7つの習慣

Covey Network News 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループ発行

第54回 コラム

人気ファシリテーターが語る!フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社  加藤純一氏 インタビュー 【「7つの習慣」編】

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
ソリューション統括部 コヴィーグループ
深見 恵理
■加藤講師と「7つの習慣」

今回・次回のコラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社で長年ご活躍されている人気ファシリテーター、加藤純一氏へのインタビューです。加藤氏は、「7つの習慣 SIGNATURE EDITION 4.0」「ディスカバリー」等、多くのプログラムをご担当されています。
本インタビュー前編では、「7つの習慣」との出会いや、講師の立場から考える「7つの習慣」の効能、研修を行う上でのモットーなどをざっくばらんに語っていただきました。

■すべての始まりは一通のFAXから

(編):ファシリテーターとして、長年ご活躍されている加藤さんですが、そもそも「7つの習慣」を知ったきっかけは何だったんでしょうか。

加藤:1993年の秋口のことでした。当時私は、新卒入社した会社で人事をやっていて、人材育成プランなどを考えていました。ある時、会社にセミナー紹介FAXが届き、「7つの習慣」というタイトルにとても興味をひかれました。

(編):最初は、興味本位だったんですね。

加藤:そう。このセミナーで、今でも忘れないような出来事がありました。
当時のファシリテーターは「7つの習慣」を日本に紹介したジェームス・スキナー氏でした。彼は参加者に向けてある問いかけをしました。
「みなさんは何のために働いているんですか?」
「何のために」なんて考えたことがなかった私は、マイクを渡され参加者を代表するようなカタチで答えることになってしまいました。何かカッコいいことを言いたかったのですが、そのとき出てきた答えは「生活のため」でした。彼はそれを聞いて、「みなさん、加藤さんは『生活のため』とおっしゃいました。自分らしく生活し、そして家族を養うために仕事をする。これは人間の基本的な営みであり、大切なことですよね。素晴らしい!みなさん加藤さんに盛大な拍手を!」と言ったんです。彼のフォローが素晴らしかった分、自分がものすごくカッコ悪く感じました(笑)
でも、私はそれから真剣に、自分のミッション・ステートメント(自分の行動の原理原則のようなもの)を考えるようになりました。

(編):今でも鮮明に覚えていらっしゃるほど、インパクトのある経験をされたわけですね。

加藤:受講者としても多くの研修を見てきた私が、心の底から役立つと思った研修は3つだけ…もちろん、「7つの習慣」はそのうちの一つ。時が経っても古くならないし、ひも解くたびに新しい気づきがあります。「7つの習慣」を「自分の人生を自分らしく生きるためのもの」と考えていた時期もあれば、今は「周囲との理想的な関係を築き、自分らしく幸せな生き方をしていくためのもの」などと、捉え方も都度違っています。それだけ奥深いものなんです。

■ファシリテーターが介在する必要性とは

(編):「7つの習慣」は誰にも役に立つ懐の広い研修ですし、受ける人によって作用の仕方が異なる研修だと思います。 だからこそ、ファシリテーターとしてご苦労されている部分もあるのではないでしょうか?

加藤:私は研修は「ライブ」だと思っています。だから受講者のどんなリアクションにも対応できるように、朝9時に自分を最高の状態に持っていく・・・ファシリテーターとしてこの繰り返しが大変といえば大変ですね。
たまに「去年の研修内容と違いますね」と言われることもあるのですが、全く同じ研修ならビデオを流すだけでいいと思うんです。研修の場に人間が介在する必要性を考えないといけない。だから私は場の空気や熱を読んで、学びが深まる瞬間を嗅ぎ取っているんです。
例えば第2の習慣が刺さる受講者もあれば、第4の習慣でわが身を振り返る受講者もいます。研修の手順はある程度決まっていますが、限られた時間で、より深い気づきを得てもらうには、伝え方を調整していくことが大事だと考えています。

(編):昨年「7つの習慣」のプログラムがバージョンアップしましたが、ファシリテーションの仕方も変わっていますか?

加藤:個人的にはグッとやりやすくなりましたね。新しいバージョンは「7つの習慣」をまず実践してみるという具体的なアクションを意識しながら進行する研修スタイルですから、受講者リアクションがより明快です。一つでも腹に落ちるものがあれば、そこから自分で学びを深めていけばいいのですから。

■課題が明確なほど「7つの習慣」が活きる

(編):「7つの習慣」の研修は、組織に対してはどのような影響を与えることができるのでしょうか。

加藤:まずは組織の課題を明確にすることが大事です。「7つの習慣」は汎用性が非常に高いので、あらかじめ課題を浮き彫りにしておけば、研修の場でそこにアジャストしていけます。
受講者自身が課題を明確にすることができれば、「7つの習慣」の考え方に照らし合わせながら自分に足りないものを選択しようとします。そして、自分の進むべき方向性が見えてきたら、イキイキと働けるようになります。こうした一人ひとりの変化が、組織を変えていくことに繋がるのではないでしょうか。
一方で、「7つの習慣」を学ぶ中で、新たな課題が見えてくることもありますね。「お客様とWin−Winの関係を築こうとしているけれど、部下と上司の関係は本当にWin‐Winになっているの?」とか、いろいろ見えてくるんです。新たな課題を発見し、それをじっくりと掘り下げていくことも重要ですね。


次回コラム更新予定の2月下旬は、ちょうど次年度の新入社員たちが最後の学生生活を楽しんでいる頃合でしょうか。「いつ学ぶべき」という正解はない「7つの習慣」ですが、一方で新人時代の「学び」には非常に意味があると思います。そこで次回のインタビュー【「ディスカバリー」編】では「7つの習慣」をベースとした新入社員向けプログラム「ディスカバリー」について、加藤講師へのインタビューを引き続きお送りします。

※文中では
加藤:フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 加藤 純一(敬省略)
(編)::リクルートマネジメントソリューションズ スタッフ


 

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*本プログラムは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズがフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社より販売を委託されているプログラムです。
*本プログラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の講師が担当します。
*7つの習慣® 他商品名は、米国フランクリン・コヴィーまたはフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の登録商標です。

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