■社員プロフィール
氏名:唐鎌 光生さん
所属部署:営業統括部 営業1部
大学では経営学部に所属し、人材開発・組織開発を専門とするゼミで学ぶ。学生時代は企業と大学がタイアップしたリーダーシップ開発プログラムの運営に携わり、受講生の成長支援に情熱を注ぐ。
「人・組織の成長支援を極めたい」という思いから、社会人大学院への進学を前提に就職活動を行い、2023年に新卒でリクルートMSへ入社。
現在は大手企業向けの営業を担当。クライアント企業の事業推進に向けた人材開発・組織開発の支援に従事している。

■入社理由
理論と実践、両方を極められる環境がここにあった
「人・組織の成長支援に携わりたい」——この想いは、大学2年生のゼミ選択から始まりました。経営学や経済学といったマクロな視点を学ぶ中で、「結局、自分はどう動けばいいのか」という疑問が湧き、人材開発・組織開発を専門とするゼミに出会いました。
実際にゼミで学びながら、企業と大学がタイアップしたビジネスプラン提案型のプログラム運営にも携わりました。受講生の成長を支援できているという実感が何よりも楽しく、この分野に絞って就職活動を進めることを決めました。
就活では「人・組織の成長支援ができる仕事内容」と「若いうちから裁量を与えてもらえる成長環境」の2つを軸にしていました。
同時に、就活時にはすでに社会人大学院への進学も決めていました。「ビジネスの実践的な世界も、大学院の理論的な世界も、どちらも人・組織の成長に向き合う上で垣根はない。両方を極めたい」と考えていました。
最終的に2社で迷いましたが、決め手となったのは人事の対応でした。「新卒1年目から、大学院と並行して勤められないか」と相談したとき、一社は「難しい」という反応。一方、リクルートMSの人事は「良いと思うよ。ただし、現場の上司との調整は自分でやってね」と言ってくれました。
理論も実践も、どちらも大切にしてくれる姿勢に、「ここでなら自分の想いを実現できる」と確信しました。
■印象的な支援事例・プロジェクト
【中小企業担当時代】「なんで私たちが呼ばれたんですか?」から始まった女性活躍推進
最も印象に残っているのは、入社2年目に担当したA社での女性活躍推進プロジェクトです。
社員900人のうち、女性管理職はわずか2名。「女性だから」という理由で会議にすら出られないような風土でした。私が前任からA社の担当を引き継いだ時点で決まっていたのは「女性社員と上司を対象にした研修を実施する」という外枠だけで、中身は何も決まっていませんでした。
まず取り組んだのは、徹底的な実態把握です。わずか2名の女性管理職にも事務局として参画いただき、「会社としての建前」と「受講者としての本音」の乖離を掴み、その間を繋ぐ行動変容とは何かを、研修担当のトレーナーと一緒に考え続けました。
初回研修での第一声は「なんで私たちが呼ばれたんですか?」と非常に当事者意識が低い状態からのスタートでした。
そんな中でも、1年間伴走し続け、迎えた最後の成果発表会では、受講者の皆さんが役員の前で「私たちがこれからポジティブアクション(A社内における女性活躍推進施策の名称)を進めていきます」と、当事者として意志表明してくれたのです。
研修という「場」を通じて、受講者も上司も、行動や意識が変わっていく——その瞬間を目の当たりにして、「これが人・組織の成長支援なんだ」と、入社理由が立体的に、色付いて見えるようになりました。
【大手企業担当時代】形骸化した制度から、組織変革の第一歩へ
大手企業担当に着任してから約9ヶ月、現在進行形で取り組んでいるのが、B社でのマネジメント変革プロジェクトです。
きっかけは、目標管理制度の形骸化という課題でした。私は「階層別研修で起きていることと、制度として形骸化していることは、職場の同じ現実を映し出しているのではないか」と考えました。
クライアント企業内では、人材開発部門と人事企画部門が縦割りになっていましたが、「どちらの部門も、向き合っている課題や現実は同じはずです」と提言し、その懸け橋となることを続けました。
結果として、目標管理制度の見直しから始まり、マネジメント変革、さらには「これは人的資本経営そのものではないか」という議論に発展。来年度から切り替わる中期経営計画に向けて、「人事として今後5年間で何をやっていくのか」というアジェンダを、一緒にゼロから作らせていただくことになりました。
まだ社内でオープンになっていない情報や、人事部長からの1対1の相談——そんな関係性を、担当を引き継いでから1年目で築けているのは、「事業推進に寄与できる人・組織変革」という視点を、常に持ち続けてきたからだと思います。
■業務のやりがいや意味、価値を感じる瞬間
重たい巨艦が動き始める瞬間に、変革の手応えを感じる
中小企業と大手企業では、やりがいの質感が大きく異なります。
中小企業担当時代は、研修の場で受講者や上司の言動が変わる瞬間——そのビフォー・アフターを直接見られることが、最大のやりがいでした。
一方、大手企業担当では、クライアント企業内で「変革が動き始めた」「重たい巨艦が動き始めた」——この感覚値がやりがいです。私が「マネジメント変革が最も重要だ」と言い続けてきたことが、クライアント企業内で認知として広がり始め、各所で動きが一気に加速していく——そのダイナミックな瞬間を目の当たりにすると、「確かに企業を変えている」という実感が湧いてきます。
どちらにも共通しているのは、「事業推進に寄与できる人・組織変革に携われているか」という点。これが、自分にとっての大きなやりがいです。
そして、この仕事は自分自身の成長にも直結しています。「入社3年目の仕事じゃないよね」とお客様からよく言われますが、それは、お客様の事業と人・組織に、時にお客様以上に向き合っているからこそ得られる成長だと思います。
■働き方・キャリア
想定以上の裁量を持ち、社内へ影響力を発揮した「これまで」
入社当時は、「リクルートMSの商材の広さ、バリューチェーンの長さに魅力を感じたので、この中で何かしら次に携わりたいと思えるような、面白い仕事が見つかるだろう」と漠然と考えていました。
実際に入社してみると、想定以上に裁量が大きかったです。入社1年後には、いきなり名古屋の顧客を担当することに。毎週名古屋に通い詰め、週2〜3日はホテル住まいという生活でした。
当時は「なんで名古屋に行かなきゃいけないの?」と非合理に感じたこともありました。コロナ禍で学生時代を過ごしたこともあり、「オンラインで済むじゃん」と。でも、対面でしか築けない信頼関係、そこでしか教えてもらえない情報——それがあるから、「唐鎌さんに相談しよう」という状態を作れるのだと、身をもって体験しました。
もう1つ想定外だったのは、社内への影響力も期待されているということ。今では部の来年度方針・戦略を検討するための市場分析まで任されています。1〜2年目は「お客様への提案事例・ナレッジを社内に還元する」だったのが、今は「社内で求められている事業の視点を、お客様へと還元する」に変わってきたことは、面白い変化だと感じています。この社内外の循環が、自分の視界を広げています。
戦略と実行を繋ぐ—外部支援か、内部実践か
今後5年で身につけたい力は、「事業という視界で企業を捉え、事業と人・組織の実行を繋ぐ力」です。
より事業推進に近い視点を持ちながら、それを自分でソリューションとしてプランニングするだけでなく、デリバーできる役割に興味があります。今はコンサルタントと協働して提案していますが、実際に成果を出すデリバリーまで自分でやってみたいです。
その先のキャリアは、正直まだ迷っています。「戦略と実行を繋ぐ」という共通テーマは持ちつつ、それを外部として支援するのか、内部の実践者としてやるのか—どちらも重要なポジションだと思っているので。HRビジネスパートナーのような、内部実践者としての役割にも興味が湧いています。
1日のスケジュール
08:00~10:00 業務開始。タスクの洗い出し、商談準備
10:00~12:00 クライアントとのオンラインMTG
13:00~15:00 社内会議・プロジェクト会議
15:00~17:00 クライアントとのオンラインMTG
17:00~19:00 商談振り返り、資料作成
19:00~ 業務終了。関連知識のインプット
週3〜4日はリモートワーク、週1〜2日はクライアント先へ直接訪問。オフィスへの出社は月1〜2回です。下期(10月〜3月)が繁忙期。上期は次年度提案に向けた種蒔きの時期として、クライアント内の人脈を広げ、信頼関係を構築します。
■就活生へメッセージ
就活生の皆さんに、まず伝えたいのは「とにかく経験してほしい」ということです。私自身、就活に1年半もかけましたが、今振り返ると「もっと色々な経験をしても良かった」と思います。なぜなら、経験を通じてこそ、自分の思考や視界が広がるからです。
入社してから、名古屋に毎週通い詰めることや、大手企業の人事部長と1対1で話した経験を通じて、自分の思考や視界が大きく変わりました。当時は「人材開発・組織開発」だと思っていたのが、今では「より事業に近いところ」にも興味が湧くようになった。これは、経験したからこそです。
特に、今はAIが発達しているので、一次情報として「経験することの価値」が高まっていると思います。自分の時間を、なるべく経験する方向に振り切ってください。経験した上で、振り返りはサクッと効率的にやって、また次の経験へ—そのサイクルを回していけると良いと思います。そして、もし経験の中で「人・組織が変わることに何かしらの関心がある」と感じたなら、リクルートMSは絶対にどこかで引っかかるフックがあるはずです。
ぜひ、広く経験して、自分の興味の幅を広げてください。その上で、「ここに行ってみたい」と思えるファーストキャリアを見つけてほしい。その選択肢の中に、リクルートMSがあれば嬉しいです。
一緒に、人・組織の成長を支援していきましょう。