【ボス充】2018年人材マネジメント領域のトレンド予測&キーワード

多元的な自己を持つ若者の増加により、生活を楽しみ、社外活動が充実しているマネジャーが、会社や社会にいい影響を与え、メンバーから信頼されるように

2017年12月13日

企業の人材育成を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:奥本英宏)は、リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:峰岸真澄)の主催する「2018年のトレンド予測」発表会にて、人材マネジメント領域における2018年予測「ボス充」について発表いたしました。

--「ボス充」とは----------------------------------------------------------
生活を楽しみ、社外活動が充実しているマネジャーは、会社や社会にいい影響を与え、メンバーから信頼されています。そのように、ボスが充実している状況を「ボス充」と呼び、2018年はその傾向が顕著になると考えています。

「生活を楽しみ、社外活動が充実しているマネジャー」は、これまでも存在しましたが、
●「生活を楽しみ、社外活動が充実しているマネジャー」は、若者に支持される
●「生活を楽しみ、社外活動が充実しているマネジャー」は、会社から歓迎される
という2点が大きな違いとなっています。

会社に限らず、趣味や学業、副業、家庭といった様々な場での活動を通して、多元的な自己を持つ若手世代の傾向は年々強まっています。よって、そのような生き方の指針として、すでに生活を楽しんでいる上司は、楽しんでいることをオープンにすることによって、若手の部下から信頼される傾向が見られました。
また、働き方改革における残業削減により、各社が「余剰の時間をどう使うのか」という新たな課題がある中で、社外での活動を充実させて仕事に還元していく「ボス充」の動きは、会社からも歓迎される傾向が見られます。

「ボス充」は、「社外経験は仕事でいかすことができる。一方で、仕事経験は社外でいかすことができる。」として、ワークとライフの相乗効果における実態を表しており、そのことが部下からの信頼につながるというこれからの従業員の考え方を反映させたトレンドと言えます。


--「ボス充」現象の実態----------------------------------------------------
1. 社外活動が充実している上司のほうが、若い部下から魅力的にうつっている

2. 若い人にとって、理想の上司は、「人間的な幅が広く」「早く帰る」人

3. 若い部下は、上司の社外活動の話を聞きたいと思っている

※以上、データ出所:リクルートマネジメントソリューションズ「ボス充実態調査」2017 N=519名

--「ボス充」現象の理由----------------------------------------------------

1.若者からは「50代の人は仕事の比重が重すぎる」「自己実現の場は、仕事以外にもあるはず」「家族を大事にできない人が部下を大事にできないのでは?」との声が。
・リクルートマネジメントソリューションズ「長時間労働実態調査」(2017 N=528名)では、今の50代、60代とは労働時間や働き方に関する考え方が違うという問いに対し、78.8%の若者が肯定的な回答を示しました。そこで、実際にどう違うのか若者に聞いてみたところ、上記のような回答を得ました。


2. 若者は、多元的な自己を持つようになってきている。社内だけではなく社外の充実も大事。
・「意識して自分を使い分けている」という問いに対し、肯定的に回答した若者は、2012年の時点では10年前の2002年と比較して、6.3%増えていることが明らかになっています。

・また、「場面によって出てくる自分というものは違う」という問いに対し、肯定的に回答した若者は、30歳〜49歳と比較して、16歳〜29歳は10.7%の差があり、会社や家庭の内外で違った自己を使っている傾向があることが分かっています。

※データ出所:青少年研究会「都市住民の生活と意識に関する世代比較調査」


--「ボス充」現象 企業側が歓迎する3つの理由 -----------------------------
1.働き方改革の促進による新たな課題
・働き方改革も第2フェーズへ。リクルートマネジメントソリューションズ「『働き方改革』の推進に関する実態調査 2017」では、労働時間の上限規制により、85.7%の企業が残業削減実施を行ったことが明らかになっています。これにより、「余剰の時間をどう使うのか」という新たな課題がある中で、社外での活動を充実させていく「ボス充」の動きは歓迎される傾向にあります。

2. 教育研修現場の活発化
・学びは、社内から社外へ移りつつあり、近年では様々な社外研修が生まれ、企業が取り入れる動きも活発化しています。その中でも特に、異業種、異文化、異次元の研修現場が求められている傾向にあります。

3. 世界の経営学者の論調
・ワーク・ライフ・エンリッチメント(充実)の研究が増加傾向にあり、2000年では1.4万件であった論文等の学術成果物が2015年では3.2万件に増加しています。(※1)これらの傾向により、ワークとライフの相乗効果について、今後一層注目されることが期待されます。

※データ出所: 1.Google Scholar上の「Work Life Enrichment」での論文検索結果(リクルートマネジメントソリューションズ調べ)



--【発表詳細】------------------------------------------------------------------------
発表内容をまとめたレポートと、リクルートホールディングスが発表した「2018年のトレンド予測」発表会における全レポートはこちらからダウンロードできます。

「ボス充」レポートはこちら
http://www.recruit.jp/news_data/release/pdf/20171212_15.pdf

「2018年のトレンド予測」のプレスリリースはこちら
http://www.recruit.jp/news_data/release/2017/1212_17778.html

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