採用総合TOP > 新卒採用TOP > 働き方・人を知る > 育児と仕事のより良い関係とは?

働き方・人を知る

育児と仕事のより良い関係とは?

  • 松本麻美(HRアセスメントソリューション統括部 マーケティング営業部 活用支援グループ マネジャー)

入社から現在まで、どのような働き方をしてきましたか?

2009年に新卒入社してからの6年間は、大手企業に対する営業を担当してきました。2012年から は事業移管により、グル ープ会社の旧リクルートキャリアでリーダー業務やコンサルティング業務に従事しましたが、2018年に 再び当社へ戻ってリーダー業務を担い、1年ほどでマネジャーに昇格しました。

そして、キャリアを通して3回の出産を経験し、産休・育休も三度取得しています。また、一度目の育休復帰から現在に至るまで、短時間勤務制度を利用中です。当社には時短勤務のための制度が複数あり、柔軟に利用することができるんですよ。私の場合は、育児に慣れていなかった1人目の出産後は9時始業/15時終業、現在は9時始業/16時終業をベースにしています。

現在の役職は、マーケティング営業部 活用支援グループのマネジャーですね。SPI※ 関連商品の営業活動を行う部門で、新規のお客様を開拓していくチームと、500社ほどの既存のお客様と並走するチーム、それぞれのマネジメントを受け持っています。日々の業務は、セミナーやアンケートの企画、メンバーとのミーティング、各種会議の参加・運営が中心ですね。その他にも、複雑な商談があるときにはメンバーに同行したり、トラブルが発生すれば対応したりしています。

※適性検査「SPI]について

仕事と子育ての両立をどう考え、実践していますか?

まず、「仕事を子どもとの時間に侵食させない」と心に決めています。そう決意したきっかけは、1人目の子どもがまだ0歳の頃の経験でした。その日は子どもの体温が平熱より高く、「熱が上がるかもしれない」と感じながらも、どうしても仕事に行かなければならなくて。保育園に預けるときに、子どもが「ママ行かないで」とでも言わんばかりに泣き叫んだんですね。結局、高熱が出て1時間後には呼び出され、仕事を抜けてお迎えに行くと、ぎゅーっと抱きついてきました。「1歳にも満たない子にこんな思いをさせて、私は何のために仕事をしているんだろう?」と、働き方に対する考えを大きく変えるきっかけとなりました。

現在は時短勤務に加え、リモートワークも活用し、自宅で勤務する日がほとんどです。仕事中であっても、子どもが学校から帰ってきてお友達と遊びに行く時に、顔を見て安否確認をし、「おかえり」「いってらっしゃい」を言えます。その一瞬があるだけで、保護者にとっては心理的な負荷が相当下がり、革命的に働きやすくなってきていると感じます。思い通りにいかない日もあるのですが、最初に「仕事を子どもとの時間に侵食させない」と決めていたからこそ、子育てと仕事を両立できる自分に変わっていけたのだと思います。

育休や時短勤務に対し、周囲の理解はどうでしたか?

当社では、まず業務において、社員それぞれの生き方や意見、強みがとても大事にされていると、入社当時から感じています。業務を通して育まれてきたそのような社風が、育休や時短勤務などの受け入れられやすさにも反映されているのではないでしょうか。もちろん、取得に際して私自身が「どうしよう」と悩んだり、申し訳なく思ったりすることはありますが、「取得しづらい」と思ったことは1度もありません。

時短勤務になってからも、例えば重要な社内ミーティングは夕方以降に入れず、午前の時間帯に設定してもらえるなど、多くの方に助けられているからこそ、この働き方が実現できています。特に、周囲のメンバーには本当に感謝していますね。

リクルートマネジメントソリューションズで働く魅力とは何でしょうか?

「当事者意識」と「自律心 」と「責任感」をしっかり持ち合わせていれば、非常に自由な会社だと思います。私は仕事と子育てを両立し、結果として、2023年度の上期には「全社優秀マネジャー賞」を受賞させてもらいました。これは育休や時短とは関係なく、難易度の高い新サービスの展開において、諦めず成果に結びつけられたことを評価していただけたと感じています。実際にサービスに関わるメンバーにとっても負荷の高い業務だったので、メンバーに取らせてもらった賞だと思っています。

出産など自分のライフステージに応じて働き方を変えていけること、それと同時に、育休取得や時短勤務の利用があっても役職に就くことができ、周囲と協力して成果を追い求め続けられるのは、当社で働く大きな魅力ではないでしょうか。

ENTRY