7つの習慣

Covey Network News 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループ発行

第58回 コラム

女性の活躍促進を考える〜わずか1日で女性社員のスイッチを入れた研修とは〜

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
企画開発部 コヴィーグループ
深見恵理
■年々増える「女性の活躍促進」ご相談例〜“時短勤務社員”の葛藤〜

今回のコラムでは「女性の活躍促進」を取り上げます。


ここ数年、いわゆる「女性の活躍促進」に関するご相談をいただく機会が増えています。
女性の働き方が多様化し、結婚退職という選択が当たり前でなくなっている昨今、企業側も女性の活躍促進を推し進めるために様々な取り組みをしています。
結婚・出産後も働き続ける女性が増えている今、企業は雇用確保に向けて女性社員にも長く働いてもらえるような人事制度・福利厚生などの充実を図ってきました。その影響から、新たに「制度に甘んじてしまう女性社員」や「時短勤務にジレンマを抱える女性社員」をどう活用したらいいかといったご相談も寄せられるようになっています。
本日ご紹介するのは、研修「ビジョナリー・ウーマン」受講をきっかけに、時短勤務社員としての自分を見直し、働き方を変更したある女性社員の事例です。

■活躍してもらうための制度に甘んじる女性社員

この女性社員の方は、彼女の勤める大手IT企業(以下B社)で「ビジョナリー・ウーマン」を実施した際に、事務局担当を務められた方です。仮に彼女をA子さんとします。
今回の研修は“時短勤務”で働く総合職女性社員を対象としました。B社では育児休暇が明け、時短勤務になると自分で業務の範囲を狭めてしまうケースが散見されていました。今回はまず、彼女達自身に自分にとっての働く意味を広く考えてもらい、積極的にチャレンジするきっかけとしてビジョナリー・ウーマンを導入しました。
B社は、女性社員が長く活躍できるようテレワークを早くから導入するなどIT企業としての強みも生かして、先進的な取り組みをしていました。しかし、これらの制度や取り組みは多くの女性社員に利用され離職を防止する一方で、制度に甘んじる社員が増えてきたのもまた事実でした。
A子さん自身、元々フルタイムの総合職として前線でバリバリ活躍していた女性でしたが、出産を機に時短勤務社員として働き方を変えていました。

■「『ビジョナリー・ウーマン』が自分を見直すきっかけになりました」

研修受講を終えたA子さんは講師に対し、こう、宣言しました。
「私は時短勤務を止めて、フルタイム勤務で働こうと思います。研修を受けて、自分自身のありたい姿を考え直すきっかけになりました。フルタイムで仕事と家庭を“両立”するのが、私らしさです。」
A子さんは、ビジョナリー・ウーマンを経て得た気持ちの変化をこのように話してくれました。
「私は、”全てのことは自己責任”と思い、自分の選択で時短も選んできました。しかしどこかで“時短だから…”という想いがありました。そして家庭でうまくいかないことがあると仕事へ逃げ、仕事が上手くいかない理由を家庭のせいにする。常に他責化している自分に気づきました。
ビジョナリー・ウーマンは、私に“素の自分”を見つめる機会をくれました。誰に言われたわけでもなく、“時短”を理由に他責化している自分に気づいたのです。」
A子さんはその後、自分らしく働く“両立”の第一歩として、自らフルタイム勤務を会社に志願し、現在も働き続けていると伺いました。

■女性のWILLに働きかける“ビジョナリー・ウーマン”研修

A子さんは自分自身で選択し第一歩を踏み出しました。
ビジョナリー・ウーマンは、女性社員の“WILL”に直接働きかける研修です。女性の活躍を促進させるには、WILL(意欲)・MUST(期待)・CAN(できること)の視界を持って進める必要があります。
活躍に消極的な女性社員も多い中、活躍したいというWILL(意欲)を彼女達に持ってもらうには、MUSTやCANにアプローチし、WILLを高める施策も有効です。会社・上司は女性社員に対する期待や要望を明確にしたり、できることを拡げる支援を実施することで、間接的に女性社員のWILLに働きかけることができます。女性には、周囲からの期待を受けて自分自身への期待値を調整する、できることが拡がることでやりたいことを拡げる…という特有の傾向があるからです。
しかし、期待に応えられないかもとしれないという不安の軽減へのアプローチが継続できず、登用された女性管理職が活躍できない、後に続く女性が出てこない…という結果に終わるなど、会社が行う間接的アプローチには限界もあります。
その点、ビジョナリー・ウーマンはMUSTやCANからのアプローチでなく、女性自身が自らのありたい姿を考えることで、直接WILLを高める効果があるプログラムです。
女性の就労が進むにつれ、従来の働き方に対する固定概念も薄れ、女性自身が働き方について多くの選択肢を持つようになりました。選択肢が多様化しやすい女性だからこそ、自分自身を見つめなおし、自分の“WILL”をはっきりさせることが、全ての女性社員にとって必要なのではないでしょうか。

今回のコラムでは一例として、時短勤務者を対象とした事例をご紹介しましたが、ビジョナリー・ウーマン自体は一般職女性社員や管理職女性に対しても、効果をもたらす研修です。

女性の活躍促進施策を検討されている皆様の、お問合せ・ご検討をお待ちしております。
★☆フランクリン・コヴィー・ジャパン講師で自らもワーキングマザーとして活躍されている武藤講師との対談コラムはこちらです★☆

 

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*本プログラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の講師が担当します。
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