カウンセリング・コーチング

<よくあるお悩み>

  • 社員ごとに異なる課題に対し、人事としてどのような支援施策を行えばよいのかわからない
  • 環境変化に合わせた管理職のリーダーシップ支援施策を模索している
  • 社員一人ひとりに合わせた柔軟性のあるキャリア開発を模索している

問題・背景

個別支援の手法として注目されるカウンセリング・コーチング

近年、社員の能力開発・キャリア開発を目的に1対1で実施される個別支援のアプローチ「カウンセリング」「コーチング」が、今までになく注目されています。こうしたアプローチが注目されている理由は、主に2つです。1つ目に、社員が抱える業務上・キャリア上の「課題の個別性」がより高まったことがあります。2つ目に、「経験学習」という考え方が注目され、社員個人が業務経験から学習することを重視する傾向が増したことが挙げられます。

(1)社員が抱える「課題の個別性」の高まり

現代の企業やそのなかで働く個人はグローバル化やダイバーシティの高まりなどによって、これまでになく不確実で複雑性の高い環境に直面しています。こうした環境は、チームや一人ひとりの社員が直面する課題の個別性が高まる状況を生み出しています。そのため、各々の状況に合わせたソリューションを提供できるカウンセリングやコーチングの利用が広がっています。

(2)「経験学習」への注目

経験学習とは、「実際の業務経験を省察することで学びを深める学習」のことです。経験学習では、業務経験からの学びを最大化するために「経験→省察→概念化→実践」のサイクルを効果的に回すことが重要です。しかし、日々の業務に追われながら自分自身を客観的に振り返るこのサイクルを1人で回し続けるのは容易ではありません。そのため、カウンセラーやコーチといった第三者の質問、承認、フィードバックなどを通して、個人の省察や行動実践を促進する1対1の個別支援アプローチが注目されているのです。

経験学習モデル

主な課題

個別支援はキャリア開発・リーダーシップ開発と親和性が高い

個別支援の手法を用いた人材開発上の課題はいろいろありますが、主な課題としては、「キャリア開発」と「リーダーシップ開発」の2点に集約されます。一般的に、キャリア開発にはキャリアカウンセリング、リーダーシップ開発にはコーチングが用いられます。

カウンセリングによるキャリア開発

「キャリアカウンセリング」とは、カウンセラーが対象者の職業選択やキャリア開発を支援するプロセスです。対象者の「キャリアビジョンの明確化」「自己理解の促進」「キャリアプランの立案」などを実現することができます。

現代では、社員を取り巻く雇用環境・就業環境は劇的に変化しています。終身雇用の時代は過ぎ去り、自分自身の経験や能力を生かしながら、自律的にキャリアを形成していくことが求められる時代となりました。社員たちは、各々が仕事と育児の両立などの固有の制約に直面しながら、自身の今後のキャリアを随時適切に検討・選択していく必要がありますが、これは決して容易ではありません。そこで、社員一人ひとりが、自らの状況や考え方を考慮しつつ、キャリア選択や将来に向けたキャリア開発を適切に行っていくために、キャリアカウンセリングが積極的に利用されています。

コーチングによるリーダーシップ開発

「コーチング」とは、コーチが対象者との対話を通じて、対象者の立場・役割にふさわしい態度・能力の獲得を支援するプロセスです。対象者の「ビジョンの明確化」「信念・価値観の明確化」「チャレンジ行動の促進」などを実現することができます。

リーダーシップ開発でコーチングが利用されるのは、企業を取り巻く環境変化のスピードが以前より増し、技術などの進化がより速くなったことが大きな理由です。そのため近年、企業のリーダーは、自身の経験からは予期できないビジネスの問題や課題に直面する機会が増え、これまでの成功体験を通じて作られた思考・行動のパターンに疑問をもち、思考様式を更新させていくことが求められるようになりました。自身のビジョンや行動様式を常に確認し、環境変化に適応させるのです。このとき、自分1人で確認するよりも、第三者の力を借りて確認した方がより客観的で効果的な気付きを得ることができるために、コーチングが活用されているのです。

カウンセリング・コーチングのプロセス

課題の解決ポイントや施策例については、課題一覧内の該当ページをご参照ください。


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