7つの習慣

Covey Network News 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループ発行

第60回 コラム

続・女性の活躍促進を考える〜女性のWILLを高める「組み合わせ」施策とは

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
ソリューション統括部 企画開発部
コヴィーグループ
深見恵理
■法案成立で注目度がより高まる「女性の活躍促進」

2015年8月28日、参議院本会議にて「女性活躍推進法(正式名称:女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案)が成立した旨がニュースとなりました。女性の活躍促進は、今まで以上に企業にとって避けては通れない重要課題とみなされることでしょう。今回のコラムは第58回コラム「女性の活躍促進を考える〜わずか1日で女性社員のスイッチを入れた研修とは〜」に引き続き、女性の活躍促進を取り上げます。

■「できること」から女性のWILLを高める施策の組み合わせとは

企業で女性の活躍促進について考える際、施策実施後のゴールとして、「仕事へのやりがいや意欲を醸成したい」「限定されている業務志向を拡げ、役割期待や仕事内容を変えてほしい」といった女性のWILL(意欲)の向上を求める声をよく聞きます。“意欲醸成”や“業務志向の拡大”を叶えるには、ビジョナリー・ウーマンのように直接女性のWILLに訴えかける施策の導入だけで解決できるように感じます。しかしリクルートマネジメントソリューションズでは、ビジョナリー・ウーマンをスキル施策と組み合わせて実施することをおすすめしています。この理由としては、第58回コラムでもお伝えした、“できることが広がるとやりたいことも広がる”女性特有の傾向が関係します。ビジョナリー・ウーマンのようにWILLに直接働きかける施策だけでも、“きっかけを与えれば行動を変えられる”タイプの意識の高い女性には、とても効果的です。しかし、多くの女性は“周りからの期待に応えられない”ことに対する不安感が強く、不安が軽減されなければWILLを持ちづらい傾向があります。例えば、「管理職」が自分のありたい姿だと気づいても、「管理職になれる力がある」と自分が思えなければ、せっかく見つけた自分のWILLは表明されることなく、消えてしまいます。WILLに働きかけ、ありたい自分の姿に辿りついても、「できる」自信を持てなければ、自分自身のWILLに確信が持てないという女性は多いのです。
スキル施策は「できる自信」を与え、自信はWILLを持つことに対する不安を軽減するのです。

■「高く広い」視点作りの第一歩となるビジョナリー・ウーマン

では、具体的にどのような施策が考えられるのでしょうか。
今企業で多く起こっている変化としてあげられるのは、一般職廃止に伴う「制度改訂」や「女性管理職の登用率目標」です。これらの動きに伴って、企業が女性社員に求める役割も当然変わります。今まではどちらかといえば「決められた範囲の業務を遂行する」ことを求められていた社員は、どうしても「近く低い」視点に慣れてしまいがちです。広い視点で先を見る機会が少ないため、つい仕事についても自分自身の今後についても見失ってしまう人も多いでしょう。ビジョナリー・ウーマンは自分自身としっかり向き合わせ、ありたい姿を描かせる研修のため、役割転換後求められる「高く広い」視点を手に入れるためのきっかけとなり得るのです。

■役割転換後、活躍するために必要なスキルとは

一方スキル施策の目的は、高く広い視点の役割で活躍できる力をつけてもらうことにあります。活躍するためのスキルとしてあげられるのは、「プレゼンテーション力」と「問題解決力」等です。「プレゼンテーション力」は、協働範囲が広がり立場の異なる関係者と交渉する場面が増える中、物事を誰にでもわかるレベルで伝えるために必要な力です。「問題解決力」は、業務改善など深さが求められる仕事の増加に備え、基本的なフレームの理解,
問題点の発見、真因の仮説立てといった基本的なプロセスを理解・実践できるようにとの狙いからご提案しています。活躍に繋がるスキルが身につくことで、より、女性のWILLは高まるのではないでしょうか。
最後に、「組み合わせ施策」を導入いただいたY社様の受講者及び上司の感想を一部、ご紹介します。
 
<受講者の声>
■以前はここまでしなくてもいいかな?と消極的な気持ちがありましたが、踏み込んで業務を行うことができるようになりました。
■今まで困難だと思っていた内容が、そうでもない事に気づき、仕事がより楽しく感じるようになりました。
■いままでは職種別意識が強く、あまりしゃしゃり出てはいけないと思っていました。でも、2種類の研修を受けたことで自信がついてきたので、これからは職種に囚われず、なんでも意見し合い、よりよい職場作りに貢献できるよう提案していきたいです。
<上司の声>
■日々の業務改善に真剣に取り組み、「改善提案」に繋がる提言を自身から進言するようになった。
■報告する内容の中の自分なりの考えやこうしたいという思いを話すようになった。
■能動的に業務遂行をする姿勢が見受けられる。また、自身のアイデアも含め、過去に捉われずより効率的な業務手法を考えている言動が見受けられる。


リクルートマネジメントソリューションズでは、業務に活用できる各種スキル研修もご提供しています。

 

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*本プログラムは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズがフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社より販売を委託されているプログラムです。
*本プログラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の講師が担当します。
*7つの習慣® 他商品名は、米国フランクリン・コヴィーまたはフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の登録商標です。

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