佐藤瑞和子(人材採用領域)
転職のきっかけは、人材採用を通して入口をつくるだけでなく、その先の「支援」にまで携われる仕事がしたいと考えるようになったことでした。
前職では採用支援サイトの営業をしており、採用が難しい業界における母集団形成※が主な仕事だったのですが、苦労して採用に結びつけていただくことができても、数年後にはかなりの人数が辞めてしまっていたことがわかったんです。採用時の人材と組織とのマッチングも当然重要ですが、その後の支援がいかに大切かを痛感しました。
だからこそ、育成や組織変革をはじめ幅広いソリューションを持っているリクルートマネジメントソリューションズの仕事は、私にとって魅力的に映りました。また、先立って転職していた元同期からの「上司が自分の意見をしっかり受け止めてくれる会社だよ」「自分で考えて行動した結果が尊重される社風があるよ」といった言葉にも、強く背中を押されましたね。
※採用における応募者を集めるための活動
現在私は、ソリューションプランナーとして働いています。入社前に思い描いていたとおり、採用支援やオンボーディングから人材育成、組織変革まで、「個と組織」に焦点を当てたさまざまなソリューションに携わることができる仕事です。
日々やりがいに感じるのは、商品ありきの表面的な提案ではなく、本当の意味でお客様の課題解決につながる提案ができることですね。
例えば、あるお客様企業から「新卒採用で入社した人材の質が下がった気がする。なんとかならないか?」といったご相談をいただいたことがありました。そこでSPI3などのデータを経年比較してみたものの、決して適性や能力が下がってきているとは言い切れません。ヒアリングを重ねていくうちわかってきたのは、「コロナ渦でコミュニケーションの頻度が落ちている」という現状でした。つまり、コロナ禍で出社が制限されているなか、同期のつながりも上司との対話の機会も減っている。さらには、会社が目指す方向性を知る機会も少ないため、会社や仕事に対する理解が深まらず、自身の適性・能力を生かしきれていない状態になっているのではないか……という結論に。提案内容は、お客様にも無事ご納得いただくことができました。
このように、悩み考え抜いた提案をお客様にお伝えし、喜んでいただけた瞬間には、当社のソリューションプランナーならでの醍醐味が詰まっているのではないでしょうか。
佐竹勇治(人材開発・組織開発領域)
一番の決め手は「ここなら企業や社会にとって価値ある仕事ができる」と感じたことです。
前職では自動車メーカーに勤務しており、アメリカの支社に足を運ぶ機会があったのですが、優れた業績を上げていながらも、社員一人ひとりが生き生きと働いていたことが、何より印象的でした。生き生きと働く人が増えれば、企業が元気になる。元気な企業が増えれば、社会も元気になる。そう実感しましたし、自分自身もそのために貢献したいと思いました。だからこそ、コンサルティングやトレーニングといったさまざまなソリューションを持つ弊社には、「個と組織」をより生き生きとしたものに変えていける力がある、と感じたんです。
また、リクルートグループの会社ならではの自由な風土も魅力的でした。世の中に提供しようとする価値が明確ですし、そこに確かな思いが込められていれば、やりたいことを「仕事」として形にできる。そうした風土は、リクルートマネジメントソリューションズにもしっかりと根付いていました。
弊社の仕事の醍醐味は、お客様とともに未来を創っていけることにつきます。いわゆる「人事」の機能は、どんな企業にも存在する“会社の土台”と呼べるものですが、一つの企業の中には、全従業員に関わる課題、部署・部門特有の課題、階層特有の課題といった、実にさまざまな人・組織の課題が存在しています。
そのため、課題解決のためには、上司や先輩、コンサルタントやトレーナー、外部パートナー、そしてお客様との協働を通じて、答えを導き出していくプロセスが大切となります。どんなソリューションの組み合わせが最適なのか。何を・どこから・どのように着手するのか。そうした問いと解決を積み重ね、「個と組織 が変化する兆し」を感じられた瞬間は、大きなやりがいを感じますね。
これからも、企業の中に一人でも多くの「生き生きと働く人」を増やすため、日々挑戦し続けていきたいです。