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「”働く”のイロハ」は、人材業界のトレンドや育成・マネジメント等のノウハウについて情報発信するニュースレターです。
5月は、新年度が始まって1カ月が経過して、特に就職や異動、転職で新しい環境になった方や、新年度が始まるにあたって新しいことへの挑戦を始めた方にとっては、ゴールデンウィークという長期休暇で緊張や知らず知らずのうちに貯まっていたストレスから解放される方も多いでしょう。しかし一息つけるのも束の間、連休明けの出勤を考えると憂鬱になる方も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ゴールデンウィーク明けもやる気を高め、前向きに仕事に取りかかるにはどうすればいいか、その方法をご紹介していきます。
■長期休暇明けの仕事が憂鬱な理由ゴールデンウィーク等の長期休暇は、リフレッシュする機会になるのと同時に、自分を見つめ直す機会にもなります。その際に、「今の仕事は自分に合っているのか」「今やっていることは本当にやりたいことなのか」と考え始め、連休明けの仕事を憂鬱に感じたり、どのように向き合っていくと良いのかという悩みに直面します。また、新入社員にとっては配属決定の時期でもあります。中には、希望とは違う配属先や勤務地となったり、仕事の内容がやりたいと思っていた内容と違うと感じる人もいるかもしれません。今の仕事や職場は厳しく困難な環境であり、学生時代の環境とのギャップを感じやすいといえます。そんな環境の中で、新人には「正解やマニュアルがない中でも自分で考え工夫すること」「忙しそうな上司や先輩に自分から働きかけ、支援を得ながら進めること」が求められ、これまでの経験ややり方との違いに戸惑いを感じる時期でもあるでしょう。
■ゴールデンウィーク明け、前向きに仕事にとりかかるには?人は誰しも、自分なりに頑張っているのに上手くいかないときは、自分基準でネガティブなものの見方に陥りがちです。そんなときに、ものの見方を切り替えることができればとる行動が変わり、より望ましい結果につながる可能性が高まります。ただ、新人若手時代は自分のものの見方から抜けきれず、悩ましい日々が続いてしまうこともあります。そこでお勧めなのが、上手く行かないときに、ものの見方を意識的に切り替えてみること。ものの見方は筋トレと同じで、日々意識し実践することで、自然にできるようになっていきます。まずは、自分のものの見方の癖を知り、トレーニングして転換するためのコツや工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
<自己診断チェック>あなたはどっちの「ものの見方」?ここでは、自身がどちらの考え方をするクセがあるかをチェックしてみましょう。
・ケース1 希望する部署に配属されなかった…A:「意味がないことは、なるべくやりたくない」「もっと意味のある仕事なら頑張れるのに」B:「どんな仕事にも意味があるはずだ」「この環境からは○○が得られる」
・ケース2 どう進めていいかわからず、上司に相談したいことがあるA:「相談したら迷惑がられる」「またダメ出しされるかも…」B:「自分がどう思われるかよりも、仕事を進めることが大事だ」 「失敗したら、そこから学んで次に活かせば成長につながる」
・ケース3 職場に厳しくて苦手な人がいるA:「苦手なことや人はなるべく避けたい」「イヤな思いをするくらいなら関わらないほうがましだ」B:「苦手な人からは自分にないものを学べる」「痛みがあるからこそ、成長につながる」
いかがでしたでしょうか?以下、代表的な「ものの見方」リストを参考に、もし成果・成長を妨げやすい「ものの見方」をしてしまっていたら、成果・成長につながりやすい「ものの見方」を知って、捉え方を切り替えるトレーニングをすることでやる気を高め、前向きに連休明けの仕事にとりかかりましょう。
「ものの見方」を転換するには、人に意見を聞いて自分基準ではない「ものの見方」に触れることも有効です。誰かに意見を聞くのは恥ずかしいという人は、尊敬する人の本を読むのも良いでしょう。自分基準の「ものの見方」から抜けていくことが大切です。
■セミナー情報安心と信頼で個を生かす受信型育成へのシフト「今の時代の新人若手の生かし方・育て方」無料セミナー開催・開催日時 :5月25日(金)、6月20日(水)・時間 :13:30~17:00・場所 :ゲートシティ大崎 ウエストタワー7F・概要 :今や、育成を取り巻く環境は大きく変化し、かつてなく新人若手が育ちにくい時代に 突入しました。上司世代とは異なる経験や価値観を持つ世代に対して、多くの企業が 新たな育成法を模索しています。本セミナーでは、数々の現場実践の中から明らかになった 「今の時代の育て方」について実践事例を交えてご紹介します。・セミナー詳細:https://www.recruit-ms.co.jp/seminar/seminar_detail/org_key/S389/s_month/201805/#anchor-01
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