SPI3は「相手を深く知ること」をサポートする適性検査です。
面接だけでは確認しにくい「基本的な資質」を、約60年の実績で蓄積したデータをもとに様々な角度から可視化しています。
活用場面は採用から入社後まで多岐に渡り、「人物理解」をベースに“個と組織を生かす”を支援するサービスとなっています。
「相手を深く知ること」をサポートする
リクルートの適性検査
ソリューションプランナーの業務領域は、顧客の採用活動を支援する「採用領域」から、
採用後の定着や成長を支援する「入社後領域」にまで至ります。
ソリューションプランナーが主な関係者と協働しながら、
顧客の課題設定・ソリューション設計〜納品を行っていきます。
自社の膨大なリソースを活用しながら、
より多くの「個と組織」に
影響を与えていきたい。
古川 裕也 Furukawa yuya
2020年 6月入社
HRアセスメントソリューション統括部
ソリューション企画部営業1グループ ソリューションプランナー
私は自分自身を含め、世の中に「自律的に生きる人」を増やしたいと思っています。前職では、主に新卒入社者を対象としたキャリア自律を実現するための支援をしてきました。200名を超える人たちの人生設計に関われたことを誇りに思う一方で、「もっと多くの人や組織に対して影響を与えられるようになりたい」と考えるようになり、転職を考えるようになりました。
いくつか候補がある中で弊社を選んだ理由は、面談時に「汎用的な商品を提案するだけではなく、自分で新しいソリューションをつくって提案する人もいる」という話を聞いたことです。また、弊社は働く人のデータの保有が日本トップクラスと言っても過言ではなく、それらを活用することで、より多くの人が自律的に生きるための支援ができると感じたのです。
入社後は、商品理解を深める研修と、営業未経験だったため営業のロールプレイングからスタートしました。現在は、各業界のリーディングカンパニーを多く担当し、主に適性検査データのより効果的な活用方法を提案しています。例えば、採用領域でのみSPI3を活用されていたお客様に対して、配置配属の検討や新入社員の立ち上がり支援など、さまざまな場面で活用いただく、などです。会社ごとに課題が違いますし、企業規模やビジネスカルチャーに合わせた支援が必要となるので、汎用的な商品をそのまま納品する仕事はほとんどありません。
最も醍醐味を感じた仕事は、SPI3 for Employees(従業員向けの適性検査)を活用した新入社員向けキャリアデザイン研修の実施です。自身の志向・適性を客観的に把握し、キャリアへ接続していくことをねらいにした研修ですが、終了後のアンケートでは受講者から「自分の知らない一面を知ることができた」「自分の得意分野が意外なところにあると知った」など、選択に影響する大切な気づきを生み出せたことがわかり、手ごたえを感じました。何より、適性検査を活用して本人の特性と仕事をマッチングさせて、自律的なキャリア形成を支援することは、まさに自分がやりたいと願っていたことでした。
クライアントの
「真の課題」をつかみ
本当に必要なソリューションを
提供したい。
佐藤 瑞和子 Miwako sato
2021年 11月入社
HRアセスメントソリューション統括部
ソリューション推進部営業1グループ ソリューションプランナー
前職では採用支援サイトの営業をしていました。応募の母集団形成が主な仕事で、人材採用が難しい業界の企業を支援していたのですが、数年後にその企業の人事の方に話を聞くと、採用した人がかなり辞めてしまっていたことがわかったのです。人と組織のマッチングや、採用後の支援の大切さを痛感した出来事でした。弊社に転職しようと思ったのは、採用の入口だけでなく幅広く支援をしたいと思ったからです。
偶然にも前職の元同期が先に弊社に転職していたこともあり、社内の様子を聞いてみると「上司が自分の声をしっかり受け止めてくれる」「自分で考えて行動することが尊重される」などと話しており、そこにも惹かれました。
私が担当するソリューションプランナーの仕事はとても幅広く、採用支援やオンボーディング、人材育成、組織変革に至るまで、「個と組織」に関するあらゆる支援が可能です。しかも、ソリューションが多岐に渡るため、商品ありきの表面的な課題解決ではなく、真の課題解決につながる提案ができます。
あるとき「新卒採用で入社した層の質が下がった気がする」というお客様がいらっしゃいました。SPI3などのデータを経年比較した結果、適性や能力が下がったわけではありませんでした。そこでヒアリングを重ねていくと、コロナ渦でコミュニケーションの頻度が落ちていることがわかりました。同期のつながりが薄く、上司との対話の機会も減ってしまい、さらには会社が目指す方向性を知る機会が少ないため、会社や仕事理解が深まらず、自身の適性・能力を生かしきれていない状態になっていたことが見えてきたのです。この考察はお客様にもご納得いただけましたし、私自身も真因を探って課題解決を目指せるこの仕事の醍醐味を感じました。
※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます