般社員については、「管理職になりたい」「今の上司のもとで働き続けたい」という意向です。これらが実現されている状態を、管理職という役職に対する持続可能性が高い状態と捉え、その実現に寄与する職場・組織の要因を明らかにすることを目的に調査を行いました。調査の結果、管理職においては、約6割が「今後も管理職を続けたい」と回答している一方で、時間外労働や業務量の多さといった負荷が管理職に集中している実態が確認されました。その中で、管理職の継続意向を分けていたのが、「組織から支援されているという認識(POS)」「孤独感の低さ」「ワークエンゲージメントの高さ」でした。POSが高い管理職では継続意向が65.2%と、低い管理職(41.6%)を大きく上回っており、組織から評価・支援されているという感覚が役割を前向きに意味づけることが示唆されます。また、孤独感が低く、エンゲージメントが高い管理職ほど継続意向が高いことから、管理職が一人で責任を抱え込まず、周囲とつながりながら働けているかどうかが重要な分岐点になっているといえます。一方、一般社員の約6割以上が管理職になることに否定的であるという結果もわかりました。現在の上司への満足度が高い一般社員ほど管理職を前向きに捉えていることや、シェアド・リーダーシップが発現していると認識している層ほど管理職就任意向が高いことから、管理職という役割そのものが敬遠されているというより、「日常で見えている管理職の姿」や「職場での関わり方」が影響しているといえます。今後管理職の持続性を高めていくためには、管理職にとっては業務負荷の是正とともに、支援やつながりが得られるような職場づくりを進めていくこと、一般社員にとっては上司の満足度を高めていくことが重要だと考えられます。
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所 研究員久米 光仁(くめ こうじん)
今回の調査では、管理職・一般社員それぞれにとっての「持続可能な管理職」を次のように定義しました。管理職については、「管理職を続けたい」「今の組織で管理職として働き続けたい」という意向、一般社員については、「管理職になりたい」「今の上司のもとで働き続けたい」という意向です。
これらが実現されている状態を、管理職という役職に対する持続可能性が高い状態と捉え、その実現に寄与する職場・組織の要因を明らかにすることを目的に調査を行いました。
調査の結果、管理職においては、約6割が「今後も管理職を続けたい」と回答している一方で、時間外労働や業務量の多さといった負荷が管理職に集中している実態が確認されました。その中で、管理職の継続意向を分けていたのが、「組織から支援されているという認識(POS)」「孤独感の低さ」「ワークエンゲージメントの高さ」でした。POSが高い管理職では継続意向が65.2%と、低い管理職(41.6%)を大きく上回っており、組織から評価・支援されているという感覚が役割を前向きに意味づけることが示唆されます。また、孤独感が低く、エンゲージメントが高い管理職ほど継続意向が高いことから、管理職が一人で責任を抱え込まず、周囲とつながりながら働けているかどうかが重要な分岐点になっているといえます。
一方、一般社員の約6割以上が管理職になることに否定的であるという結果もわかりました。現在の上司への満足度が高い一般社員ほど管理職を前向きに捉えていることや、シェアド・リーダーシップが発現していると認識している層ほど管理職就任意向が高いことから、管理職という役割そのものが敬遠されているというより、「日常で見えている管理職の姿」や「職場での関わり方」が影響しているといえます。
今後管理職の持続性を高めていくためには、管理職にとっては業務負荷の是正とともに、支援やつながりが得られるような職場づくりを進めていくこと、一般社員にとっては上司の満足度を高めていくことが重要だと考えられます。
<図表1>管理職の継続意向/管理職の組織満足度
<図表2>勤務先での働き方
<図表3>POS・孤独感・エンゲージメント別の管理職継続意向
<図表4>エンゲージメント・継続意向別 管理職の時間の使い方
<図表5>一般社員の管理職就任意向/上司満足度
<図表6>シェアド・リーダーシップと管理職就任意向
<図表7>上司と働くことの満足群別に見た直属の上司行動
<図表8>現在の上司満足度別 管理職意向〈単一回答/ n=166 /%〉
<図表9>職階・管理職意向別 職場満足度の平均〈単一回答/ n=354〉
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